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メンバーと班長決め

本当に久しぶりの更新です。


リハビリついでに書きましたので、いつもの半分ぐらいの量しかありません。

次からは戻ると思います。

 班が決定したことによって正座から解放された私たちは、班ごとに固まるよう指示を受けた。


「うぐっ、足がジンジンする……」


 あまり足を組むことに慣れていない私は、ひょこひょこと歩きながらメンバーの所へ向かう。桜はと言うと、いつもと同じ様子でしっかりと地面を踏みしめていた。


「桜は、足痺れていないの?」


「こう見えても、オレは城道院家だぞ。小さい頃に作法や礼儀とか叩き込まれてんだ。正座ぐらい、何ともないさ」


「おおっ、腐っても城道院家の出身なんだね」


「それはさっきの仕返しかよ?」


 私と桜が他の三人の近くまで来るのを見計らって、体育教師が口を開く。


「よし、班ごとに集まったな。その班の中で班長を決めてくれ。決まったら前に置いてある用紙を取りに来い。終わった班は体育館で何かやっといていいぞ」


 その言葉で、体育館は一気に騒がしくなる。


「はーいはーい!やっぱりオレが班長だろ!!」


 一番騒がしいのは桜だった。


 桜の発言に、セミロングの髪型にしている茶髪の少女が、絶対零度を連想させる冷たい視線で桜を見た。おそらく染めているのだろう。生え際が黒くなっていた。薄く化粧をしており、大学生にも見える程に大人びている。右耳にピアスが三個も付いていた。胸は……私と同じくらい?


「却下。アンタが班長になったら好き勝手やるでしょうが。去年の事を忘れたの?」


「オレは過去を振り返らないのが主義なんだ。大事なのは今だろう!」


「いや、桜。そんな目をそらしながら言っても、説得力ないから」


「と言うか、今回はアンタたちがやってみれば?去年も班長していなかったでしょ」


 茶髪の少女が残りの二人に視線を移したので、それに釣られて私も目をそちらに向けた。


「い、いえ無理ですよ~。やっぱり此処は城道院さんしかいませんって。ねぇ?」


「そ、そうですそうです。何て言っても十二家の一つなんですから!」


 慌てた様子で両手を一生懸命に振っている二人の少女は、鏡があるかのように同じ容姿をしている。サイドポニーをそれぞれ左右にしており、それで個性を何とか出している感じだ。小柄な体格をしていて、中学生と言われても違和感はないだろう。二人とも瞳がくりくりしてとても可愛らしい。小動物みたいだ。


 『十二家の一つ』の言葉に桜の雰囲気が少し変わったが、私が顔を向けた時には今まで通りの彼女がいた。

登場人物が多い!!

やっぱり見切り発車じゃ駄目ですね。

最終的には何人になるんだろう……自分でも解りません。


感想・誤字の指摘など待っています。


読んでくださって、本当にありがとうございます。

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