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Empty Heart  作者: 東洋夢
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現在より過去へ思い張り巡らす

いやはやびっくりびっくり。森の中にポツンと1人。酒明けの朝の様な感覚で1人。なんと詩的なのだろう。いや待てそんなこと言うてる場合か。何もわからん。しかしこれだけはわかる。圧倒的危機的状況。

物音?がする。あそこの具体的には5m先の草むらから?

咆哮している。近づくか?それとも戦うか?一旦罠でも仕掛けるか?とりあえず目に槍でも?

不味い、奴はデカい。旧世界は草むらにデカい奴がいるのか。

待て待て、旧世界とは?何故知識がある?じゃあ逆に新世界には何がいる?どうやって新世界に行く?

「考えとる場合か」「ドアホが」頭に声がこだます。不快。ちょっとかわいそうか?ええ音してはりますなぁが適切か。

んなこと考えてる間に一気に意識が剥がれていく。体が動かない。

重要そうな情報だって?んなことはどうでもいい。第一村人発見だ。孤独死の心配がなくなった。それが第一だ。

私の曇りゆく目は赤き閃光を最後に写しアクセスが途絶えた。

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