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家族会議はじまります

今までのおさらいみたいな感じです。

ここから数話説明がメインになるので少し長くなります。

さらーっと読み流していただければと思います。

楽しそうな女性陣を尻目に男性陣はため息を吐いていた。この場違い感はなんなんだろうか…。


「迅さん、お茶でも飲みますか?」

婆がそういうと爺が頷く。

「みんなの分も持ってくるから待っててね。」

そう言うとキッチンに消えて行った。


「…さて、菜々達は放っておいて、今後について話し合おうか。

ウィリアムさん、こちらへどうぞ。貴方からも是非話を聞かせて貰いたいですな。」

爺が立っていた騎士団長さん改めウィリアムさんに席を勧める。


「…では…じゃじゃーん!異世界初!家族会議ー!始まるぞぃ!」

「「いえーい」」

やる気のない野太い合いの手が入る。

これが我が家の家族会議の恒例の儀式なのだ。

ちなみに不定期開催だが割とよく開催される。

議題はまちまち、夕食のメニューから 旅行の目的地、未だ見ぬ妹の彼氏問題なんてあったな…。

(あれは荒れたなぁ…。)

遠い目で思い出す。


驚くウィリアムさんに婆がお茶を出しながら我が家の恒例行事なんですと説明していた。

婆はお茶を出し終えると爺の隣へ座る。


「では議長、進めたまえ。」

爺が俺を見て言う。そう、毎度俺が会議の議長なのだ。

気付いたら自由に好き勝手物を言う皆の取りまとめ役になってしまっていた…。


「えーっと、それでは皆さん会議を始めます。

議題は《今後我が家はどうするのか》です。

よろしくお願いします。

ではまず始めにこれまで皆が得た情報を確認したいと思います。

ウィリアムさん、補足などあればよろしくお願いします。」


ウィリアムさんは任せろと言ってくれる。頼もしい限りだ。


「えーそれではまず俺から。この状況についてです。

まぁ、俺が一番最後に起きたから報告できることはそうないんだけどね。


取り敢えずみんなも知っての通り俺たちは異世界に召喚された。

その時に魔王を下敷きにして倒した、と。

母さんが竜巻に巻き込まれたって言っていたからおそらく竜巻が俺たちの元いた世界とこの世界を繋げたと考えていいと思う。


それと家についてだけど、ガス、電気、水道は問題なく使えるみたい。


あとは…ドロップか。

さっき見た通り、欲しいと言ったものが出てくる仕組みらしい。

どんなものがドロップされるのか調べるのは今後の課題だね。

最低でも飢えることはなさそうかな。


あとまだわからないけど、俺が読んでいた小説だとこうやって異世界に召喚された人達って何か特別な力を与えられていることが多いみたいなんだ。

このドロップも"召喚されたことによる特典"かもしれない。

もしかしたら俺たちにもなにか力が与えられてるかもしれないね。


…と、言うことでそれ以外の情報をお願いしまーす。」


前置きはここまで、白熱した会議が幕を開ける。


(おい、兄さん。小声で「彼女欲しい」って言うのやめろ。

聞こえてるぞ。出てくるわけないだろ!)

家族会議始まりました。

今後の方針を決めるようです。


やはり彼女は出てきませんでした。

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