8話 仮面ヒーロー エイフ 第一話
退屈しない長さのはず
仮面ヒーローの収録がついに始まった。
これからのスケジュール表を見て俺は震えていた。
…のは半年前の話。
本当に控えめに言って地獄みたいになスケジュールだった。
特に夏休みが本当に、もう、ね。
毎日朝早くから夜の10時までずーっと収録をしていたのだ。
ま、やめとくか聞かれた時に「やれます!」って言っちゃったのが良くなかったか。
でもいけると思ったし、実際に行けたし。
ともかくそんな地獄を経て今日はついにエイフの第一話放送日。
俺は自分の部屋でお菓子を食べながら放送時間を待つのだった。
〜
「おっ始まった」
始まるとそこには見慣れた校舎が。
そう今回はなんと明ヶ丘高校の校舎を使っている。
なんでも学校の偉い人が大の仮面ヒーロー好きで今回俺と京香さんが出るという話を聞いて快く貸してくれた。
場面は変わり教室の中
「お前ら〜転校生が来ているがくれぐれも変なことは
しないようにな〜」
高坂先生というキャラがそのようなこと言いながら転校生を紹介してくる
「それじゃあ入ってきてくれ〜」
そうして教室に入ってきたのは
「「「きゃー」」」
「お前ら〜男だからってうるさいぞ〜。
はい自己紹介して」
「俺は霜月恒太郎。この学校の全員とダチになる男だ!」
俺だ。恒太郎はコミュ力お化けで誰とでも友達になれる。俺とは違うキャラだが本人とは違う性格のキャラは俳優をやる上で絶対にやらなければならない。
「はい。じゃ〜おまえはそこの席に座れ。ホームルーム始めるぞ〜」
ここでOPが始まる。
ここも結構大変だった。俺は歌はこの世界に入ってから少しおろそかにしてしまっていた。だから急いで特訓したんだよな。
ここで場面は変わり
昼休みの時間。
恒太郎が学校探検しているシーン
「ふむふむここが数学準備室でここは─ん?」
そこで恒太郎は地図に載っていない謎の扉を見つける
「なんだこりゃ」
扉を開けるとただの倉庫だった。
「ったくただの倉庫かよ」
そう言った次の瞬間
「よいしょ」
「うわぁ」
「わっ!」
掃除用具入れから人が出てきた
「びっくりした〜。脅かさないでよね」
「だってお前が変なとこから出てくるから」
「それもそうか〜」
「ってかお前は掃除用具入れの中で何してたんだよ」
「それはね〜。知りたい?」
「教えてくれねーのか?」
「ふっ。まあ〜いっか」
このキャラは南條 陽葵
ちなみにこのキャラを演じているのはあの新入生代表挨拶をしていたお嬢様。
あの人が俳優ってことをこの時に知ったんだが、あの人すごいな演技しながら首席だったのか。
「この掃除用具入れはね〜地下に繋がっているんだよ」
そう言いながら陽葵と恒太郎は階段を降りていく。
「どどん」
「おお〜」
地下にはいろいろなものが転がっている。
中でも目を引くのは
「なんだこれ?」
「仮面ヒーローって知ってる?」
「しらねぇな」
「簡単な話悪い奴らをやっけるヒーロー」
「ってことはこれはそれ関係ってことか」
と恒太郎がそこに置いてあったベルトを指差して言う
「そう…なんだけどね。これの使い方はなんかところどころボロボロだったけど説明書あったからわかるし戦い方もわかる。ただなぜか変身できないんだよね。」
「ふーん。ところでこのスイッチは?」
「それはね。トランスイッチ!それを使って戦うんだよ」
「変身したことないのにそんなことわかるんだな」
「うっ」
そしてチャイムがなり、2人が地下室から出ようとしているところに
「キャー」
とどこからか悲鳴が聞こえてきた。
2人が悲鳴の方向に向かうと女子が腕が一本の触手のになっている化物に襲われている。
「なるほど。あいつが悪い奴ってことか!」
そう言うと恒太郎は腰からさっきのベルトを取り出す。
「いつの間に!」
「そんな細けぇことはいいだろ」
そう言いながら恒太郎は変身…しない
「…これどうやって使うんだ?」
「ああもう」
そう言いながら陽葵がベルトを恒太郎の腰に当てて
4つのスイッチを順番に入れていく
〈3…2…1…〉
「はい変身って言ってレバー倒して!」
「ああ。変身!」
効果音と一緒に恒太郎が煙に包まれ
仮面ヒーローエイフになる。
「これが変身か!」
「はい、敵来るよ」
「おう!」
そう言いながらバトルが始まる。
初めてはエイフ有勢だったが敵も慣れてきたのか徐々に押されていく。
「だあクソ。あの腕反則だろ」
そこに
「これ、使って!」
そう言う陽葵が投げたものは01と02と書かれたトランスイッチ
「それをベルトの1番右とその隣に入れて」
「こ、こうか」
「で、1番右のスイッチの刃部分を回転させて!」
「わかった!」
〈チェーンソー〉
スイッチが起動するとエイフの右腕がチェーンソーに変形する。
「なるほど!」
そう言うとエイフはチェーンソーを使って触手ごと攻撃していく。
ちなみに一部を除きエイフは実際に俺がスタントしている。
「そしたらベルト横のボタンを押せ」
〈フィニッシュ〉
「右から2番目のスイッチのボタンを押してレバーを倒して」
「ああ!」
〈ロケット〉
〈エイフキック〉
「エイフキック!」
そう言うとエイフは飛び上がり右足がロケットに変形した状態でロケットの推進力を使用し飛び蹴りを放つ。
敵はボロボロ、あと少しで倒せると言うところで
〈スモーク〉
どこからともなく煙が出てきて煙が晴れた時には敵はいなくなっていた。
2人が?顔をしているところにEDが流れる。
ちなみにエンディングは4パートあり1パート目は俺が、2パート目は京香さんが3パート目は慎吾が、4パート目は1パート目のサビを3人で歌う、と言うものだ。当時はなぜに慎吾?となったのも懐かしい。
ともあれこれでエイフ第一話は終了となった。
設定集をそのうちあげます。
感想 ポイント リアクション等よろしくお願いします。
おい今ブラウザバックしようとしたそこのお前!そうお前だよ!
もう1話だけ!もう1話だけ見てってください!




