表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
炎者の旅人  作者: 鬼灯
3/22

キャラ設定

 ログインすると、そこは白いドーム状の空間だった。


 「ようこそunlimited potential onlineへ」

                  

 機械的ではない抑揚のある女性の声がどこからともなく聞こえてきた。

 これが、VR技術なのか。

 すごいなあー


 「さっそく、キャラクター設定に移りたいと思います、まずお名前を教えて下さい」


 さて、何にしようかなあ。キャラ名なんていつも適当だからなあー。

 

 ………よし、これでいいか。


 「ジンでお願いします」


 「ジン様ですね。……名前の重複はございません。登録が完了しました。次に種族選択です。」


 そう言って、目の前にメニューが表示された



 <人間族ヒューマン

世界で一番人数が多い種族。器用貧乏。


種族スキル:器用貧乏(Dex+5。ほとんどの武器をそれなりに使用できる)

      

      集団戦闘(集団での戦闘で動きに補正) 


      状態異常耐性・弱(状態異常に対し若干耐性がある)  



 <エルフ>

森の守り人。強力な魔法を放つ。耳が長い。


種族スキル:森戦闘(森での戦闘時、補正がつく)


      弓術(弓の扱いに補正がつく)


      風魔法(風魔法が使える)



 <ドワーフ>

鍛冶師。力が強い。背が小さい。

  

種族スキル:鍛冶の才(鍛冶が成功しやすくなる)


      剛力(Str+3。)


      火耐性・弱(火に対して若干強くなる)



 <獣人族>

モデルとなっている動物によって能力が異なる。動物選択はランダム。モデルの動物ごとで耳と尻尾がある


種族スキル:感覚強化(動物ごとによって異なるが五感を強化する)


      野生本能(直感が働きやすい)


      ○○戦闘(その動物の生息する場所での戦闘時は補正がつく)



 <ランダム>

レア種族が出る可能性もある



 となっていた。ちなみにランダムは1度回したらその種族に確定だそうだ。


 ○○戦闘っていうのは森戦闘みたいなものなのだろう。

 耳が長いとかはその種族にした時、外見に特徴がでますよーって事だろう。


 なんだか自分で考えてやっていこうって印象を受けるな。

 具体的に魔法を取ったらどうなるかとか。どんな補正がつくのかとか。

 

 気にしてても仕方ないか。

 どんな種族でも良いから、ランダムで回してみるか。






 「ランダムですね、了解しました。………おめでとうございます。根源種である不死鳥フェニックスです」


 

 

 ……へ……まじか!来たかレア種族!

 さて、不死鳥の能力を見てみるか。



 <不死鳥フェニックス

根源種。伝説の生物、火を思うがまま操る。


種族スキル:火魔(周りにある火を魔力に。火の向上)


      火再生(魔力による体力回復、部位回復が行える)


      火の根源種(火を思うがまま操る。水との適正が皆無になる)


      火化(自分の細胞を火に変化させる。物理無効、武器装備不可)



 根源種?ってのは何なんだろ。

 質問しても答えてくれそうに無いし、ゲーム内で調べろってことなんだろうな

 

 それは置いといて。

 種族スキルが4つあるし、魔力がある限り死なないとは、その魔力も周りから集められる、しかも火を思うがまま操るって、やばいな。しかも、切り札ぽいのもあるし。

 後でどういうスキルか調べとく必要があるな。

 

 武器も熱に耐えられないといけないし考えることがいっぱいだな!


 楽しくなってきたぞ!!

 

 

 「つぎにアバターの作成をしてもらいます。身バレしないように私どもで判定いたしますので、ご了承ください」


 ばれたらやばいだろうからな。

 

 空間に突然、自分の姿が現れた。

 まあ悪くない中の上くらいのいつもの自分の姿だった。

 種族の外見的特徴は無いみたいだな。


 目の色と髪型を変えるか。目の色を不死鳥に合わせ赤にし、髪は黒色にし、短い髪型にして……こんなもんで良いだろ。


 「……判定終了。プレイヤー名『ジン』のアバターを確定しました。」

                              

 「最後にスキルの選択です。スキルは通常、種族スキル+5個というところですが、レア種族の方は+3個でのスキルの選択となっています」

 

 そりゃ、パワーバランスを考えれば当然か。

 時間掛かりそうだな。


 なんて思いながら、早速スキル選択に取り掛かった。

       

     

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ