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むかしむかしではなく今から始まるプロローグ

「歌も楽しや♪」

私小葉(おば) 亜子(あこ)高校一年生。髪型は生まれつき白髪の髪を頭の横で三つ編みにしている。因みに見た目と名前から渾名はお婆ちゃん。

で今は学校のお昼休みで、仲の良い友達三人と屋上でごはんを食べる事になり向かってる最中。


「亜子ッチノリノリだけど何か良いことあったの?」

隣を歩くのは若林(わかばやし) 夢空(ゆあ)

私の友人の一人で身長が低く童顔の為中学生に良く間違えられるため、少しでも大人っぽく見せようと腰まで伸びた黒髪と盛りに盛られた胸パッドが特徴。


部活は空手部でかなり強いらしいが段持ちだと町で喧嘩に巻き込まれた時とか正当防衛が認められないかもしれないしと段は取ってない腹黒さもある


「分かる?実は糠漬けが美味しく漬かったのよ」

「うん、だって多分亜子ッチ機嫌良いと昭和の歌歌うし」

私としても自分の趣味が古いと自覚は有るので夢空ちゃんが呆れた視線を向けるも、気にせず屋上への扉を開ける。


「夢空、亜子待ってたでござる」

私の言葉が聞こえてたのか、扉を開け私の目に写ったのは漬物を食べる準備は完了とばかりに白御飯が敷き詰められた弁当箱と箸を構えるTHE大和撫子といった見た目の黒髪ポニーテールの女性。

友人二号の坂本(さかもと) 涼子(りょうこ)

剣道部で期待の新星と呼ばれてるらしい。

因みに趣味は剣道と時代劇。そのため口調も時代劇風である


「相変わらず小場ちゃんは年寄り臭いよな?」

「文句があるならお主はコンビニ弁当だけで済ませると良いでござる」

「いやいや、文句は無い糠漬けはいらんが!小場ちゃんの卵焼きは絶対に貰うぞ」

そして、涼子ちゃんと睨み合うのは昭和のヤンキーと言われても違和感の無いリーゼント頭の男子。紅一点ならぬ黒一点友人3号の十文字 (じゅうもんじ ごう)

どう見ても不良だけど、夢空ちゃん曰く憧れの存在の真似をしてるだけのコスプレヤンキーらしい。

因みに部活は帰宅部。見た目とは違い非常に真面目に勉強してるので、成績はクラスでもトップ。


「亜子の卵焼きも糠漬けも拙者が貰う。糠漬けの上手さが分からぬお主になぞ一口もくれてやるか!」

「糠漬けはやるが卵焼きは男として譲れねぇ」

二人が漫画とかだとバチバチ言ってそうなにらみ合いを続ける中、コッソリと夢空ちゃんは「亜子ッチ何時も通りぼた餅と私の唐揚げ交換でヨロシク」と、好物の交換を持ち込んできた。


「ここは私のために争わないでとか言うべきかな?」

夢空ちゃんに軽く頷くと私も速く弁当を食べようとその場に座り弁当を包んでいた風呂敷を広げていく。


「ほら、皆弁当は多めに作ってるから仲良くたべよ…えっ?…」

「ふむ、ワシも食べて良いだろうか?」

そして、皆と一緒に弁当を食べようと視線をあげると、夢でも見てるのかまるでお城の中のような豪華な部屋の中で王様のコスプレをした人から弁当を食べていいか聞かれていた。




ノリで思い付いたので書いてみた。後悔してはない

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