魔物狩り
テストが近いのでなかなか更新ができませんので。
すみません。
この都市は出入りできるところは1ヶ所しかない。
まったく持って面倒な話だ。歩くのに時間が掛かる。
この国には獣人しかいない訳ではなく、人族は見かけることはあった。
しかし、エルフやドワーフは見かけなかった。
ポーションが売っている薬屋。スキルを伝授する伝授屋。宿屋といろいろなものが立ち並んでいた。
ちなみに、伝授屋はかなり金額が高いし数も少ないようだ、伝授するのにも時間が掛かるようだ。
今回は真っ直ぐ狩場に向かう。
早歩きだったせいか、10分経たずに門についた。
どうやら、検査は入る時のみで、ギルドの証明書を見せ、門の外に出た。
目の前には草原が広がっており、遠くには森が見えた。
今から狩るのは、ホーンラビットと言う魔物だ。いわずもながら、チュートリアルのやつだ。
見かけは異なり、毛の色は白だそうだ。
草原の中を足音を潜めながら歩いていると、食事中のホーンラビットを3匹見つけた。
確実に1匹仕留めるため、背後に回り首筋に勢い良く一刺しバックステップし、距離をとりつつ火の玉を発生させ残りの2匹にはなった。
かわすことができず、2匹は火達磨となった。最初の一匹は上手く刺さり即死だった。
そしてポリゴンとなって消えた
「あっけないな、戦い甲斐の無い。」
ドロップアイテムを確認しながらそんなことをつぶやいていた。
黒ウサギはもっと面白かったのに、と思うと同時に血が出ないとこはさすがにゲームなんだと考えていた。
「次から基本、剣で戦って、火を使った戦い方を模索してみるか」
そんな感じで、第一回ウサギ狩りを開始した。二回目があるか分からないが。
30分間。無我夢中に狩り続けた。結局、ウサギだけでは物足らず、森に向かいゴブリンを狩っていた。
ゴブリンは、子供くらいの大きさ、一メートルほどで、木の棍棒の様なものを装備していた。
森の中には、住民っぽい人は見かけたがプレイヤーは見かけなかった。正に、絶好の狩場だった。
あと、火を使った近距離技を作ることができた。
そんな感じでアイテムが重量オーバーによる動作の制限が出ないようぎりぎりまで持ちギルドへ向かった。