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ブサイク得点王だった俺、最強スペックでサッカー人生やり直し〜今度こそ美女も世界一もすべてを奪い取る〜  作者: クズ吉(くずよし)
オフシーズン編その1

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133/146

第133話 2015アジア杯part7

 ピーッ!


 オーストラリア、決勝戦の地に試合開始のホイッスルの音が鳴り響く。


 2015アジア杯


 決勝


 日本代表VS韓国代表


 KICK OFF!


 日本ボールで始まる。



 ・・・・・・・


 

 前半5分頃


 ここまでお互いロングボールを蹴り合って、ボールが落ち着かない状況が続いている。


 ここは一発俺がシュートを放って日本に流れを引き寄せたいところだ。


 俺はペナルティーエリア外からミドルシュートを放つ!


 ボンッ!











 バシッ!


 ゴール枠内に飛んだシュートは韓国GKキン・ジヌニョヌによって弾かれる!


 日本ボールのコーナーキックとなった。


 うん。それでいい


 セットプレーのチャンスは、あればあるほど相手に負荷をかけられる。


 ただ韓国の今日のスタメンの平均身長は日本を大きく上回る。 


 韓国も簡単にはやらせてくれないだろう。

 

 さぁ、コーナーエリアで右IH榎本がボールをセットして…


 ボンッ!


 クロスを上げる!


 俺は相手DFと駆け引きをしながらクロスボールに頭を合わせる!


 ドンッ!









 ボンッ!


 俺の放ったヘディングシュートは、ゴールライン上に立っていた韓国DFによってクリアされた。



 ・・・・・・・



 前半15分頃


 韓国のフォーメーションは4-2-3-1だろうか。


 7番ソム・フムニムが右SHの位置にいる。16番キ・ソムウォムはボランチだ。


 現在韓国の攻撃。


 右CBから長身のCFにロングボールが放り込まれる!


 CFはボールを胸トラップしてポストプレー!トップ下にパスする!


 トップ下はドリブルで持ち上がり、左SHにパス、左SHはオーバーラップした左SBにスルーパスを送る!


 ボンッ!


 相手左SBの高さのあるクロス!





  




 ボンッ!


 このボールは左CB米谷がヘディングでクリア!


 しかしセカンドボールを回収したのは韓国のトップ下だ!


 相手のトップ下は右SHソム・フムニムにパスを送る。


 ソム・フムニムのミドルシュート!


 ボンッ!









 パシッ


 GK神山が指先でボールに触れるも…


 パサッ!


 ボールはゴール右隅に突き刺さった。


 GOAL!


 日本0-1韓国


 ワアアアア!


 韓国応援団が歓喜に沸く!


 ソム・フムニムはコーナーエリアに向かい、ジャンピングガッツポーズ!


 彼の元へ韓国メンバーが集まる!


 「くそ〜!」


 韓国に先制されてしまった。


 ソム・フムニムは警戒していた選手なのに。

 

 思えば今大会で初めて先制された試合だな。


 日本代表の皆もがっかりだ。


 その表情にはどうしても疲れが色濃く見える。


 パンッ、パンッ!


 「最後の試合です!勝って終わりましょう!すぐ追いつきますよ!」


 俺は手を叩いて他のメンバーを鼓舞する。


 しかし前半のうちに日本は韓国に追いつく事は出来なかった。



 ・・・・・・・


 

 ハーフタイム。

 

 「韓国がアジアチャンピオンになったのは55年前だそうだ。さぞかしチャンピオンの座を欲していることだろう。

君たちは2011年の、前回大会のアジアチャンピオンとしてむざむざとその座を明け渡すのか?確かに休息日の面でも、ターンオーバーをしなかった面でも私達は不利だ。

しかしそんなものは日本代表としての誇りを前にすればちっぽけな物のはずだ!」


 アビーネ監督が選手達を前に話す。


 「日本の家族を思い浮かべるんだ。日本のテレビの前で応援してくれているファンを思い浮かべるんだ。このオーストラリアに来てくれた日本代表のファンを思い浮かべるんだ!!

彼らに勝利を届けたくはないか!?届けたいだろう!それなら残り45分走り回れ!君達は日本代表なんだ!アジアチャンピオンなんだ!

この試合に勝って、もう一度アジアの頂点に立つんだ!!」


 「行くぞ!」


 アビーネ監督の話を聞き終え、羽賀田キャプテンが掛け声を出した。


 「「オウ!」」


 選手達の気合は十分だ。


 ここからは本当に気合との勝負になる。


 疲れが限界とはいえ、あと一歩速く足を動かしていたらなんてそんな後悔はしたくない。


 日本代表の誇りを胸に、全力で韓国代表に挑む!


 後半逆転だ!

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