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怒られるようです。

実は今週テストだったりするんです。更新休もうかなーと考えたんですけど、告知するのを忘れてたので書くことにしちゃいました。

数Ⅲが赤点の危機……。極限に三角関数とΣが絡むとさっぱり分かんないよorz


今回はユリウス好きの方にはちょっと辛いかも。

 その後は僕が知っての通りらしい。リーナさんはエビを買いに出かけていたらしく、無事だったようだ。

 あ~、何と言えばいいのやら。

「では、プレクラーラ様を助けに行きましょう」

「それはもちろんだ。だが、馬車で急いでも6日はかかる。どう急いだところで間に合わないんだよ……」

「そこはなんとかしてくれるよね、シェン○ン?」

 僕の視線につられてみんなが窓を見ると、戸惑った表情の綺麗なエメラルドグリーンの髪を惜しげもなく見せびらかすように膝裏まで伸ばしている美女と、嬉しそうな顔をしたルドラがいた。

「や、やあ。ルドラが遊びに来たいと駄々をこねるものだから連れてきたのだが、邪魔だったかな?」

「そんなことないよ。丁度シェン○ンの話をしてたことだったからさ。むしろベストタイミング。

 ルドラも久しぶり」

「キュー!」

 窓を開けると、ルドラが僕の胸に飛び込んできた。

「あれ、少し大きくなったんじゃない?」

「キュッ!」

「そっかそっか。よかったね」

「キュ~♪」

 ルドラの頭を撫でると、嬉しそうに体をよじった。

「ユキト、その人が……」

「ええ、今は魔人化してますけど、暴風龍のシェン○ンです。こっちが子供のルドラ」

「シェン○ンだ。一応暴風龍をやっている」

「キュ~?」

 みんなにシェン○ンとルドラを紹介すると、カエデさんは「シェン○ン……シェン○ン……」と笑いを堪えて呟いていた。気持ちは分かる。後で昔の勇者がつけた名前って教えておこう。

「とりあえず、何があったのか説明してくれ」

「うん」

 シェン○ンに事情を説明すると、何やら深刻そうな表情をしていた。

「どうしたの?」

「いや、この国と悪魔、何か引っかかるのだ。数百年前に厄介事があった気がするのだが……」

「思い出せないんなら、そこまで大事な事でもないんじゃない? とりあえず今は王都に行かないと」

「それもそうだな。どちらにせよ、あそこには観光に行こうと思ってたからな」

「分かった。じゃあ乗せてくれるかな?」

「乗せるのは無理だが、風で運ぶならいいぞ」

 ドラゴンが人を背に乗せるのはその人に屈服した証拠らしい。1回乗せてもらったのは緊急事態だったからだとか。

「ありがと。じゃあ早速頼めるかな?」

「お安い御用だ。街の外に行くぞ」

「分かった。行こうか」

「待ちなさいよ」

 宿を出て街の外に行こうとすると、ユリウスが引き留めてきた。

「どうしたの?」

「どうしたの? じゃないわよ。女王様が連れ去られたってのに何も思わなかったの?」

「そんなことあるわけないだろ。そりゃあ思うところはあったけど、今はそんなこと言ってる場合じゃないでしょ。早く助けに行かないと」

 すると、ソファーから立ち上がって近寄ってきた。

「じゃあ、女王様が連れ去られたのは誰のせいだと思ったの?」

「誰のせいでもないよ。街の中に悪魔が入れるなんて予想出来なかったんだから」

「あんたのせいよ!」

 ユリウスが僕の襟を掴みながら叫んだ。僕のせいだって?

「何で僕のせいなんだよ?」

「あんたが遊んでたからよ! 私達は見てたのよ、あんたが笑いながら兵達を強制送還してる様を!」

「そ、それは……」

「図星じゃない。戻ってくるの早かったし、どうせ一瞬で倒したんでしょ?」

「……」

「ほらまた図星。あんたがすぐ片付けて、こっちに戻ってきたらこんな事にはならなかったじゃない! あんたがグズグズしてるから、女王様は連れ去られたのよ!! 間違ってるなら何か言い返してみなさいよ!!!」

「にゃあ、ユリウス落ち着いてにゃ」

 クロネがが影を使って僕からユリウスを引っぺがした。「放しなさいよ!」と叫びながら影を振りほどこうとしているが、結構力がある影は中々振りほどけないようだ。

 ……ああ、そうか。ユリウスの言う通りじゃないか。僕が遊んでいたせいで、プレクラーラ様は連れ去られたんだ。僕がさっさと戻らなかったせいで、プレクラーラ様は連れ去られたんだ。僕が真面目に戦わなかったせいで、プレクラーラ様は連れ去られたんだ。

 僕のせいで、僕のせいで、僕のせいで、僕のせいで、僕のせいで、僕のせいで、僕のせいで、僕のせいで、僕のせいで、僕のせいで、僕のせいで、僕のせいで、僕のせいで、プレクラーラ様は連れ去られたんだ。

「……そうだね、ユリウス。僕のせいでプレクラーラ様は連れ去られたんだ。だから、僕が助けに行く。僕が招いた事だ。僕1人で行く。ペスタ、開いてくれ」

「は~イ」

 ペスタが森の外に空間に穴を開けてくれた。精霊特有の間延びした声は相変わらずだけど、笑ってはいない。楽しんでるわけでもない。

「シェン○ン、ルドラ、行こう」

「キュー」

「ああ」

 ルドラは僕に絡まり、シェン○ンを引っ張って森の外に出る。一刻も早くプレクラーラ様を助けに行こう。




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