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主な登場人物

ベノワ

〈星のふる丘の街〉出身の商人で、その業績により名誉貴族となるものの、突如引退して〈月の城〉を建築し、隠遁していた面妖な人物。〈月の城〉の奇妙さと同様に、死後何十年を経ても謎のベールにつつまれている。〈荒城の月〉の最後の所有者でもある。


ミシェル

ベノワが恋慕した造船会社の令嬢。港湾従事者たちにまざって肉体労働をおこなうほど明朗快活な人柄だが、精霊王――水の蛇にまつわる惨事において恋人を失くしてしまう。


ブルーベック

巨人族の子どもで、12歳にして身長は180センチを超えている。火の国にまつわる惨禍にあった故郷の集落より出奔して、〈星のふる丘の街〉にいたる。照れ屋でおとなしく、思慮深いが、言葉でつたえるのが苦手。ローチの友人で、その病状を憂慮し、「幸せになる流れ星の童話」をなぞって、〈月の城〉へと単身赴いてしまう。


ローチ

原因不明の熱病をわずらっている病床の少女。〈星のふる丘の街〉におけるブルーベックの処遇に心も痛めている。


ハーマンシュタイン

盗賊〈鹿の角団〉の幹部。沙漠の国の侵略を機に、〈伝説の宝石〉の収集を開始した首魁。だれからも遠いところにいる謎多き人物。

          

ザウター

〈鹿の角団〉の頭目で、ハーマンシュタインの右腕として大剣をあやつる剣士。凶悪な性質や威圧的な面もあるが、バランス感覚にすぐれており、第六感で危機を回避することがよくある。ティファナにいつも悩まされている。


ティファナ

〈鹿の角団〉の頭目で、ザウターのパートナーを務める召喚士。自由な精神のもちぬしで、迷子を心から心配する一面もあれば、嫌いな相手の殺戮を意に介さないといった側面もある。〈銀の鎖〉で猛獣や魔獣を手なずけ、〈魔女の角笛〉で幻獣や幻虫を召喚することができ、そのすべてに名まえをつけている。召喚魔法の温床となる代償で、眠りについてしまうことがある。


アルバート

沙漠の国の王子。コンプレックスが多く、半笑いの仮面をつけており、頼りなさをルイに疎まれてもいるが、子どもや妖精などに好かれ、独自の社交性でアクロバティックな活躍をみせることがある。外遊中のため惨禍をまぬがれ、〈伝説の宝石〉をめぐる旅にでることになった。


ディレンツァ

沙漠の国の宮廷魔法使いで、若くして宰相をつとめた賢才。端整な顔立ちだが、感情をあらわにせず、表情もとぼしい。しかし、才知にまさり冷静沈着で、状況認識能力にすぐれている。自然を利用する魔法をあやつるオールラウンダー。


ルイ

〈舞踏団ルルベル〉の踊り娘。野うさぎのようなトランジスタ・グラマーな肢体をもつが、見た目に反して感情の起伏もはげしく、ときに毒舌で、先走りがちな性格。沙漠の国に招聘され、惨禍にまかれたとき、アルバートたちと合流したことで、旅路を共にすることになった。

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