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田中太郎物語  作者: 村人
2/2

まだまだ続くよプロローグ

『おい、田中久々にあったのにお前は変わらないな〜』


 こいつの名前は加山、同じ高校に通っていた同級生だ、スクールカーストなんてのに表したらこいつがピラミッドの上の方なら俺は下だ。所謂陽キャと陰キャだ。休みに会うなんて珍しい。今日死ぬんじゃないか?俺。


『卒業して1ヶ月しか立ってないんだから変わってないのも当たり前だろ?2ヶ月で変わるんだとしたら身長ぐらいだろ?俺たちはもうすぐ大学生なんだ。中学生の夏休みじゃあるまいし、背なんか伸びるはず無いし、性格のことを言ってるんだとしたら、高校3年間こうなんだから1ヶ月で変わったら逆にすごいでしょ』


 ネット小説なんか読み漁ってると、中学、高校の陽キャ陰キャは仲が悪い、と言うより、一方的に陽キャが陰キャのことを嫌ってるけど実際はそこまで仲が悪く無いし、陽キャが勉強できなければ陰キャが勉強を教える。そんな関係なんだよね、毎回何でこんなにこんな関係にするんだろって思うよ。


『はっはっはっはっは。いやー何でお前はそんなに面白いのかね〜?そんなに面白ければ女子にモテてもおかしく無いし、顔も可もなく不可もなく。なのに女子にはモテない。何で何だろうなぁ〜』


 こいつ俺がモテ無い理由知ってるくせにニヤニヤしながら嫌味を言いやがって、


『趣味がネット小説見ることや、ゲームすることなのに、モテるわけないだろ?可もなく不可もなくなんて言いやがって、確かに顔なんて普通だよ?普通の顔のやつが女子からしたらマイナスなことが趣味だとしたらそりゃモテるわけないだろ?馬鹿にしてるのか?女子から話すのは別にいいけど恋愛として見るとか無理なんて言ってたよなんて教えたのお前だろ?いい加減にしろよ?』


 本当に馬鹿にしやがって、クソなんてついてないんだ、nanntenndaスマッチの抽選に当たったからダンベルの林も一緒に買って早くキャラをパンプアップさせたいのに、浮かれすぎてた。よりによってこんな面倒なやつ出会すとは、


『あれ、その袋に入ってんのnanntenndaとダンはやじゃん、俺発売当日に買ったからよかったら遊びに来いよ、いろいろな器具見せてやるよ。いらない物もあるし』


 あれ、結構出会って正解か?最初は面倒臭いからって話だけど手伝ってもらえるなら、ボディビル大会も早めに出れるか?


『え!?まじで!?一緒にやろうぜ!』


『ゲームの話になると目が輝いてんなー笑。後で招待コードとフレコード送っとくわ』


『ん?これから用事でもあんの?』


『これから、同じ大学の奴らと遊ぶからさ、』


『チ、陽キャが。ペッ』


『そんなことしていいのかな?手伝わないぞ???』


『すまない。ほんの冗談のつもりだ、許してくれ、悪気はなかった、』


『別に気にし『きゃーーーー、』』『どごーーーん、』


『何だ!?』


 振り返るとトラックが人を何人も跳ねながらこっちに向かってきていた、こっちまで到達するのに、2秒もない、反射的に加山を押して衝突を回避させようとした


(あのトラック、120キロは出してやがるぞ、法定速度無視してんじゃねーーー)


 それが俺の最後の記憶であり、最後の思い出あった。

一応今日は2話投稿と言うことで、2日〜3日に1回更新していきます。


後文字数も少ないと思いますが、そこは次の更新で、増えますので安心してください。


最後に2日〜3日に更新と言いましたが、もしかしたら、早くなるかもしれないのでブックマークあたりをしていただいたり、評価していただけるとモチベーションが上がるので、更新が早くなるかもです。

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