表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ブサイク得点王だった俺、最強スペックでサッカー人生やり直し〜今度こそ美女も世界一もすべてを奪い取る〜  作者: クズ吉(くずよし)
プロローグ

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

20/39

第20話 バレンタインデー

 2012年2月


 年が明けてしばらく経って今日はバレンタインデー。 

  

 中学校では朝から持ち物検査が行われ、いくつものチョコが没収されていったという。

  

 俺も何人もの女子から「チョコを作ってきたんだけど、先生に取られちゃった」と泣き言を言われた。

 

 それを伝えられた俺はというと…


 女の子達が俺のためにチョコを作ってきてくれた事と、何が入ってるかわからない手作りチョコを食べなくて済んだこと。


 その両方を味わえていい気分だ。


 先生はグッジョブだな。


 まさに気持ちだけ受け取ったバレンタインデーの学校だった。


 紗那と望結からは、放課後家に帰ってから俺がクラブの練習に行くまでの間にチョコを渡したいと事前に言われていた。


 二人ともわざわざ部活を休んでまでチョコを渡してくれるらしいので嬉しい限りだ。


 二人の手作りチョコなら何が入ってたとしても喜んで食べるさ。


 可愛い俺の彼女達だからな。


 そうだ、せっかく二人が休むなら…

 

 早速紗那の家に準備をしてからチョコをもらいに行く。


 ピンポーン


 「はい」


 「大雅だよ。紗那と茉那ちゃんどっちかな?」


 「どっちでしょ〜?」


 「そのテンションは茉那ちゃんだね。お姉ちゃん呼んでくれる?」


 待つこと数分…


 紗那と茉那が一緒に出てきた。


 「なんか茉那も大雅にチョコ渡したいんだって」


 「昨日の夜お姉ちゃんと違うチョコを作ったんだ。袋に名前書いてるからちゃんと見て味わってね」


 なんと姉妹から2つもチョコを貰ってしまった。


 「ありがとう二人とも。すごく嬉しいよ。味わって食べるね」


 「それじゃ、練習頑張って」


 紗那が早くも別れの雰囲気を醸し出す。


 「あ、待って。紗那には制服のままでいいからついて来てほしい場所があるんだ」


 「…ん。分かった」


 紗那は何かを察したのか一瞬怖い雰囲気になった。


 しかし茉那がいるおかげでそれは封じられた。


 「いってらっしゃーい」


 「茉那ちゃん明日チョコの感想伝えるよ」

 

 「うん、じゃあ明日も家にいる」


 「おっけー。じゃあまた明日」


 よし、明日は茉那と一緒に過ごそう。




 ・・・・・




 「どこ行くかもう分かった?」


 「最初から分かってたけどね」


 俺と紗那は目的地に向かって歩いている。


 俺達の家から歩いて30分のところに目的地はある。


 そう、望結の家である。


 夏に初顔合わせをして以来3人で集まることはなかったが、せっかくだから3人で過ごしたいと思ったのだ。



 ・・・・・



 「はい、チョコ♡」


 「ありがとう望結。すごく嬉しいよ」


 「さっき私に言ったのと変わんないじゃん」


 望結の家のリビングに上がらせてもらった俺達。


 俺は望結からチョコを貰い、紗那が横槍を入れる。 


 「ねぇなんで紗那ちゃん連れてきたの?」


 望結が俺に聞く。


 「あぁ、今日は3人で時間を過ごそうと思って。練習あるからあんまり時間はないけど」


 「二人っきりが良かったなあ」


 「そんなの私だって」


 望結と紗那は早くも対決モードだ。


 「まぁまぁとりあえず二人ともおいで」


 そう言って俺は二人を抱き寄せる。 

 

 そして中学校の制服姿の美少女二人を交互に見る。

 

 「紗那、望結、今日も可愛いね。俺、二人に同時にキスしてほしい」


 「ねぇ何で私を後に呼んだの?」


 望結が文句を言う。


 「いや、まぁそれは…いいじゃん」


 「よくないよ。平等に扱うって約束は?」


 「大雅、そんなん一々気にする必要ないよ。私とキスしよ」


 ちゅっ…


 紗那が俺の顔に手を添えてキスをしてきた。


 「紗那ちゃんずるいよ。大雅君私ともしよ」


 ちゅっ…


 今度は望結とのキス。


 「あのー同時にしてほしいんだけど」


 「しょうがないなぁ。紗那ちゃんいくよー」


 「何で同時にキスしなきゃなんないの」


 今度は紗那が文句を言う。


 「嫌なら別にいいけどね。私、大雅君とキスしまくろーっと」


 「はぁ…分かった。せーのっ」


 ちゅっ…


 俺達はその後も3人の時間を楽しんだ。



 ・・・・・・・


 

 「たーいーがー君♡時間大丈夫?」

 

 「へっ?やば!もうこんな時間!紗那帰ろっか」


 「うん…」


 望結の家から急いで自宅へと帰る。






 帰り際二人が睨み合っていたことに、慌てていた俺が気がつくことはなかった。



もしこのお話が良いなって思ったら下の評価★★★★★、リアクション、ブックマーク、コメントをして頂けると今後の励みになります!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ