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起きたようです。

みなさんおっひさ~。元気にしてたかい?

やっっとテストが終わりました。小説を書いてると心が洗われてる気分でしたわ。

☆☆☆セリアside☆☆☆


気絶して痙攣しているご主人様を見ます。徐々に存在感がなくなっては元に戻り、またなくなっています。精霊と契約しているのでしょう。もの凄い数だとユリウスが言ってましたし、もう少し続きそうですね。

「にゃあ。幸人大丈夫?」

 声がしたほうを見ると、見知らぬ女性が立っていました。慌てて杖を構えます。いつの間に入ってきたのでしょうか? ちょっと観察してみました。

 年はご主人様と同じぐらいでしょうか。背も同じぐらいです。黒目に青い眼。私のワンピースとよく似たデザインの黒いミニスカートにスパッツをはいて、変わったデザインのサンダルを履いています。猫のようなつり目に尖った耳。髪はショートカットですが、2本の束になった髪が後ろ向きに肩甲骨辺りまで伸びています。

 対する少女はひどく落ち着いていました。

「にゃあ。にゃあはクロネだにゃ」

 そう言った少女が溶けるように消えると、少女が立っていた場所にクロネちゃんが現れました。そしてクロネちゃんが一鳴きしてジャンプすると、再びあの少女が現れました。

 なるほど、確かにクロネちゃんのようですね。私は構えていた杖を下ろしました。あ、『解析眼』を使えばよかったですね。

「しかし、その姿は?」

「にゃあ。これはにゃあの『影操作』で作った仮の姿にゃ。作れるようになった理由は3つあるにゃ。

 1つ目。にゃあの『影操作』は影を実体化できるにゃ。これで体を作ったにゃ。

 2つ目。影を操ることは間接的に光を操ることでもあるにゃ。だから色がついてるにゃ。

 3つ目。この間吸血種(ヴァンパイア)を影で縛った時に人の体の仕組みを調べさせてもらったにゃ。これで人の姿ににゃれたにゃ。

 にゃづけるにゃら、疑似魔人ってとこだにゃ。今はあまり精密な動きは出来ないし、長時間はこの姿を保っていられにゃいけど、1日ぐらいにゃら意識しないでも保てるにゃ。これで幸人の子種を絞るにょには十分だにゃ。はあ、にゃがくしゃべるのは疲れるにゃ」

 そう言ったクロネちゃんはベッドに乗り、いつの間にか存在感が元通りになっていたご主人様のパンツをズボンごと下ろしました。させませんよ! 今日の1番絞りは私の物です!

「にゃあ。邪魔」

「んむう!」

 クロネちゃんを止めようとすると、影で縛られてしまいました。鼻と目のみを出されています。なんということでしょう。見るしか出来ないとは……っ!

 結局、私が参加できたのはクロネちゃんが満足してからでした。あと、ユリウスとリルちゃんも扉までは来ていたらしいです。クロネちゃんが入らないようにしていただけで。



☆☆☆幸人side☆☆☆



 気を失ってから目を覚ますと、すでに朝だった。だいぶ長い間気絶してたみたいだな。本日も快晴なり、っと。

 体を起こそうとすると、両腕に誰かがしがみついてるのが見えた。片方はセリアなんだけど、もう片方は知らない少女だ。そういや、この子は気絶する直前に見た子だな。解析してみるか。


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   クロネ:『死神(タナトス)のお気に入り』

    ケットシー・メス:2歳:Lv.173

 HP:139,106/139,106

 MP:6,017/6,017

 STR:3,985

 AGI:4,673

 VIT:43,076

 DEX:5,899

 LUC:3,627


   『スキル』

「影操作Lv.171」『自己再生Lv,10』「毒・麻痺・睡眠耐性Lv.9」


   『状態』

「疑似魔人」

   『加護』

死の神(タナトス)の加護

『影操作適正(大)』「限界突破」「レベルアップ速度上昇(大)」「殺戮者適正」


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 おっふ、クロネだったんかい。なんか色々とすごいね。レベルは高いし、加護は受けてるし。

 幸せそうな寝顔を見てると、不意に青い目を開いた。

「にゃあ。おはよう幸人」

「おはよう。色々と聞きたいことはあるけど、疑似魔人って?」

「にゃあ。にゃあのスキルで作ったこの姿のことにゃ」

「なるほどね。で、何で3人とも裸なの?」

「にゃあ。服は邪魔だったにゃ。いっぱい子種もらったにゃ」

 そう言ってクロネはおなかをさすった。ふむ、これがNTRってやつか。

「っと、そうだ。どうなったのかな? 姿を現せ」

 精霊達の様子を見ると、たくさんいた精霊達はいなくなり、代わりに1メールくらいの身長になったそれぞれ色の違う精霊が9人いた。

「あ、おきた~」

「おはよ~」

「ゆきとおはヨ~」

「おはよう。他の精霊達は?」

「いるよ~」

「ここにここに~」

「いっぱいいるよ~」

 オレンジの精霊の手が粘土細工みたいに動いて、1人の精霊に変わった。

「そういうことか。まとまったんだね」

「そうそう~」

「そ~ゆ~こと~」

「ねえねえゆきト~」

「なまえちょ~だ~い?」

 名前か。そうだな……

「んじゃ、ファイ、クーア、ソル、ウィド、サーン、アス、レイム、リー、シャラ、ダクネス、ペスタで」

 火、水、土、風、雷、氷、炎、木、光、闇、時空間の精霊それぞれに名前をつけてあげた。英語をちょっと弄っただけなんだけど、まあいいよね。精霊達も喜んでるし。

 ちょうどセリアも起きたから、ベッドと体を魔法で綺麗にして朝飯を食べることにした。コートは無造作に床に放置されてたよ。

 1階に下りると、ユリウスとリルがいるのが見えた。カエデさん達はまだ寝てるようだ。

「あらおはよう。昨日はお楽しみだったようね」

「あれ、ユリウス怒ってる?」

「怒ってなんかいないわよ」

 じゃあ目を合わせようね。

「それよりその人は誰なんですか? いつの間に連れ込んだんですか?」

 リルがクロネを憎しげに睨む。

「ああ。クロネだよ。スキルでこういう姿になってるんだ」

「そんなこと言ったって、騙されませんよ……」

 リルがクロネのお腹を見て固まり、僕とユリウスとセリアもつられて見てしまう。そこからは逆さまのクロネの頭が

飛び出していて……

「にゃ?」

「「「「ひぃやああああああああ!」」」」

 悲鳴を挙げたのは言うまでもない。




クロネの疑似魔人は暴論故に、これは何と言われようと変えません。


精霊達の色公開(公開することでもないか)

ファイ:赤   クーア:青   ソル:橙   ウィド:薄緑   サーン:黄   アス:空   レイム:深紅   リー:深緑   シャラ:淡黄   ダクネス:紫   ペスタ:黒


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