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ブラックアウトのその先で!!  作者: Kurom
*ブラックアウト*
3/23

能力値

突然異世界に飛ばされた少年龍は、その別世界でかつて最強を誇ったアルムと出会う

願うことが叶う権限を手に入れるため、戦うことを決意した。

さて、宣言はしたもののどうすれば良いのか。


「アルム師匠、俺はこの世界についても戦い方についても

何も知りません。説明していただけますか?」


「おう、もとからそのつもりだ。まず1つ目、この世界は

完全に元の世界から切り離されていること、2つ目、この

世界では今までの常識は一切通用しねえ、唯一信用できん

のは勝ちさえすれば、自分の望みを叶えられる、ということだ。」

この後細かい説明をされたが、要約するとこうだ


************************


・この世界では全ての国の言葉の壁は無くなっていること

・ヴァイナーではどのような武器防具でも使用可能なこと

・ヴァイナーの他に6対6で行われるシュラハト、大規模な団体で行われる

 きるランキイルンがある

・また、このランキイルンやシュラハトに参加するにはギルドに加入

 しなければいけない

・ギルドとは6人以上の集団から結成できるものらしく。大きいギルド

 になればなるほどリスクを伴うがそれだけの恩恵も受けられる


************************


「ま、ざっとこんなもんだな、質問とかあるか?」


「そういえば、もとの世界で俺たちはどうなっているんですか?」


「龍、お前意識を失い続けた人や失踪(しっそう)している奴が大量に

いる、ということを聞いたことはあるか?」


「いえ、無いです」


「そうだろうな。どうやらこの世界に飛ばされた時点で向こう側の存在

も、向こう側にいる人間の記憶からも消されるるらしい。」


そうか、なら俺がいなくなったと大騒ぎされることも無いのか。


「説明はこんなもんだな。よし、お前の装備をちと整えに行くぞ。」


「え!?、でも俺はここの世界のお金なんて一切持っていませんよ?」


「俺の(おご)りだ!」


「いいんですか!?」


「新人への祝いと思ってくれや。」

本当にアルムはいい人なんだな...


「せーんせ、私には?」


「お前はしっかり儲けてんだから良いだろうが、自分で買え。」


「えー、私もほしいの~!」


「嫌だ!行くぞ龍」



◆街



大きな街だやはり闘技場と同じで造りは西洋風だな、武器も

古風の物しか無いんだろうか。そうなると相当な筋力が必要だが...


「買ってよ~(泣)」


セリーヌはまだごねている、ここまでくると子供だな。


「龍、こう見えてもセリーヌは子供っぽく見えるだろう、しかし

油断しちゃならん、コイツはもう20台だぞ...」


「先生なんてもう40歳になろうとしてるのに!」


セリーヌ...歳上かよ...


「まぁいい、着いたぜここで武器防具を揃えて貰う。」


「えー、先生ウチで買うのー?」


「売り上げに貢献すんだ、感謝しろ。」


ウチ...?ここはセリーヌの店なのか?結局生徒思いなんだな...


「ようこそ、セリーヌ武具店へ」


店の中は多くの武器防具で埋めつくされていた。


「これはセリーヌさんが造ったんですか?」


「違うよ~、私は武器や防具を専属の職人達に卸して貰ってるだけ。」


「セリーヌ、珍しい物があるな、こりゃ銃か?」


「そーだね、今まではそんな技術が無かったから造れなかった

らしいんだけどね、やっとできたんだってさ。」


「龍、これ試してみるか?」


「あー、やめといた方が良いよ、まだ試作品だからあんまり

能力値が高くない人が撃ったら、肩が外れるってさ~」


なにをさらりと恐ろしいことイッテルンダ...?ん...?


「能力値、が存在するんですか?」


「おっと、言って無かったな、この世界には筋力、防御力、

速さの3つの能力が存在する。しかしどういう訳かゲームの

ようなLvは存在していない。筋力は攻撃の威力や武器防具の

装備につながり防御力は攻撃を防げるかどうかにつながる

速さは武器の扱い、動き、に繋がる。それぞれの能力は反復して

鍛えることによって上がって行くがそれは体の表面上には

表れない。ああ、ちなみに能力値は<コマンド;パラメーター>

と呟けば表示されるからな。」


ふむふむ、自分は一体いくらなのだろうか。


「<コマンド;パラメーター>」


しゅわん

挿絵(By みてみん)

【筋力;80】

【防御力;60】

【速さ;120】


どうなんだろう...


「どれ、見してみな、どれも普通だな...普通過ぎる、

しかし速さは良いな、向こう側では陸上でもやって

いたのか?」


「まぁ、一応」


「その筋力だとこの店にある中でもあんまり

装備できる物は無いね~、でもその中で探してやろうじゃない

それじゃ、私は武器防具を探して来るね。」


「セリーヌ、俺の頼んでたやつも持ってきてくれ」


「りょーかい」


セリーヌさんは奥の部屋に行ってしまった。


「アルム師匠はギルドには入ってるんですか?」


「ああ、俺は入っているっつうか、結成した方だな、

なんなら龍も入るか?」


「はい!!ぜひ!」


「<ギルド;剣の旅人>のアルムが了承しよう!

ようこそ、我がギルドへ、俺のギルドは少数精鋭だ

だからメンバー数も15人と少ない、青騎士の

<ギルド;宵闇>は超大規模ギルドだ、メンバー数は120人」


「凄い数字...ですね。」


「ああ、しかもどのメンバーも猛者ばかりだ。」


「俺が入っても....」


ガチャン


「あったよ~」


「お、来たな、俺の剣はどんなもんよ。」


恐ろしく大きい剣だ


「良いじゃねぇか、手に馴染む。」


アルムの筋力値は一体いくらなのだろうか...


「はいっ、龍君、君の武器防具だよ、大切にね。」


手渡された防具は正に初期装備、といった感じだ。


「これが俺の武器、絶対大切にします!」

今回は知人からのアドバイスを取り入れつつ書いてみました。

第2話、まだまだ、無名で文章力も無いですが、私も反復で

能力値を鍛えなければっ!!

アドバイスいつでもお受けしております

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