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ハロウィン・キャッツ2  作者: しんた☆
6/9

第6話 孤独な令嬢

さて、病院に運ばれたリサをどうしているでしょう。

あれ? ロイドの方でも動きがあるようです。

 翌朝、俺とサムはさっそくリサと面会するべく、病院に向かった。しかし相手は病院。俺は例によってサムの上着のポケットに押し込まれた。

 サムはエリックと一言二言話をすると、すぐにリサの病室に案内された。


「やあ、気分はどうだい?」

「あんた、誰?」


 子どもらしいが、とても疲れた声だった。サムがリサを助けたいきさつを簡単に話してやると、ふ~んと気のない返事を返してくるだけだ。


「随分ひどい怪我をしているようだが、いったい何があったんだい?僕でよかったら、話してくれないか?」

「うるさいなあ。見ず知らずの人に、何を話せっていうのさ。それとも謝礼でもほしいわけ?」


 随分とすさんでいるようだ。とてもお金持ちの一人娘とは思えない。これはてこずりそうだと思っていると、サムが声色を変えてきた。


「そう怒るなよ。こう見えても、僕は探偵なんだよ。君がどんなことをして怪我をしたかなんて、お見通しさ。」

「警察に連れてくの?!」


 リサはやっと本当の声で話したようだ。


「まあまあ、そんなに焦るなよ。ここは取引だ。どうする?僕の質問に答えてくれるなら、君のしていたことをここの医者や警察には言わないであげるよ」

「信用できない」


 サムの言葉が終わるより早く、リサはするどく答えた。どうやら、いろいろ学習してきたようだ。サムはどうしたものかと考えをめぐらせていたが、ふっと何かを思いついて自分のノートパソコンを引っ張り出してきた。


「いいかい。これから僕の相棒のとっておきの芸を見せてやろう。それと引き換えでどうだ?その代わり、これは他の連中には絶対に言わないでほしいんだ」


 サムはそういうと、俺を内ポケットから引っ張り出してパソコンの前に座らせた。


「何それ? くだらない。ネコがパソコンでもやるっていうの?

 もしそのネコが、言葉を打ち込んだりできるっていうんだったら、信用してあげるけど?」


 バカバカしいといわんばかりだ。サムが俺に目配せしている。しょうがない。ここはひと肌脱いでやるか。


『はじめまして。ボクはグレンといいます。』


 リサは唖然として俺を見つめていた。


「だ、だけど。こんなことぐらい躾けたらできるかもしれないじゃない。ねえ、私を見て、どう思うか書いてみなさいよ!」


 リサはそれでも信用できない様子で、違う要求を突きつけてきた。


『君は、なんだか寂しそうだね。友達はいないの?』


 リサはぐっと言葉を飲み込んだ。そして、ぷいと窓の方を向いたまま、しばらく考え込んでいる様子だった。

 サムは俺にどうしたものかと合図を送ってきたが、ここはそっと待つしかないだろう。


 開けたままの窓から、涼しい風が流れ込んでくる。それが心地よいと感じるのだから、夏は近いのだろう。


 サラサラとカーテンを揺らしていた風がゆるりと止まったとき、リサは居心地悪そうに体をこちらに向けなおして、観念したように話し出した。


「分かったわ。あんたたちが約束守ってくれるんなら、話してあげる。」

「そう来なくちゃ!」


 サムが俺にウインクをしてよこした。


「もうだいぶ前のことだけど、私、学校のホームワークで親の仕事について調べてレポートを書くように言われてたの。それで、パパの部屋に行こうとしたんだけど鍵が掛かってて入れなかったのよね。提出期限は5日後だったから急がなくてもよかったんだけど、パパったら仕事の事はなにも教えてくれないし、留守の間に少しでも調べておきたかったのよ。」


 遠くを見つめる様にして話す横顔は、まだ幼い。その口から意外なことが言い放たれた。


「今でも不思議なんだけど、ある日、私の部屋の前に鍵が落ちていて、家のカギって、どの部屋も同じデザインで作られてるから、家の中の何処かだろうとは思っていたんだけど、面白半分でパパの部屋の鍵穴に差し込んだら、開いちゃったのよ。」

 

 サムはチラッとこちらに視線を送ってきた。確かに出来すぎているが、ここは聞き流すしかないだろう。


「パパの部屋は前よりちらかっていて、あちらこちらに書類がいっぱいあったわ。いろいろ見たけど、やっぱりパパに説明してもらわないとだめだってわかったの。それで、諦めてちょっと休憩しようとパパの書斎のイスに座って机に向かってみたら、真正面に小さな写真立てがあって、そこに…。」


 幼い瞳は明らかに動揺し、その日のショックを思い出していた。俺は、キーボードに向かって言葉を打ち込んだ。


「何か、見たくないようなものでもあったの?」


 文章をちらっと見ると、深いため息とともに悲しげにうなずいた。


「そうよ。そこに、パパと知らない女の人の写真があったの。ショックだったわ。まだママが亡くなってからそんなに何年も経っていないのに。

それで、ちょっと引き出しも開けてみたの。そうしたら、写真立てにあった女の人のヌード写真まで出てきて、私、ショックでパパの部屋を飛び出してきちゃったわ。」

「ひどい話だなぁ。おふくろさんが亡くなって、頼りにしている父親だっていうのに」


 サムは自分の娘キャシーとリサをダブらせているのかもしれない。アースフィールド氏に対する怒りは相当なものだ。


「それからは、何もかもがウソに見えて、誰のことも信用できなかった。それで学校をサボって、街をうろうろしているとき、ショーンっていう男の人に声をかけられたの。

 今から思えば、ショーンは札付きの悪だったわ。初めから私を仲間に引き入れるつもりだったのよ。初めは私の身の上話を真剣に聞いてくれて、帰りたくないと言えば食事や宿泊の手配もしてくれて、なんていい人なんだろうって思ってた。」

「ところが、そうじゃなかったってわけか。」


 サムが割って入った。


「そう。今度はお前が俺を助ける番だとか言われて、窃盗や恐喝もやらされたわ。このままじゃ危ないと思って家に帰ってた時期もあったんだけど。」

「メアリーには相談しなかったの?」


 俺がキーボードに打ち込むと、リサは悲しげにうなずいて続けた。


「メアリーに相談しようと彼女の部屋まで行ったとき、私、見てしまったのよ。ジョンソンさんとメアリーが抱き合っているところを。

 私がこんなに困っているのに、自分たちはまるで関係ないみたいだった。私のことを心配してくれていると思っていたのに、とんだ勘違いだったわ。もう、誰も信用できなくて、部屋に駆け戻ったの。

 メアリーは私の足音に気づいたらしくて、すぐに声をかけに来てくれたけど、もう、顔も見たくなかった。」

「だから、いきなり解雇したってワケか」


 サムが呆れたように口を挟んだが、リサは続けた。


「それまでから、ブラウンさんにはいろいろ言われてたの。メアリーとジョンソンさんがこの家を乗っ取ろうとしているんじゃないだろうかとか。お嬢さんもあまり出歩かないで、気をつけてくださいとか言われていたわ。

 それが解雇の一因でもあるけど、お母さんが亡くなって、お父さんが我が家のことを振り向いてくれなくなった今となっては、怪しい人を解雇するしか私には方法がわからなかったんだもの」


 リサは孤独なまま、それでもアースフィールド家を守ろうとしていたのか。しかしそれをするにはあまりにもリサは無知だ。


「どうしていいかわからないまま、学校に向かおうとしたとき、ロゼッタが私を連れ去ったのよ。もう充分でしょう。ずるがしこい大人たちに復習してやりましょうって。ロゼッタは私の味方みたいに話しかけてきたわ。おろかな私はすっかり騙されて、あたり屋の仕事を引き受けることになったの。


 指定された車にバスケットボールを当てておいて、すぐそばに老婆のフリをして寝転んでいれば、すぐにロゼッタが助けだしてくれる手はずだったわ。最初にやったときは、簡単に成功したの。その場で示談が成立して、お金もすぐに手に入ったわ。2回目のときはちょっと失敗。スカーフを現場に落としてきてしまったの。あの時は大嫌いなショーンも仲間に入っていていやだったけど、気が動転してなにも思い出せないバカな大人を見ているのはおもしろいと思ってた。


 だけど、ロゼッタたちに依頼をしてきたお客が、思い通りにことが運ばなかったと言ってお金を払ってくれなかったのよ。お客と揉めているうちに、ショーンが失敗は私のせいだと言い出して、走っている車から、突然突き落とされたの。あちこちぶつけて体中痺れていたけど必死で走った。とにかく逃げなくちゃと思ったの。だけど行く宛てもなくて、あっという間にロゼッタに見つかったわ。

 あんたをやらないと私がやられる、だから悪く思わないでねって言って、彼女、私の背中を突然押したの。そこにやってきたのがサムさんだった。

 だけど、あたり屋のことを誰かにばらすと家を放火するって言われたの。」

「大丈夫だよ。僕たちは絶対に他言しない」


 サムはしっかりとリサの目をみつめて力強く答えた。

 はぁ。リサは大きな深呼吸をして、ほんの少しだけ笑顔を取り戻した。


「私、助かったのかな。助かっても、しょうがないんだけどね。家に帰っても、もういる場所なんてなさそうだし」

「寂しい事いうなよ。どうしても居場所が無いんだったら、うちにでもくればいい。当面の生活ぐらいなら、面倒みてやれるよ。ただし、うちにはかみさんと娘もいるから、仲良くする事。」


 俺がサムのヒザに爪を立てると、驚いたように付け加えた。


「ああ、すまん。 うちにはグレンも住んでいる。僕の親友のペットなんだ」


 リサは今までみたこともないほど情けない顔になって、ぼろぼろと涙をこぼした。そして、ひとしきり泣いた後で、真っ赤な鼻を隠そうともしないで笑った。


「ありがとう。私、まだ生きてていいんだよね。居場所をもらえるのよね」


 サムが大きな手のひらでリサの頭をそっとなでてやった。リサは思いのほか素直にされるがままになっていた。

 それにしても、娘がこんな状況なのに、父親が病院にも来ないというのはおかしい。サムもどうやら同じことを考えているようだった。


「ところで、アースフィールド氏はどうしてここに来ないんだろう。連絡はしてみたのかい?」

「運ばれてきたときは、病院の人が連絡してくれたそうだけど、ブラウンさんが来ただけだって言ってたわ。私、ちょっと電話してみる」


 アースフィールド氏に裏切られたという思いはあるだろうが、連絡が取れないというのはおかしいと思ったのだろう。リサはサムに勧められて連絡を入れることにした。

 しかし、リサの電話に応対したのはブラウン氏だった。何度かアースフィールド氏を出すようリサは迫っていたが、どうしても電話口にアースフィールド氏を出そうとはしない。

 厭味の一言も言われたのだろう。リサは相当に頭にきた様子だったが、俺たちがみても少し不自然だ。もしかしたら、アースフィールド氏は家にいないのではないだろうか。


 リサは電話を切ると、すぐさまメールを打ち始めた。ブラウン氏によると、アースフィールド氏は今食事中だという。それならば、食後にメールを読むことぐらいできるだろうというわけだ。

 しかし、それからしばらくリサのそばについていたが、アースフィールド氏から連絡はなかったようだ。


 サムもどうやらその事が気になっているらしく、ちらちらとリサのケータイに視線をやっていた。


「さて、そろそろ僕たちは失礼するよ。いろいろと調べなくちゃならんこともあるんでね。夕方にまた顔を出せると思うんだ。退屈だろうけど、ちょっとゆっくり休んだ方がいいよ。じゃあね」


 サムの軽口にリサはつくろった笑顔で答えた。


 サムの車に乗り込むと、俺は先日サムが仕掛けておいた盗聴器をONにしてみた。するといきなり遠くでがさがさと何かが崩れ落ちるような物音が聞こえてきた。

 ブラウン氏の部屋の中ではないようだが、ブラウン氏の罵声が聞こえてきた。


「まったく!どこにあるというのだ! おかしい…」


 サムが運転しながらつぶやいた。


「ブラウン氏は何を探しているんだろう」

「きっとアースフィールド氏のケータイなんじゃないか? リサがあんなに連絡を取りたがっているとなると、ケータイを押さえておく必要があるだろう?」

「どういう意味だよ」

 

 サムはどうやら、本当にわかっていないらしい。俺はすべてを説明するのが邪魔くさくなった。キーボードに打ち込み始めたとき、サムのケータイが鳴った。


 サムは車を路肩に止めて、顔を曇らせた。


「どういうことなんだ?」


 電話の内容はかなり深刻なもののようだ。じっと様子を伺っていると、電話を切ったサムが俺に問いかけてきた。


「なあ、グレン。お前ならどう思う? せっかく新ブランドの辞令がおりたっていうのに、ロイドが無断欠勤で行方不明になっているっていうんだ。」


 ロイドが無断欠勤?まず考えられるのはキールたちの仕業か、やつらに雇われた連中の仕業だろう。俺がそのことを打ち込むと、サムはすぐさま納得して、ロイドが勤務する会社に潜入すると言い出した。

 この状況だ、ロイドの身に危険が迫っているとも考えられるだろう。だがアースフィールド氏の方も置いていけない。俺はサムに二手に分かれることを提案して、アースフィールド氏の屋敷のそばで車を下ろしてもらうことにした。

 

 アースフィールド家の門をするりと潜り抜けると、正面に古城のような塔が見える。この前来たときに気付かなかったのは、庭木が伸びていたからだろう。その頂にはめ込まれた時計の文字盤に描かれているのは、湖に浮かぶ白鳥。おそらく紋章だろう。

 以前この屋敷にやってきたとき、ブラウン氏の部屋で見つけたカフスボタンと同じ模様だ。はやりあのカフスボタンはアースフィールド氏のものだったのだろう。


 ブラウン氏の部屋にアースフィールド氏のカフスボタンがあるというのは納得できない。カフスボタンをはずす理由が見つからないのだ。


 俺は、屋敷に入る前に、辺りをゆっくりと捜索した。古城のような屋敷の周りには花壇や噴水もあった。裏庭には納屋があり、そのすぐそばには大きなポプラが茂っていた。納屋の裏手に携帯用のパソコンを置いて身軽になると、納屋のすぐ脇にある焼却炉に近づいてみた。さっきから、いやな感じのにおいがくすぶったままになっているのだ。

 焼却炉の窓は開いたままで生木が突っ込まれたままになっている。燃やしている途中で火が消えてしまったのだろう。


 人の気配がしたので、慌てて納屋の裏に逃げこもうとした俺は、変な形のものを踏んで肉球に痛みが走った。振り向くと金色の中に青と白がとけた物体があった。これは、紋章と同じ配色。カフスボタンの片方だ。こんなところに落ちているとはどういうことだ。

 俺は気にかけながらもとりあえず納屋のすぐそばのポプラの木によじ登り、様子を伺った。


 さっきの気配はチャーリーだった。チャーリーはガーデニング用の大きなスコップをかかえて花壇までやってくると、こんもりといっぱいに花を咲かせている草花たちを乱暴に抜き始めた。一通り抜き終わると、焼却炉の様子を見て舌打ちをし、窓に突っ込まれた生木を少しだして火をつけなおしているようだった。まだ乾燥もしていない生木を突っ込むとは、随分乱暴なことをする。

 焼却炉の火は再び燃え、煙がモクモクと空に昇っていく。辺りに広がるいやな匂いに頭がくらくらした。

 チャーリーはそのまま花壇にもどり、大きな穴を掘り始めた。そして植木の苗を数本納屋の中から取り出して穴のそばに置いた。なんだ、庭木を植えるだけだったのか。



 がっかりした俺は、屋敷の中に目を向けてみた。せっかくここまで来たのに、これっぽっちの収穫じゃあ、納得できない。一通り見回したが、客室のような部屋ばかりだった。


 今度は表の植木に登り、1階の様子を伺った。向かって中央やや右手側にアースフィールド氏の書斎があり、その続きにある右端の部屋がブラウン氏の部屋となっている。ガラス越しに見えるブラウン氏はなにやら書類に目を通しているようだったが、興味なさ気にデスクに投げると本棚に歩み寄りそのまま姿を消した。初めはしゃがんだのかと思ったが、どうもそうではないらしい。ぷっつりと姿を消してしまったのだ。


そのまましばらく眺めていると、アースフィールド氏の部屋に人影が動いた。ブラウン氏だ。どういうわけだ? ブラウン氏が部屋を出ていないのは、この目でしっかり確かめていたのに。これはどうやら屋敷内に進入しないと分からない事があるようだな。


 とりあえず納屋の裏手までもどり、サム宛にメールを送っておいた。カフスボタンのこと、紋章のこと、そして溶けたカフスボタンのことなどだ。ブラウン氏の部屋のことも少しは書いておいたが、詳細は確かめてからでもいいだろう。もし、このまま食事時になってもアースフィールド氏が現れないようなら、最悪の事態も考えておかねばなるまい。


 サムのメールは届いていなかった。あちらはあちらで忙しいのだろう。しかし、今のブラウン氏の様子では、キールが動き出しているとしてもブラウン氏やショーンは関わっていないのかもしれない。前回、ロイドを陥れられなかったことで、キールも他人を雇うことをやめたのかもしれない。


 厨房の見える枝を物色する。もしもブラウン氏が犯罪組織に所属しているとしたら、どういう地位にいるのか、どうしてアースフィールド家に居座っているのかも知っておく必要があるだろう。それにはまず、この家にどのくらいの人間がいるのか調べる必要がある。


 裏庭の納屋と反対の方角にダイニングから突き出たような形の厨房がある。この2階はチャーリーやアンが住み込んでいる宿舎になっている。樫の木が生い茂って、その厨房を観察するにはお誂え向きだった。


まだまだ世間知らずなリサには厳しい状況だったのですね。

で、今度は二手に分かれるの? ん~、大丈夫かしら。


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