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非日常からはじまる日常  作者: 櫻木 あお
第1章 ぼくが女の子に!?
15/17

二日目の朝の事

二日目早朝


「お姉ちゃんのこのあどけない寝顔、カワイイなあ」


昨日の夜に私の部屋に布団をひいて寝た槙お姉ちゃん

兄から姉へとクラスチェンジ?をした姉だけど、以前から母性と言うか、庇護欲をくすぐられるなにかがにじみ出ています

よし、まだ寝ていますね。ちょっと添い寝しちゃおうっと

起こさないように布団に慎重に慎重に入ります、大事なことなので二回言いました

お、お姉ちゃんからいい香りがする

しかし、本当に女の子になったんだね、同姓になったので昨日みたいに一緒にお風呂に入ったり、服を一緒に選んだりとか出来るんだろうけど…

お兄ちゃんではなくなってしまったのが少しだけ寂しい気持ちも無きにしろ在らずというか…

でもまあ、男だろうと女だろうと高城槙という人間であることには変わらないので、性別はどっちでも関係ない要は大事なのは中身なんだよ

しかし、そう言いつつも人は見た目が9割と言われるぐらい見た目で判断しているらしいので、、お姉ちゃんの外見チェック!

ふむふむ、髪の毛は私と同じぐらいで少し長いぐらいかな、身長は私よりチョット低いぐらいでしたね

あとは、身長ともうひとつ女の子は個人差が出る胸は……

……うん、大丈夫!大きすぎてもいいことないよ肩こるしね、洗うときとかも大変だしね

お姉ちゃんぐらいがちょうどいいね!うん

まあ胸の話はおいといて

あとは私と似てますね、さすが双子!同じ細胞を分け合った地球上でたった二人の人間だからねっ。生んでくれたお母さんに感謝かんしゃ感激かんげき雨あられ!

さて、まだいつも起きる時間まであるしまだお姉ちゃんも起きそうにないしこのまま二度寝しちゃおー

うーん、お姉ちゃんいいにおい

お姉ちゃんかわいい!かわいい!!

なんか興奮して二度寝できないかも♪

と、言いつつも寝ちゃいました、てへぺろ


☆★☆★☆★


「んっ……?」


違和感を感じて目が覚めた


「あれ?」


目が覚めてさらに違和感


「あ、そういえば昨日は桜の部屋で寝たんだっけ」


カーテンの向こう側はもう明るくなって朝なのが分かる

そういえば今何時なんだろうと横を見るとなぜか桜が寝てた

いや、横に寝てるのはいいんだけど、同じ布団で寝てた

寝る前には確か、桜はちゃんと自分のベットで寝ていたはずだけどいつの間にこっちに潜り込んできたんだろう?

でも、こんな幸せそうな寝顔を見ちゃうとそんなことはどうでもよくなっちゃうな

桜を起こさないようにそっと布団から出て、朝食の準備のために静かにキッチンに向かった

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