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家族会議その5ー脱線・個人差があるようですー

「なぁアキ。お前どんなステータスが見えてるんだよ?

俺スキル情報とか見えないんだけどー。」


方々を鑑定して回っていた兄が帰ってきた。


「え?普通に名前とレベル、属性、職業、スキル、称号かな?

逆に聞くけど兄さんはどんなステータスが見えてるのさ。」


「俺は名前、レベル、性別、血液型、HPとMP、状態異常の項目が見える。あ、血圧と心拍数も見えるぞ。

アキは最近少し忙しいみたいだなー。肉体と精神の疲労がそれぞれLV.3って出てる。」


「「………全然違うな。」」


同じ鑑定スキルでも鑑定できる項目には個人差があるようだ。

俺はザ・ステータスって感じだけど兄のはまるでカルテみたいだ。

もしかしたらそれぞれの能力に沿った鑑定をするのかも知れない。


さて、鑑定のスキルについて少し分かってきたが続きはまた後にして、今度はもう一つ疑問に思っている事をウィリアムさんに聞いてみる。


「アイテムボックスというのはどういったスキルなんですか?」


アイテムボックスは俺たち家族は皆∞、ウィリアムさんは中がついているようだがどうやって使うんだろう。


「アイテムボックスは空間系のスキルです。

念じることでアイテムを出し入れ出来ます。」

そういって液体の入った綺麗な小瓶を出し入れして見せてくれた。


(おおおお!?もしかしてそれはポーションというやつでは?)


出てきた小瓶に興味が向かうが今は我慢だ。

チャンスはいくらでもあるだろう。

ウィリアムさんの話は続く。


「アイテムボックスの大きさは個人差が大きく、私は中サイズなのですが、一般的な人は小サイズのことが多いです。

小サイズは大体持ち歩きに便利な鞄程度の大きさですかね。

中サイズは荷馬車程度でしょうか。

大サイズは家一軒程度、稀に特大サイズを持つ者もいるそうですがその収納量は計り知れないですね。


さらにこのスキルは上位/下位とありまして、上位ですと収納したアイテムの時を止めることが出来ます。

このお茶のように温かいものは温かいまま、冷たいものは冷たいまま、食品などを入れても腐ったり劣化することがありません。

とても便利な能力なのですが、上位のアイテムボックス持ちはそう多くはないですね。


それと、アイテムボックスと同様の効果を持つマジックバッグというアイテムもあります。

自分のアイテムボックスに入りきらないものはこちらに入れて持ち運ぶのが一般的ですね。

こちらも基準はアイテムボックスと同じで、能力が高くなるにつれ価格も上がっていきます。」


(なるほど。便利なスキルだ。

俺たちは∞…てことは特大サイズより上ってことなのかな…

上位か下位か…鑑定スキルでは分からなかったから試してみなきゃ分からないな。

…よし!まだ温かいこのお茶を…アイテムボックスにしまいます!)


『しゅんっ』

手に持ったお茶が吸い込まれていくような感覚と共に消えていった。

(さすがに1時間も置けば冷めきってるよな。

あとで出してみよーっと。)


「ウィリアムさん、いろいろと教えて下さりありがとうございます!」

聞きたかったことが聞けて大満足である。

思い返すとなんだかチュートリアルみたいだったな。

心の中でウィリアム先生と呼ばせてもらおう。

鑑定、アイテムボックス共にスキルの程度に個人差があります。

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