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家族会議その2ー兄の報告ー

説明があるので長いです。


「次は俺の番ねー!」

兄が立ち上がる。


「爺ちゃんがちらっと言ってたけど、俺は騎士さんに魔法について詳しく聞いたよ。

魔法っていいよなーなんかゲームみたいでさー!

昔良く一緒にやったよな!SS!懐かしいなー。」


スタートストーリー略してSS。サークルエニックスの看板RPGだ。ゴブリンクエストもいいけど俺達兄弟はSS派だった。Ⅹは名作。

ちなみに父さんは昔光の戦士だったらしい。


兄は興奮気味に続ける。

「それで騎士さんに実際に魔法を使うところを見せてもらったんだよ!簡単なやつだけどなー。

騎士さんが《ファイヤ》って唱えたら何にもないところに火が出たんだよ!

感動したね!本物だーってな!」


兄はうおぉと身振り手振りを使って説明しだす。


「それでなー!俺も使ってみたんだよ!」


(ん…?なんて言った?使ってみた?そう簡単に使えるものなのか!?)


「俺も騎士さんを真似して《ファイヤー》ってしてみたわけ。そしたらさー………出ないのよ。」

(…勿体ぶっといて出ないのかよ!)


「俺もアキと同じで召喚されたんだしすごい力が出せるかなーって思ってたんだけどダメでさー。

でもなんとなく諦められなくてゲームに出てきそうな魔法を片っ端から唱えてみたわけ。

そしたらさー使えちゃったんだよねー。」

兄はニシシとイタズラっぽく笑ってみせる。


「俺が使えたのは《ウォーター》と《ヒール》だな。

魔法ってその人の資質で属性が定められているんだってさー。

俺の属性は水らしい。

あと回復系の魔法は素質がないとなかなか使えないんだってさ。

俺は医療に携わる仕事をしていたからその素質が備わっていたのかもしれないね。

あーこの回復魔法も早く研究してみたいなー。」

とワクワクしだす兄の意識を引き留める。


「兄さん、その属性について詳しく聞いてる?」


俺が尋ねると兄の目がキラリと光る。

「もちろん!研究するにも前提となる知識が必要だからなー!

属性は大まかに火水木風土光闇らしい。

これは先天的なものだから俺が火の魔法を使えないように持っていない属性の魔法は使うことが出来ないそうだ。


それに対して回復などの補助系統の魔法は後天的にも基準を満たすことができれば使えるようになるらしい。

もちろん先天的に使える人もいるらしいけどねー。」


「…なるほどね。ちなみに属性の調べ方って聞いた?

まさかみんな片っ端から魔法を唱えているわけじゃないだろうし。」


「みんなそうしてるんじゃないかなー!」


「まじかー!…ってそんなわけないだろっ!」

胸を張ってそう主張する兄をうっかり信じそうになるが流石にそんなことはないだろう。

こんな時は…助けてウィリアムさーんっ!

兄はもう魔法を使ったようです。


設定を考えるのって難しいですね。

どうしても長くなってしまって申し訳ないです。

できればさくっと読めるように書ければいいのですけれど…精進致します。

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