戦闘終了のようです。
前書きに映画のことは書かないほうがいいとお叱りの言葉を受けました。そりゃそうですよね。すいませんでした。
予定より少し早いですが、次回から週1の更新とさせていただきます。それに伴い、更新を日曜日の午前0時にします。文字数はこれまでとあまり変わらないかと。
課外が始まるんですよ。これがなけりゃもう少し長く週2で更新できたんですけどね。(´・ω・`)
「あーはっはっは!」
うん楽しんでます。でもね、これ楽しいんだよ。後ろの元奴隷達から奇異の目で見られてるけど、気にしない気にしない。
少しすると、誰かが僕の肩をたたいて来たから振り向くと、エルフだった。説明が終わったようだ。
「事情は分かったわ。私達も参戦していいかしら?」
「この弾を潜り抜けて、尚且つ武器がない状態であいつらに殺されない自信があるならどうぞ」
「俺は行くぜ! ……って言いたいけど、この痩せこけた体じゃなあ……」
さっき話しかけてきた犬の獣人が自分の体を眺めながら残念そうに呟いた。この国の奴隷の扱いはけっこう酷いようで、みんな痩せこけているし、あちこちに鞭で叩かれたような蚯蚓腫れがある。『衰弱』がステータスについたやつもいた。すぐに【分離】したけどね。
「じゃあ待っててね。ソル、【精霊竜】」
「は=い?」
バッサバッサと翼をはばたかせて1番大きいソルがやって来た。
「よんだ~?」
「この人達を乗っけて上空で守ってあげて」
「は~い! のってのって~」
「「「「「……」」」」」
「あれ~? どうしたの~?」
「……なあ、こいつドラゴンだよな? いきなり現れたように見えたんだけど、テイムでもしたものか?」
「そんなんじゃなくて、精霊を変化させてるんだ。気が散るから早く乗って」
「あ、ああ……」
腑に落ちない顔をしながらも、みんなソルに乗った。ソルが飛び立つのを確認して『チェイスハンズ』と『マシンガン』を解除する。さっきの続きといこうかね。
今度は……
「フッ!」
兵の懐に潜り込み、発勁! 鎧の中心に蜘蛛の巣のようなヒビが入り、兵は吐血して強制送還された。フレイヤに即興で教わった“なんちゃって発勁”だったけど、DEXが高いおかげでなんとか出来たみたいだ。手応えを感じたからまだまだだね。
「うらあああ!」
発勁を連続でしてると、いつの間にか周りに兵がいなくなってた。んじゃ、次はこれだ。
兵のいる方向ーーと言っても囲まれてるからとりあえず右に発勁をする。誰にも当たっていないけど、発勁をした方向にいた兵が何らかの衝撃を受けたように吐血し、強制送還された。
別に何か特別な事をしたわけじゃない。勁を飛ばしただけだ。勁は一言で説明するなら“力”。魔力は魔法を使うための“力”。魔力は飛ばせる。勁=魔力、魔力=飛ばせるとして、この2つを組み合わせたら? と考えたわけだ。
そして今成功した。とは言っても、射程はけっこう短いし、消費する魔力量も半端じゃない。さっきの兵との距離がおおよそ10メルで、消費した魔力は2千ぐらいだ。普通の人じゃとてもできないだろう。発勁が上手くなれば効率は上がるかもしれないけどね。とりあえず、これを(フレイヤが)魔発勁と名付けた。
「ん~と? あと3千ちょいか。頑張りますかな!」
気合いを入れ、1歩踏み出したところで通信のピアスから声が聞こえてきた。
『ザザ……ザ……ユキト、聞こえる? --ザ』
『あれ、カエデさん?』
ノイズ混じりの声はプレクラーラ様ではなく、カエデさんだった。何であの人がピアスをつけてるんだ?
『緊急事態ーーザッよ。一刻も早く戦闘を終わらせてこっちに戻ってきて!』
『何があったんですか? それにプレクラーラ様はどうしたんですか?』
『ラーラちゃんが、ラーラちゃんが……連れ去られたわ!』
……何だって?
『分かりました、すぐに戻ります』
「凍れ【氷結地獄】」
『憤怒』の王を封印している地獄の名を冠したな方を発動。氷のドームの内側が徐々に凍りつき始め、ペスタの魔法で森の中に戻るころには全員氷漬けとなっていた。
『氷結地獄』は氷漬けにした相手のHPをじわじわ削る魔法なので、氷漬けにされた兵達は漏れなく強制送還されてます。
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