表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/14

ファステナ 闇落ちルート1

閑話、ちょっとファステナ闇落ちルート編


ちょいグロです。直接的な表現があります。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

魔王に声をかけられて数年がたった。絶望していたファステナを救ったのは確実に彼だ。隣に立っている美しい銀髪を靡かせた彼。冷ややかな赤の瞳は燃える故郷を何の感慨もなく眺めている。

ファステナは瓦礫の山となっていた自分の住んでいた白亜の王宮に目を向けた、もうどうでもいいことだ。国も燃えている、あちこちから悲鳴と怒号と蹂躙の音がした。


「ファステナ。」


「はい、我が王、どうかされましたか?」


「王族がまだ生きているな。わかるか?」


「はい、王族の魔力はわかりやすいですから。」


「全員殺せ、一人残らず、簡単に殺すな。」


「わかりました、王、必ずや、殺し切ります、責め苦を受けさせて殺します。」


憎悪だけがある。王妃の傀儡となった愚かな父、母親を呪い殺した王妃、大切な従者を汚した第一王子、優しいだけの第二王子、何もかもを奪った第一王女。金髪碧眼のエルフどもは、ファステナから何もかもを奪っていった。


王を先に殺した。両目をえぐって、逃げる背中に、死なないように刃を突き刺し、体の中から燃やして殺した。王妃の舌は強い呪いを発するので舌を切って簡単に治せないよう、灰も残らず燃やす、汚い金切り声を上げるから、上半身に融解の魔法をかけた、ゆっくりゆっくりと音を立てて肉塊になっていく王妃に背を向ける。第一王子はファステナを見た瞬間に顔を青ざめさせて足元に水溜まりを作ってしまっていた。第一王子の頭上から土の塊を何度も落とす。血肉が飛び散る音がして、声が聞こえなくなったところですべてを焼き尽くす。第一王妃はこれを飲めば助けてやると粉を渡すと簡単に飲み込んだ。飲み込ませた種子を一気に成長させる。ごき、ぐちゃ、ごきりと音がする。第二王子だけは探すのが大変で、倒すのも少々骨が折れた。が、無事に殺せた。

優しいだけだった第二王子、せめての恩情に首を落として一気に絶命させる。

何か言っていたようだが、特に興味はない。


「存命の王族、5名、無事に殺しました。」


「よくやったな、ファステナ。」


笑顔の魔王にファステナも頬が緩む、はずだったのに、腹に何かが、何かが。ささって、


「存命の王族は6名、そうだろう我が愛しの配下。」


相変わらず美しい魔王。ファステナの血のついた手袋を足元に倒れた半魔に投げつける。


「さようなら、ファステナ。」


ああ、とファステナは目を閉じる。


私は結局、だれにも、すくわれない


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

闇落ちルート1のファステナの最期です!


ここまでありがとうございます!よろしければ評価を頂けると、励みになります!



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ