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二度としないと誓います

( ◉ ◉ )→(◉ ◉)( )

千切れたヒーリングスライム。

片方は俺の腕の中、片方は俺の足元にいる。

恐る恐る腕の中のスライムを確認する。

キョトンとした目でこちらを見ている。


(…無事みたいだな…。よかった。)


そう安心するも束の間、足元にいたスライムの片割れがもぞもぞと動き出した。


(…ヒッ!動いた!)

腕の中のスライムが無事に生きているので足元のスライムはもう動かないと思っていたのだ。


足元のスライムはしばらくモゾモゾ動いた後ひっくり返り、ぱちりと目を開けてぽんぽん跳ね出した。

すると腕の中のスライムが俺の腕から抜け出して二匹のスライムが楽しそうに交互に跳ねる。


そうしてしばらく遊んだ後、片方のスライムがもう片方にぶつかった。

とぷんっという音と共に二体のスライムが一体のスライムの姿に戻った。


(分裂も融合も自由自在ってことなのかな…?

何はともあれ無事でよかった…。

でも…これまではマオやヒーリングスライムだったから大丈夫だったけど、普通の生き物は千切れたら死んじゃうからな…。

今度こそもっと気をつけなきゃな…。)

自分を戒める。


「さて、お前にも名前をつけなきゃな。

ヒーリングスライムだから…」

「ライムだなーっ!」

突然兄が飛び込んできた。

「スライムのライム!なかなかいいじゃないかー!」

うんうんと一人納得したご様子。


(ライムって、スライムからスを取っただけじゃん…

色も確かに黄緑色でライムみたいだけど…)


ヒーリングスライムの様子を伺うと目を輝かせている。

ライムという名前が気に入ったようだ。


「…ライム。」

ぽよーんと跳ねて嬉しそうに腕の中に飛び込んでくる。

(かわいい!)

可愛けりゃなんでもいっか!


新しい家族を腕に再び帰路につくのであった。

(◉ ◉)(◉ ◉)→( ◉ ◉ )

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