新たに契約するようです。
オープンキャンパスでタイガーマスク被って高速ヘドバンをしたら軽く逝きかけました。
「ほれ、魔力だぞ」
「「「「「うわあああああ~い!!!」」」」」
うむ、今日ももの凄い勢いで魔力が減ってくな。魔力がなくなると代わりにHPが100倍くらいのスピードで減るのはなんとかしてほしいとこだな。ま、こいつらは魔力がなくなると吸うのを止めるんだけどね。何かが魔力に混じってマズいそうだ。
「ふう……ん? どうしたの?」
「あ、えっと……」
星魔法の精霊がもじもじしているから『心眼』を使ってみた。ああ、そういうことね。
「魔力吸うかい?」
「! あい!」
嬉しそうな顔をして飛び寄ってくるチビ精霊。指先に魔力えを集中させると、すぐに吸いついた。
「うおおお!?」
半分くらい回復していた魔力が一気になくなり、HPまでもが7割以上なくなっていた。慌てて手を離すと、チビ精霊が残念そうな顔をした。
「それでね、ユキトったら『米は正義だ!』って大声で言ったのよ。ねえユキト……ユキト!?」
「ご主人様!?」
「お、お兄ちゃんどうしたんですか!?」
「はあ、はあ……ん、どうした?」
「にゃあ。幸人急にゲッソリ痩せてどうしたのにゃ?」
言われて自分の手を見てみると、骨と血管が浮き出ていて、筋肉や脂肪がほとんどなくなっていた。頬の肉もなくなっている気がする。少しずつ戻ってはいるけど。
「ああ、星魔法の精霊に魔力どころか生命力まで吸われたせいだな。『自己再生Lv,49』のおかげで少しずつ戻ってるよ」
と言うと、4人(3人と1匹?)ともホッと息を吐いた。どうやら心配をかけたみたいだな。
「ごめんごめん」
「もう、ビックリしたんですからね!」
「悪かったよ。でも、僕もこうなるとは思ってなかったんだ」
『視覚共有』と『過去視』を同時に使って何があったのか見せると、みんな納得してくれえた。
「チビちゃんはすごいんですね」
「まあ、今も物足りなさそうな顔をしてるけどね」
「もうちょっとゆっくり吸ってもらったらどうなの?」
「にゃあ。ユリウスそれ本気で言ってるのにゃ?」
「冗談に決まってるでしょ」
ファイ達に叱られてしょんぼりしながらもまだまだ足りないよって顔のチビ精霊を見ながらユリウスとクロネが話している。ケットシーは感じにすると猫妖精だからな。……とりあえず、契約しとくか。
「なあ、契約するか?」
「あい!」
しょんぼり顔から一転してすごく明るくなった。げんきんなこって。
「というわけだからクロネ頼むよ」
「にゃあ。おまかせあれだにゃ」
クロネが僕の体を影でベッドに括りつける。
「ねえねえ~」
「ゆきト~」
「ワタシたちもぉ~」
「いい~?」
「いいけど、もう契約してるよね?」
「えっとねー」
「もっとたべるとぉ~」
「けいやくが~」
「つよくなるのー!」
ほうほう。契約が強くなったところでどう変わるか分かんないけど、やっといて損はないかな。
「いいよ。その代わり、チビ精霊が先だからな」
「いえ~い」
「はいは~い」
「だそうだ。いつでもいいよ」
「あい!」
チビ精霊が口を開く。口が裂けて不思議な紋様がある黒いギザギザした歯が見える。
「いただきましゅ!」
--っつああ……この感覚は慣れないな。しっかしどんだけ。食うつもりなんだろ。右膝の下全部喰われたんだけど。
「ちゅぎこっちー!」
「ぐうう……」
ムスコの魂を喰われたらすっっげえ痛かったわ。左足も上から感覚がなくなっていく。下半身の魂を全部喰ったところでチビ精霊は口を離した。あの小さい体でよくあんな量を喰いきれたものだ。
新たに契約した精霊を見てみると、色が濃くなり、輪郭がハッキリしている。
「ねえねえ、なまえちょーだいっ!」
「名前か。うーん……」
チビ、は安直すぎるな。……よし、
「お前の名前はプラムだ」
「あい! ぷらむでしゅ!」
うん、プラムは元気だな。……で、問題はこっちか。ファイ達が今か今かと待ち構えている。アスなんかは待ちきれないのか、無表情のまま口を既に開いている。
「……お手柔らかに」
「「「「「いっただっきま~す!」」」」」
もちろん気絶しましたとも。起きたらベッドは酷いことになってるだろうな。絞られて。
ストックが尽きそうなので、1回更新をお休みします。申し訳ない。
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