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家族会議その3ー脱線・こっそりスキルを試してみようー

縋るようにウィリアムさんを見ると俺の視線の意図を察して笑いながら応えてくれる。


「普通は教会などで自分の属性を調べてもらう事が多いですね。

《鑑定》のスキルを持つ者も調べる事が出来るそうです。」


《鑑定》…だと!?

たしか、召喚された人達はよく鑑定スキル持ってるよな!

自分でステータス見たりしてるし。

(試してみたい!でもどうやったら…)


「ウィリアムさん、スキルってどうやって使うものなんですか?」

己の興味に抗えずウィリアムさんに質問する。


「スキルも魔法も基本的に唱えることで発動します。

ですが熟練度が上がれば心の中で念じることで使えるようになったりもします。


魔法もスキルもしっかりとしたイメージを持つことが成功のコツなので"唱える"という行為がそれをサポートすると言われています。


"詠唱"も同様ですね。詠唱の方が単に魔法名を唱えるよりもイメージを込められるのでより強力な力を発揮できます。」

((詠唱!))

兄弟の目がきらりと光る。


(だめだ!だめだっ!まだ会議の途中だ!

まだ《鑑定》のスキルを持っているのかすら分からないし…

でも…兄さんではないけれど試して確認してみるのも悪くないよな!)


声に出して失敗しては恥ずかしいので試しに心の中で念じてみる。

仮になにも起こらなくとも後で一人の時にこっそり声に出して唱えてみてもいいし。


(兄さんは属性が水でスキルで回復魔法が使えるって言ってたから…兄さんで試してみるか。)


兄をじっと見つめてイメージする。


(よくある感じ…。

ゲームのステータス画面みたいな…

兄さんのステータスってどんな感じ?《鑑定》っ!)


『ゔぉん!』


(やったー!!きたー!初スキルー!

うひょー!ほんとにゲームみたいじゃん!すげー!)


《ステータス》

八雲湊(ミナト=ヤクモ)

レベル=28

属性=水魔法-LV.MAX

職業=カリスマ研究者

スキル=治癒魔法-LV.MAX

調合-LV.MAX

観察眼-LV.MAX

鑑定-LV.MAX

アイテムボックス(∞)

称号=異世界人、医を究める者、救世主、モテたいお年頃


(おー、レベル28か。まぁ召喚されたばかりにしては高い方なんじゃないのかな?

水魔法と治癒魔法のレベルがMAXなんだ…

これは召喚特典かな?

……モテたいお年頃て、ドロップにまで彼女欲しいとか望むからだよ…。)


MAXがついてはいるが思っていたよりは普通…本人像を掴んだステータスになっている。

元より兄は医療の分野で活躍する有能な研究員なのである。ある意味妥当なステータスだ。


(さ、これで鑑定が正しく使えることが分かったな。

次は自分のステータスでも確認してみようかな。

どんなスキルがついてるのかなー

《鑑定》っ!)


《ステータス》

八雲明(アキラ=ヤクモ)

レベル=26

属性=火-LV.3

水-LV.3

土-LV.3

木-LV.3

風-LV.3

光-LV.3

闇-LV.3

職業=みならい商人

スキル=鑑定-LV.MAX

アイテムボックス(∞)

称号=寝坊した異世界人、器用貧乏、考える人


(うーん、MAXなのは鑑定だけか。

でもレベルはそこそこだけど全属性揃ってるのがいいな!

鑑定とアイテムボックスは兄さんも持っていたし…

…まぁ、悪くないんじゃないかな。


………で、称号はさ…もう少しなんかなかったものなのかね…

まぁその通りなんだけども…

寝坊した異世界人も器用貧乏も認めよう。

でも考える人って…?あの世界的有名な彫刻みたいな…………

ハッ!?もしかして、俺のこのポーズのことかぁぁぁ!)


俺は椅子に座って何かを思考している時、無意識にあのポーズをしているらしい。よく言われる。

でも皆似たようなものだろ、肘の位置がちょっと違うくらいの差じゃないか!

ステータス考えるの大変で大変で…

ステータスは変化していきます。

…ということにして後々変更した時の言い訳をしておきます。

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