事情を聞くようです。
いやー、更新期間を変えたこと忘れてて金曜に更新しそうになっちゃいました。あははw
宿の前にワープして扉を開くと、散々たる光景だった。
壊れた椅子やテーブルがあちこちに散らばり、所々床と壁に穴が開いている。それも、人がすっぽりと入れそうな穴ばかり。
よく見ると、怪我人がいるし、その怪我人にリルが回復魔法を使っている。何故かみんな悔しそうな表情だ。
パタパタとせわしなくを救急箱持って賭け回っているリーナさんが僕に気付いた。
「あ! ユキト! 早かったじゃない。とりあえずこっち手伝って!」
「は、はい。分かりました。みんなも手伝ってくれる?」
「あ、ああ……」
扉の前で立ち尽くしていたみんなに声をかけると、ゆっくりとだが動き始めた。
「ユキト、この人達は?」
「元奴隷です。呪いの武器を持たされて強制的に戦わされそうになってたんで、呪いを奴隷ごと【分離】して連れてきました」
「ふぅん。まあいいわ。貴方たちも手伝ってちょうだい」
「ああ、分かった」
壊れた椅子やテーブルを片付け、新しい物に取り換えているうちに少し時間あgできたから、何があったのか尋ねてみた。
「ーー悪魔、ですか」
「そう。セリアが教えてくれたわ。あ、これ運んで」
「はいはい」
悪魔、か。確か魔族の上位種族だよな。そいつらが何でまた……。とにかく、今はこれを運ぶのが先だな。さっさと終わらせてから何があったのか聞こう。
半鐘かけて椅子やテーブルを新しいのに取り換え、怪我人の手当を済ませた後、だいたい済んだから後は大丈夫と言われたからカエデさん達の部屋に行くことにした。
ドアをノックして一言言ってから入ると、偶然なのかセリア達もいた。『自己再生』を複製していたからか、セリア達には傷はないけど、服のどこかが破けている。
「ーーッ、ご主人様……」
「セリア、それ……」
セリアが目隠しをしていた。心なしか、目も部分が凹んでいるように見える。
「申し訳ありません、目を奪われてしまいました……」
泣きそうな声で、懺悔するように謝るセリアの背中をさする。「大丈夫、大丈夫」と慰めてもセリアの嗚咽は止まらない。
「セリア、それを取ってもらってもいい?」
「ええっと、それは、」
「セリアの目を直すだけだ。大丈夫だよ」
ゆっくりと目隠しを取るセリア。目隠しが床に落ち、セリアが瞼を開くと、眼窩には収まるべき眼が両目ともなくなっていた。
セリアの眼に手を添えて、【分離】と呟く。すると両目からポロッと鈍色の小さな結晶が零れ落ち、セリアの赤い眼が元に戻っていた。試しに指を3本立ててみる。
「これ、何本?」
「3本です」
「よし、見えてるね。ただ、『解析眼』はもう消えちゃってるな」
「目が見えただけでも幸いです。ありがとうございます……」
あらら、今度は泣き出しちゃったよ。まあいっか。
「いちゃいちゃするんなら外でやりなさいよ。まったく、イライラするわ」
「おいユリウス、そんな言い方はないだろ」
ふん、と鼻息を1つたててユリウスはそっぽを向いた。こんにゃろう……
「まあまあ。で、どこまで知ってるの?」
「悪魔の2人組に襲撃されたとしか」
「じゃあほとんど最初っからだな。おい、お茶を」
「「「「「了解しました」」」」」」
5つ子メイドがお茶を準備してくれてから、カエデさんはポツポツと話し始めた。
区切りが悪いので一旦ここで区切ります。短くて申し訳ない。
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