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ブラックアウトのその先で!!  作者: Kurom
*ブラックアウト*
4/23

強さ

異世界で初めての装備を貰った龍

武器をみて嬉しく思いながらも

これからの決心を新しくする

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

能力値の値を変更、調整しました。

「んじゃ、装備も整った事だし、ちと訓練するか?」

「お願いします!!」

訓練...と言ってもどこでするんだろうか。

「よし、セリーヌ、裏貸せ」

「おっけー」

裏?この店の裏?そんなものがあったのか。


◆セリーヌ武具店、裏庭


セリーヌさんの店の裏はカカシが5体も立っているまさに訓練所

とういう感じの場所だ。

「まぁ、まずは龍の腕前を見せてもらってからだな。剣を振ってみろ。」

「分かりました」

「ふぅ...セアァッッッ!!」

つい、アニメのような気声が出てしまった。

しかし、俺の狙った場所とはまったく違う的外れな場所へ振ってしまう。

「うむ、盛大に外したな」

「そりゃそうだよ先生、あの剣、龍の能力値の限界ギリギリだもん。」

「やはり、筋力不足は痛いな...龍、俺が見せるからそれを真似て

やってみろ。」

「ぬぅぅぅんッ」

なんとアルムは1振りで3体のカカシを倒した...やっぱり能力値が

違いすぎる...

「お手本にならないお手本の見せ方だね、せんせっ♪」

「当たり前じゃワイ、あんなゴツい剣を振り回せるのは

アルムぐらいじゃからナ」

「あ!ガランのおじいちゃん!」

誰だろうこのお爺さんは...

「ちっ、また来たのかよ爺さん、この剣を振れるのが

俺だけ?んなわけねえだろう。」

「いや、おぬしだけじゃよ、そのバケモノを振るのワ

なんせそいつは要求筋力値2400の代物じゃからナ」

なんですとぉぉぉ?2400...って俺の

40倍の筋力値じゃないっすか、師匠...

「そんなもんか、案外軽いんだな」

「どこがですかっ!!」

「龍君先生にツッコミ入れても無駄よ、先生の筋力値

はずば抜けてるから~」

「ちなみに...どのくらい...」

「そぉねぇ、80000だったけ?」

「この前上がって85000だ」

「結局バケモノなんですね...」

「バケモノよ(笑)」

「やはりナ、青騎士の筋力でも50000ほどらしいからノ

ところでそこの少年は新入りカ?」

「ああ、そうだ、うちのギルドに入ってもらっている

龍って名前だ」

「おぬしに着いていく物好きもおるんじゃのぉ、

龍よ、装備についての要求があればいつでも

ワシの工房に来い、見てやろう。」

これは、自分の力を付けれるチャンス...

「けっ、龍こんな奴のとこ行くなよー?」

「はい、きっと行きます!!」

「無視かよ、龍...」

「ざーんねん、元気だして、先生」

「それではこの辺でワシは帰るでな。」

そう言ってガランさんは帰って行った。

良かった、これで、俺も自分専用の武器や防具を作って貰えるんだ

でも、しばらくはこの剣を使いたいな...

「良かったね、龍君おじいさんに好かれたみたいよ。

先生は()ねちゃってるけど。」

本当だ、師匠が拗ねて八つ当たりしてる、まるで熊だな。

「なんだよ...」

「先生、カワイイ......///」

セリーヌさんはそういう性格なんだろうか。

師匠のことが好きなのか、面白いのか...

「まぁいい、龍、お前に足りてないのはとにかく能力値だ

ここに来てもか、と思うかもしれんが、今日からお前は

とにかく素振りと、筋力トレーニングをしろ、

あとは練習試合の相手だな...」

「あ、先生、ちょうど良いのが1人来たよ?」

だれの事だろう...?

「リーダー、セリーヌさんここでなにやってるんすか?」

「よく来たな、フォルノ、まぁ見ての通り、訓練だが」

フォルノさん...ギルドのメンバーっぽいな。

ようするに俺の先輩になる人か。フォルノさんなんだか

モデル見たいに顔が整ってて身長も高くて、格好いい人だな。

「訓練?そこのは新入りっすか?」

「ああ、こいつウチのギルドに入ってるからな。」

「渡辺龍です、よろしくお願いします。」

「こちらこそヨロシク、リーダーこれでウチのギルドも

ランキイルンに出場出来ますね!!」

チャラ男って感じのノリだな...ランキイルンって

15人から参加できる大規模な戦闘か...

ギリギリじゃん...

「ああ、そうだなウチもやっとな。挨拶も済んだ所で本題なんだが、

フォルノ、龍の練習試合の相手になってやってはくれねえか?」

「もちろん、喜んでお受けるっすけど。とりあえず、

リュウっちの剣見ときたいんで、今から試合しても?」

今からか、突然だな、試合もなにも俺は剣をまともに振ること

もできないのに...

「おう、頼む。」

勝手に言わないでアルム師匠...しかし決めたのなら

しょうがない、やらなきゃ..

「お願いします!」

「オッケー、じゃぁ始めようか、剣を構えてくれ。」

俺は剣を構え、フォルノさんを観察するところから

始める。しかし、フォルノさんの剣を見た瞬間、

自分から冷静さが無くなって行くことに気付いた...

フォルノさんの剣はとてつもなく長い...まるで

日本刀の長い物だな...軽く見積もっても2m

はある...どうやって、あんな長い物を...

「練習試合、始めっ!!」

アルム師匠の合図と共にフォルノさんとの練習試合は

幕をあけた。

最後まで読んでくれた方、ありがとうございます。

今回はアルムさんの壊れっぷりが見られましたね。

私も鍛えればアルムさんみたいになれるかな?

次回はフォルノさんとの練習試合からです~。

アドバイス、感想、受付けてます!!

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