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プチ旅報告

作者: みいも

 先日、プチ旅行へ行ってきた。

 ひとりで。

 ひとりというのは自由であり、寂しいものである。


 場所は京都、

 学生の頃修学旅行で行ったことはあるけれど、十数年も前のことで記憶にもないし、

 修学旅行というのは流れるように見て終わるので特に記憶に残らない部分も多い。

 行きたい所も全て回れるわけではない。

 私が覚えているのはタクシーの運転手さんとの会話と蕎麦屋での悲劇と金閣寺で扇子を買ったことだけ。


 今回のプチ旅行では「両手空いてる状態で行きたいなぁ〜」とリュック一つで行ったのだが、荷物がちょっと重くて肩が死んだ。

 しかも思っていた以上に京都は暑かった。

 汗かきやすい体質の私は案の定汗だくでTシャツは汗で濡れているのが分かるほどに変色していた。

「京都で私は何をやっているんだろう…」

 クーラーの効いているJR奈良線の車内で表情筋が死んだ。


 京都はやっぱいい所。

 寺社仏閣大好きな私には最高の場所だった。

 しかし、引きこもりを決め込んで体力はなく、暑さにもやられていた私は数ヶ所しか回ることが出来なかった。

 1番の原因は京都駅で迷ったことだろう。

 あの駅マジやばいって…東京駅のがまだ分かるって…

 まあ、でかい駅なんてどこも迷うもんさ。

 スマホのアプリで行きたい寺を検索しても京都駅を抜け出すことが出来ず諦めたのはここだけの話さ。

 その結果、体力も使いすぎた。


 おまけに運動不足だったので足の筋肉痛が酷い。

 帰宅してから片足に2枚ずつ湿布を貼るも痛みは取れず。飲み薬にも頼って何とか動けている状態だ。

 人間とは簡単に衰える恐ろしい生き物である。



 京都でビックリしたことがある。

 水道水だ。

 何かニオイがする…頭の中は「なぜ?」でいっぱい。

 ネットで調べると「京都は琵琶湖の水を〜」と書いてあり「あっそうか!京都って琵琶湖の水か!!」となった。

 テレビで滋賀県民が京都府民に対して「琵琶湖の水止めるぞ」と言っているのを耳にした事が何度もあるのに忘れていた。


 なるほど納得。



 水道水、特にカルキ臭さとかもない飲料水としてガブガブ飲める地域で育ったので本当に驚いた。

 お風呂とかは別に何もなく、私の体質に合っているのか、目覚めた時に髪の毛がいつもよりまとまっており感激した。

 でも、口に入れるとなると抵抗すごかった。

 コンビニじゃなくて、スーパーのような所で買ったおにぎりとか、その水のニオイがほんのりとして「え?そうなんですか?」てなった。残さず食べたよ。



 日本全国の水道水を知りたくなった、

 そんなプチ旅になった。


読んでいただきありがとうございました。

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