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ブサイク得点王だった俺、最強スペックでサッカー人生やり直し〜今度こそ美女も世界一もすべてを奪い取る〜  作者: クズ吉(くずよし)
2014シーズン編

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101/125

第101話 Nリーグ第27節VSヴィクトナウス神戸part3

 ハーフタイム


 ロッカールームで二階堂監督が熱弁する。


 「新潟戦から数日しか準備期間がなかった中で今日の守備は集中してよく守れている!途中不運なPKもあったが、ナガのストップで逆に勢いづいた。後半も1人1人が集中して守備をしよう。あえて言う今日こそクリーンシートで勝つぞ!」


 「「オウ!」」


 チームは1つにまとまった。


 クリーンシートでの勝利という明確な目標に向かって選手達はピッチへ向かう。



 ・・・・・・・



 ピーッ!


 後半開始の笛が鳴る。


 ヴィクトナウス神戸VS名古屋アハト


 後半


 KICK OFF!


 名古屋ボールで始まる。



 ・・・・・・・



 後半15分頃


 名古屋の攻撃


 左CB高尾からCFケリーに楔のパス!


 ケリーは左IH立木にはたき、立木はDMFダミスコムへパスする。


 ダミスコムは右CB陸奥に、陸奥は右SB八木に、八木は右サイドに張った俺へボールを運ぶ。


 俺は細かいタッチのドリブルで相手DFの目線を引きつける!


 そしてオーバーラップをする八木にスルーパス!


 ボンッ!


 八木は中央へ高い軌道のクロスを送る!


 


 ボンッ!


 中央にいたのはCFケリー!長身FWの強烈なヘディングシュートが放たれる!








 バシッ!

 

 このシュートは神戸GKがゴール枠外に弾く!


 名古屋ボールのコーナーキックだ。



 ・・・・・・・



 後半25分頃


 神戸の攻撃


 10番望月から左SBにパス。


 左SBは左SHにボールを渡すと同時に、左SHの外側からオーバーラップ!

  

 左SHはそれを使わずにカットイン!


 ペナルティーエリア内、逆サイドの右SHペゴノJrに向けてクロスを放つ!


 ボンッ!


 ペゴノJrに届く前に名古屋左CB高尾がクロスを跳ね返す!


 セカンドボールを拾ったのは…


 神戸ボランチシムクイシオ!


 CFマヌリーミョスとワン・ツーパスを交わしてペナルティエリア内に侵入、シュートを放つ!


 ボンッ!



 


 


 バシッ!


 右CB陸奥がシュートブロックに入る!


 しかしボールはこぼれ球に反応した神戸トップ下望月に渡る!


 望月のシュート!


 ボンッ!








 ガシッ!


 このシュートは名古屋GK長嶋がコースを読んでいた!しっかりキャッチしてホールド。


 チャンスは作られているものの、最後はやらせていない。


 いいぞ!このまま試合終了まで無失点だ!



 ・・・・・・・


 後半40分頃


 名古屋の攻撃


 俺は右サイドを縦に突破、クロスを上げる!


 ボールの軌道はCFケリーに向かっている。しかし…


 バシッ!


 神戸GKのパンチングによってペナルティエリア外にボールは弾き出された!


 ボールを回収したのは神戸ボランチシムクイシオ。


 「まっずい!」


 俺は全速力で守備に戻る!


 シムクイシオは少しドリブルで運んで右SHペゴノJrにボールを預ける!


 徐々に中央に方向転換しながらグングンと前進していくペゴノJr!


 それに合わせてポジションが被らないよう右サイドに走りこむCFマヌリーミョス!


 ペゴノJrはマヌリーミョスを使う!


 マヌリーミョスもドリブルでボールを運んで右サイドペナルティーエリア内!


 マヌリーミョスは中央を見る!ペゴノJrへのパスは名古屋CBが警戒している。


 マヌリーミョスが出したパスは…


 マイナス方向!


 10番望月が走りこんでいた!


 ボンッ!


 名古屋右SB八木がブロックに向かうが…


 シュートはゴール左隅に向かっている!


 





 



 バシッ!


 名古屋GK長嶋がシュートを弾く!


 しかしボールがこぼれた先には…


 フリーになった神戸左SHが狙っていた!


 長嶋はシュートストップで体勢を崩している!


 ゴールはがら空きだ!


 ボンッ!


 左SHは右足を振り抜く!




 「やらせるかぁ!」


 バシッ!


 俺は長い脚を伸ばしスライディングでシュートブロックをする!


 弾き出されたボールはゴールラインを割り、神戸ボールのコーナーキックとなった。


 「ッシャー!」


 「大雅!よく戻ったな!」


 「タイガー!ナイスブロック!」


 パチン!


 守備陣の皆とハイタッチをして気を高める!


 「あと少し!守り切りましょう!」


 「「オウ!」」


 

 ・・・・・・・



 後半45分頃


 ついにその時が来た。


 ピッ、ピッ、ピー!


 試合終了


 神戸0-2名古屋


 「よっしゃー!」


 「クリーンシートだぁ!」


 「ようやく…ようやくだ」


 守備陣だけじゃない、チーム全員がこのクリーンシートでの勝利を喜んでいた。


 なにせ第15節以来12節ぶりのクリーンシートでの勝利だ。


 「よく頑張った!よく耐えきった!俺はこのチームが誇らしいよ!」


 試合終了後二階堂監督は今までに見たことがないくらい上機嫌だった。


 試合後のロッカールーム、帰りのバスの中、いつまでもいつまでも俺達はこのクリーンシートの喜びを噛み締めるのであった。


 さぁ、念願のクリーンシートを達成した名古屋アハトだが、このあとは代表戦でNリーグは中断だ。

 

 今回俺は日本代表として、アルゼンチンとブラジルという南米の強豪と戦う。


 俺は世界一のサッカー選手に今からなる。


 そう決めた以上アルゼンチンだろうが、ブラジルだろうが粉砕してやる!



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