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【終わりと始まりの創星神話 0巻】

 降り頻る雨の中を、轟々と燃え盛る業火を背景に走り抜ける。

 濡れる髪が枝垂れ、雨水と汗が混じり頬を伝わるが、それに構うことなく走り続ける。

 息が切れ、心臓が悲鳴を上げている。空気を掻き込むように吸い込む度に胸が痛くて苦しい。ーーだが、それでも走り続けた。


 胸に抱えた命の重み。小さくて、か細い温もりがそこには在った。

 今にも消えてしまいそうな灯火を胸に抱いて、僕は暗夜の槍衾をただ走る。

 終わりの見えない無間の先に、困難と苦難しか待ち受けているとしても、僕は進み続けるしか無いのだ。


 まだ、僕たちは生きている。生きている限り、希望はある。この命がある限り、守り続けると決めたのだから。


 例えそれが、偽りの心から生まれた感情だったとしても。




――それが、全ての始まりだった。

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