さし出された掌に乗せられるものだけに
掲載日:2025/11/29
はみ出しものってことよ。
勝手 気ままな方角を向いてる
万人それぞれの満足の
幾つまでなら応えてやれるか
そんな気もとっくに失せただろ?
せめてひとりの期待を裏切らないでいたいって
そんな原点を忘れてさ
ぼくはもうつきあいきれないよ
さし出された掌に乗せられるものだけに
存在価値を認めるつもりなら
とりこぼされた有象無象をかき集めて
狭い箱庭に敷き詰めよう
その場所で万人をはずれたものたちと
窮屈で悪いがボールでもころがして遊べりゃいいぜ
勝手 知ったる方法を選ばぬ
万策それぞれの優劣の
幾つまでなら勝負がついたか
総当たりさせてはやれないぞ
せめてひとつの真理を見失わずにいれたらの
そんな初心など どこへやら
きみはまだ気づいちゃいないんだ
さし出された掌に乗せられるものだけに
存在意義を見出す世界なら
篩を脱けた些事小事まで継ぎあわせて
狭いテーブルに敷き広げる
その場所で万策尽き果てたものたちと
豪勢じゃなくてもあたたかい晩飯を囲えりゃいいぜ












