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おもちゃを買いに

作者: あお

そうたろうくんは、今日はお母さんとおもちゃ屋さんに来ました。

お母さんが金曜日にいいものを見つけたというのです。

お母さんからそのおもちゃのことを聞いて、そうたろうくんも欲しいと思いました。


お店に来る途中で、お母さんは「絶対手に入れるわ」とぶつぶついっていました。


今日は日曜日なのでお店にはたくさんの人がいました。

お母さんは「売り切れていないといいね」といいながら探しています。


お店の中をぐるぐる回ります。


お店の中には、子供が遊べる場所もあり、何人かの子供が遊んでいました。

そうたろうくんも、そこで遊びたいなあと思いました。


いろんなところから、子供の声が聞こえます。


お母さんが「ない、ない」といって、困っていました。

見つけた場所にそれがなかったのです。


「場所が変わったのかも」といいながら、探し続けました。

「あっ、ここかな」といって、探していますが見つかりません。

レジにはたくさんの人が並んでいて聞くことも難しそうです。


そこにお店の人が通りかかりましたので、お母さんはおもちゃがあった場所やそのおもちゃの特徴を説明して聞いてみました。

すると、今日はその商品は出していないといいます。

どうしても欲しいのですが、といって店の人にお願いすると、店の奥から持ってきてくれました。


お母さんは、「店に出していなかったから、売り切れてなかったのかもね、よかったわ」といいました。


そうたろうくんは、そのおもちゃをみてみました。そのおもちゃは、小さいけれど、ずっしり重く、キラキラしているフィギュアでした。


お母さんがうれしそうに、そっと僕にいいました。

「あきらめなくてよかったわ」


すると、フィギュアがにやっとしました。

ぼくも、にやっとしました。


お母さんも、そっとにやっとしました。

挿絵(By みてみん)

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― 新着の感想 ―
[一言] お母さん主導で物語を進めるのではなく、そうたろうくんを動かしてお母さんはサポートに徹しさせた方がよかったかなあという感想をもちました 途中で挫折・誘惑を匂わせる要素が出てきたのに生かせていな…
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