第4話「水火の交わり」後編
「ミナミ・・・おい、ミナミ」
数分後。気を失っていたミナミが、誠人の呼びかけに目を覚ました。
「・・・んっ、誠人さん・・・・・・あれ?ここどこですか?」
「さっきのガラとかいう奴が、罠か何かを使って、僕達をここまで落としたんだ。しかも、レイさんともカグラさんともはぐれてしまった」
そうミナミに答えながら、誠人はGPブレスのライトで辺りを照らした。骸骨や人体模型など、不気味なオブジェがそこかしこに点在している。
「もしもし、こちらミナミ。カグラ、レイ、応答してください」
「どうやら、通信が遮断されてるみたいなんだ。僕も試してみたけど、あの二人と全く連絡が取れない」
ミナミは必死にGPブレスに呼びかけたが、返事はなかった。その時、二人のGPブレスから不気味な声が聞こえてきた。
「ははは。銀河警察の諸君、私のお気に入りの空間にようこそ」
「ガラ・・・!一体ここは何なんだ!?」
「そこはヒューマノイドのより良い恐怖を引き出すために作った、まさに『恐怖の迷路』。その迷路を抜けた先に、地上に通じる道が用意されている。だがそこに辿り着く前に、君達の心を恐怖が支配したら・・・」
ガラの言葉が一旦途切れ、二人のGPブレスの画面にある映像が映し出された。それは今二人がいる場所と全く同じ場所を歩き回る、一人の若い男性の姿であった。
「出口・・・どこだよ出口・・・」
うわごとのように口走る男性の前に、突如として不気味な仮面を纏った死神のようなものが現れた。驚きと恐怖で男性が悲鳴を上げた瞬間、どこからか飛んできたカプセルが男性の体を包み込み、内部から放たれたガスで彼を眠らせた。そしてカプセル内部から伸びたチューブが男性の頭に装着され、恐怖の感情を吸い上げていく。
「このようにカプセルが飛んできて、君達の体を拘束する。このカプセルは君達の恐怖心に反応する。さて・・・無事に出口に辿り着けるかな?」
どこか可笑しそうな声で言うと、ガラはその通信を打ち切った。
「くっ・・・つまり、『絶対に怖がってはいけない迷路』ってとこですか・・・」
「どうやらそういうことらしい。とにかく、この迷路を早く突破しよう。レイさん達のことも気がかりだし、捕まってた人達も助けないと」
「ええ・・・行きましょう、誠人さん」
互いに視線を交わすと、誠人とミナミは強い決意と共にうなずき合った。
「β・・・ミナミ、応答して!・・・くっ、どうしてどっちも出ないのよ・・・!」
その頃。同じくこの迷路に落とされたレイが、通信に出ない誠人達に恨み言を漏らしていた。
(あの映像を見る限り、恐怖心が最大まで高まるとあのカプセルが来るのよね?だったら・・・平常心で・・・)
だがそう意識すればするほど、無自覚のうちに恐怖心というものは強くなっていく。レイは不安を紛らわせようと、アクアドルフィンを呼び出すカードを手に取ったが・・・
『こんな子供だましも同然の場所に、プラモデロイドを呼び出すなんて』
先ほどカグラに向けて放った言葉が、レイの頭に蘇った。彼女は首を大きく横に振ると、手にしたカードを再び引っ込めた。
「そうよ・・・私はあいつとは違う。プラモデロイドを使わなくたって、こんな迷路突破してみせる・・・!」
「いやあ、参ったねえ・・・こうして見ると、なかなかに怖い空間じゃん、ここ・・・」
さらに同時刻。レイとも誠人達ともはぐれたカグラが、片手に剣を握り締めながら迷路の中を歩き回っていた。
(さっきはレイがいたから強がることができたけど、一人だとこんな怖く感じるんだ・・・)
剣を握る右手は汗でびっしょりになり、GPブレスで前を照らすために突き出された左手も小刻みに震えている。いつも以上に周囲に注意を払うあまりその足取りも重く、一歩進むだけで数秒の時間を必要とし、遅々として先に進めない。
(そうだ・・・誰かが迷路を突破してあのガラって奴を捕まえた後、助けに来てくれるのを待ってた方が安全なんじゃ・・・)
そんな考えが、一瞬頭の中によぎった。だが同時に、ある言葉が脳裏をよぎる。
『もし怖いっていうなら帰ってもいいんだよ、レイ?』
それは先ほど、帰りたいと言い出したレイに対して言い放った、自らの言葉であった。あの時は冗談半分ではあったが、レイに対しあのように言ってしまった以上、怖くて先に進めなかったとはとても言えない状況を自ら作ってしまっていた。
「くっそ・・・怖くなんか、ないぞ!レイよりも・・・いいや、他の誰よりも早く、あたしがこの迷路を突破してやる!」
カグラは自らを奮い立たせると、足を大きく動かして迷路を歩き始めた。そんなカグラ達四人の様子を、迷路に仕掛けられた監視カメラを通じて一人の宇宙人が見つめていた。
「ふむ。今は強がっていようが、いずれ恐怖に負けてカプセルに捕まることになろう。さて・・・誰が一番に運ばれてくるか、あえて映像を見ずに楽しみに待つとするか」
黄色い目の猫のような顔の宇宙人が、監視カメラのスイッチを切って部屋の中央の長椅子に腰掛けた。その部屋の壁には、人間を閉じ込めたカプセルが無数に立てかけられていた。
☆☆☆
「おりゃああああっ!」
数分後。目の前に突如として現れた骸骨を模したロボットを、カグラが手にした剣で一撃で斬り伏せた。彼女の行く先には度々こうした恐怖を誘う仕掛けが施されていたが、絶対に迷路を突破すると半ばヤケになったカグラの前に、こうした小細工は意味を成さなかった。
「はあっ、はあっ・・・随分歩いたけど、一体いつになったら地上への道が見つかるんだい?・・・ん?」
その時。ふとGPブレスに目を向けたカグラが、あるものを捉えた。
「これ・・・まさか、そういうことか!」
カグラがある発見に声を上げていた頃、レイは恐怖に怯える瞳で周囲を見渡しながら、壁伝いにゆっくりと歩いていた。
「グアアアッ!」
「ひっ!」
壁に触れていたレイはそこに用意されていた何らかのスイッチを押してしまい、同時にすぐそばから醜悪な怪物の顔のようなものが飛び出し、けたたましい雄たけびを上げた。レイは慌てて壁から離れたが、今度は周囲から不気味な仮面をかぶった黒い死神のような者達が現れ、耳障りな笑い声と共に彼女を取り囲んだ。
「もう・・・もう、無理・・・!」
なんとか一人でここまで進んで来たレイだったが、彼女の心は限界寸前であった。レイは耳を押さえながら、その場に座り込んでしまった。
(ミナミ・・・β・・・ううん、もうこの際誰でもいい・・・!)
「誰か・・・助けて!」
と、その時であった。突如として赤い蠍のような物が現れたかと思うと、その尻尾から火炎を噴射して死神達を攻撃した。驚きに視線を向けたレイが見たのは、焼き尽くされた死神を模したロボットと、見覚えのある蠍型ロボットであった。
「これ・・・カグラのプラモデロイド・・・」
「反応はこっち・・・あ、レイ!ここまで来てたんだ!」
その時、遠くから声がしたと思うと、カグラが剣を手にこちらに駆け寄ってきた。
「カグラ・・・どうして、ここが?」
「GPブレスに、マグマスコーピオンの反応があってね。とりあえずと思って来てみたけど、まさかあんたまで見つけることになるとはね」
レイがカグラのGPブレスに視線を向けると、確かにブレスレットは目の前のマグマスコーピオンの信号を捉えていた。
「そっか・・・ガラはブレスの通信は遮断したけど、プラモデロイドの信号までは遮断できなかった・・・」
「というより、そもそもそんな物があること自体、まだ気づいてないと思うよ。・・・しかし、あんたも大したもんだね」
突然、カグラがレイを褒めるような言葉を口にした。
「プラモデロイドも使わず、たった一人でここまで来るなんてさ。あたし達が落ちた場所から考えれば、かなりの距離を進んでるじゃん」
「べ、別に・・・それを言えば、あなただってそうでしょ?」
「いや、あたしにはマグマスコーピオンの反応という目標があった。けど、あんたは何の手掛かりも目標もないまま、それでも一人でここまで進んできたんだ。この薄気味悪い迷路の中で、なかなかできることじゃないと思うけど?」
カグラの言葉に、レイは顔が熱くなっているのを感じていた。きっと照れくさくて赤くなっているのだろう。そんな顔を見せたくないと思い、彼女はカグラから顔をそらした。
「・・・さっきの言葉は謝るよ。冗談半分とはいえ、あんたが臆病者みたいな言い方しちゃったね。ごめん」
「ううん・・・謝るとしたら、私の方。私こそ、プラモデロイドを出したあなたを臆病者呼ばわりした。あの時のあなたの判断は適切だったし、何よりそのプラモデロイドに、私は救われた。恐怖で押しつぶされそうになってた私を、その子が助けてくれたの」
「え?・・・じゃあ、あんたも・・・?」
気づいたように声を上げるカグラに、レイは恥ずかしそうな笑みと共に答えた。
「うん・・・怖かった。だから・・・例えあなたでも、他の誰かに会えて今とても嬉しいの」
「そっか・・・なら、お互い様だね。あたしも怖かったもん、一人で。だから今、すっごく安心してる。・・・あんたに出会うことができてね」
互いに素直な言葉を交わすと、二人は同時に笑い出した。こんな風に笑う姿は初めて見ると、二人はお互いの笑顔を見ながら思った。
「さて、問題はここからだ。・・・この迷路、どう考えても普通に地上に辿り着けるようにはできてないよね?」
「うん、それじゃあ一般人にも簡単に到達されちゃう。でも、必ずこの迷路は地上に繋がってるはず。そうでなきゃ、捕まえた人間を回収できないもの」
「そうだね・・・・・・実はさ、あたし一つ脱出方法を思いついたの。・・・100%うまくいくって保証はないけど・・・」
「あら、奇遇ね。実は私も一つ、脱出方法を思いついた。・・・正直、かなりリスキーではあるけど」
その言葉だけで、二人は相手も自分と同じ方法を思いついたのだと悟った。二人は互いの目を真正面から見据えると、決意を込めて小さくうなずき合った。
それから、およそ10分後。地上のガラの部屋に、二つのカプセルが運ばれてきた。
「おお、二人同時に捕まるとは」
待っていましたと言わんばかりに、ガラがカプセルのもとに歩み寄る。その中には、それぞれレイとカグラが閉じ込められていた。
「おや、あのガイア星人が真っ先に捕まると思っていたのだがな。まあいい、まずはこの二人の恐怖を味わうとするか・・・」
と、その時であった。カプセルの中の二人が突如として目を覚まし、同時にカプセルの中にいたイルカ型ロボットと蠍型ロボットが音波と火炎を放った。その攻撃によって破壊されたカプセルの中から、レイとカグラが飛び出してGPブレスを構える。
「な、何!?どういうわけだ!?」
「ふふ、残念だったね!カプセルが恐怖を感じて自動で飛んでくる仕組み、利用させてもらったよ!」
「私達はわざと恐怖心を高めてカプセルをおびき寄せ、その中に捕らえられた。催眠ガスさえしのいでしまえば、あとは自動的に地上に運ばれる。そう思ってね」
「馬鹿な!あのガスは、ヒューマノイドであれば10秒と持たずに眠りにつくはず。それをどうやって・・・」
「ふっふーん、お生憎様。このGPブレスには、空気清浄機の役割もついてるの」
カグラは得意げに言うと、ガラに見せつけるようにGPブレスをかざした。
「こいつでガスを無力化させて、あたし達は眠ったふりだけしてればよかった。後はカプセルが地上に着くのを、ただひたすら待てばいいって寸法よ!」
「くっ・・・謀ったな、銀河警察・・・!」
「・・・どうやらあなた、大した犯罪者じゃないみたいね。手配履歴にデータがないし、正直そこまで強くなさそうでもない」
GPブレスで素早く検索を終えると、レイはGPブレスをガラに向かって構えた。
「ブラック星雲第二惑星人ガラ、監禁及び公務執行妨害の罪で、逮捕する!」
「ええい、黙れ!こうなったら・・・腕ずくだ!」
そう叫ぶように言うと、ガラは何かのスイッチを押した。すると周囲の壁に収納されていたカプセルが、レイとカグラを目掛けて飛んでゆく。
「カグラ、気をつけて!」
「ああ、あんたこそ!」
二人はGPブレスでカプセルを狙い、光弾で次々と破壊していった。その音は、未だ地下を歩き回る誠人とレイの耳にも届いた。
「何だ、この音・・・?」
「あっちから聞こえてきますね。行きましょう、誠人さん!」
音のする方へと急いで向かう二人。やがて二人は袋小路に差し掛かったが、その時頭上から破裂音のようなものと、何かが転がる音が聞こえた。
「この上だ!」
「よし、ならこれで・・・誠人さん、離れててください!」
ミナミは屋根に戦闘モードのGPブレスを向け、そこから光弾を発射した。すると屋根に穴が開いて迷路に光が差し込み、部屋の床のような物が見えた。
「ビンゴ!誠人さん、イリスになってあそこから出ましょう!」
「ああ!行くぞ、ミナミ!」
誠人はイリスバックルを腰に装着すると、グランドのカードをホルダーから取り出して認証部分にスキャンさせた。
「ユナイト・オン!」
『Read Complete.震える大地!グランドアーマー!』
ミナミと合体してイリスになると、誠人は足に力を込めて穴に向かってジャンプし、地上の部屋に辿り着いた。そこではカグラとレイが、ガラが操作するカプセルを必死に射ち落としていた。
「レイさん!」
『カグラ!』
「おお、少年にミナミ!遅かったね、一足先に暴れてるよ!」
「げっ、何だあいつは!?こ・・・ここは退散だ!」
イリスの姿を見たガラが怯えたように声を上げ、その場から逃げ出そうとした。
「ミナミ、β、追って!ここに捕まってる人達は、私とカグラが助け出す!」
「言っとくけど、殺しちゃ駄目だよ。あいつどうやら、これが初犯みたいだからね」
「分かりました。行くぞミナミ、リハビリ戦だ!」
『はい!じゃあそういうわけで、二人にそっちは任せましたよ!』
レイとカグラに後を任せると、イリスはガラを追跡した。そしてお化け屋敷を出たところでついに追いつき、イリスは大きくジャンプしてガラの目の前に着地し、行く手を遮った。
『さあ、覚悟しなさい!この私を散々ビビらせた罪は重いですよ!』
「おい、それはただの私怨だろ・・・」
誠人が短くツッコむ間に、ガラはその手に不思議な形の杖を握り締めた。
「ええい、うるさい!こうなったら、お前達を倒してここから脱出してやる!」
そう言うが早いか、ガラは杖の先から火球を発射してイリスに攻撃を仕掛けた。その攻撃をジャンプしてかわすと、イリスは手にしたソードモードのプラモデラッシャーで、ガラの体を次々と切り裂いてゆく。
『ほらほら!そんなもんです・・・かぁ!?』
久しぶりの誠人との合体でテンションが上がっているミナミの猛攻に、ガラは早くも防戦一方となっていた。そして繰り出された剣の一撃がガラの杖に炸裂し、真っ二つに切り裂いてその勢いのままガラの体に直撃し、火花と共に大きく吹き飛ばした。
『さあ、これでとどめです』
『Read Complete.Be prepared for maximum impact.』
イリスはプラモデラッシャーにフィニッシュカードをかざし、その剣先に大地の力を充填させた。そしてパワーが最大までたまると、トリガーを引いて勢いよく振り放つ。
『グランドスラッシュ!』
剣先のパワーは光の刃となり、ガラに向かって勢いよく飛んでいった。その刃はガラの体に直撃し、小さな爆発と共に大きく吹き飛んだ彼は、地面に叩きつけられて戦意を喪った。
『これでも、パワーは最小に抑えときましたからね』
「ミナミ!少年!」
その時、お化け屋敷の入り口から声が聞こえてきた。イリスが視線を向けると、そこには救出した人々を入り口まで誘導してきた、レイとカグラの姿があった。
二人はイリスの勝利を目にすると、瞬時視線を交わして微笑み合い、イリスに笑顔を向けた。その二人の笑顔を見て、イリスの仮面の下の誠人もまた、小さく笑みを漏らすのだった。
☆☆☆
こうして、一人の宇宙人の欲望によって引き起こされた連続失踪事件に、幕が下ろされることになった。
ガラはミナミが呼んだ銀河警察太陽系支部の職員によって連行され、宇宙の果てにある刑務所に拘留されることとなった。彼に捕まっていた人々は全員解放され、元の日常を取り戻すことができた。
この一件を通じて、一つ変わったものがある、と誠人は思う。それは、今まで文字通り水と油としか言いようがなかった、レイとカグラの関係であった。
「チェックメイト。・・・さあカグラ、この状況からどう逆転してみせる?」
「むむむ・・・ちょっと待て、レイ・・・今、逆転の一手を考えるから・・・」
あの事件の後、カグラは頻繁に虹崎家を訪れるようになった。これまでも定期的な訪問は欠かさなかったが、最近は目に見えて訪れる頻度が増している。
「まさか、あの二人の仲がここまで進展するとは思いませんでした。・・・誠人さんの狙い通りになりましたね」
「いや、僕もここまで仲が良くなるとは思わなかった。・・・だけど、見ろよあの二人」
必死に逆転の策を練ろうとチェス盤を睨むカグラと、勝利を確信して笑みを漏らすレイ。その二人の間に流れる空気に、以前のようなわだかまりはなかった。
「二人とも、いい顔をしてる。やっぱり人と人との仲は、いいに越したことはないと思うな」
「それもそうですね。・・・ところで誠人さん、あの二人の仲も進展したことですし、今度は私達の仲を進展させましょう!」
そう叫ぶように言うと、ミナミは小さくジャンプして誠人に飛びついた。
「うわっ!ちょ、ミナミ、離れろって・・・!」
「んまあ、誠人さんったら照れ屋なんですから♡ このこのっ♡」
「ちょっ・・・いい加減に・・・離れろおおおおおおおおおっ!!」
そんなドタバタ劇を誠人達が繰り広げていた、まさにその頃。都内某所のとある埠頭に、突如として虹の七色の光が降り注いだ。その光が収まると、そこには美しい金髪をセミロングにした、一人の少女の姿があった。
「ふーん、ここがテラか・・・・・・キリアが満足できる星ならいいけど」
少女は髪と同じく金色の瞳で、辺りを見渡しながら呟いた。期待を胸に歩き出した彼女の左腕には、ミナミ達と同じくGPブレスがはめられていた。
第4話、いかがだったでしょうか。
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