戦闘より経験を
動き始める前に一つ頼みがある。
「どうした。」
戦闘経験値が欲しい。
「ついにやる気になったか。感心感心」
重要なフォルダに唯一戦闘だけが読み込めた。
「そうか。少し残念だなぁ」
主の使い方と注意点についてというファイルを読んだ。
「それで」
まずまず主ってなんだ?
「そこからか。OK、主は能力の一種だ。全ての能力の中心である。」
何ができる?
「能力を集め結晶を生成する。それを操る。」
それだけ?
「いいや、結晶にするかそのまま能力を使うかは自由だ。」
そのまま使うとは?
「例えば火だと、火をそのまま手や武器に宿して属性を追加できる。」
決勝のままだとどうなる?
「着弾地点に効果を発揮させたり、そのまま臨時の縦にしたり、相手を切ったり。」
つまり、万能で射程に合わせて戦い方を変えられると。
裏ちゃんは何を持っている?
「まんま裏だ」
使い方は?
「力の反転、それだけ。」
マジで?
「大マジ」
じゃあ攻撃は?
「専ら自家製銃火器。カウンターする時に裏をひとつまみ」
強いのか?
「そりゃもちろん。じゃあ経験値を積ませてやろうか?」
レベリングは大事だとファイルにあった。
「先攻は、、、私じゃないとワンパンだな、よし」
距離は5メートル。使う能力は雷とかでいいか。
無言で飛んでくる12.7mm弾と本体
回避よりも結晶で防御を
砕かれたのか?
いや弾が帯電している。不味い。
「ワンヒット」
近づていた本体からの2弾目
裏をセットして反射を
腕がひりつく
扱えない。
「ツーヒット、ゲームセット」
普通に心臓に穴空いてるんですけど。マジで?
「嗚呼大丈夫大丈夫治る治る。」
そうなら安心か。
主はキャパがある。強い力には反動が伴う。
とはいえ心臓風穴は反動がデカすぎる。




