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Elfmeisje〜エルフの少女〜

あらすじ

見知らぬ世界に飛ばされた悠都たちは森の中 で1人のエルフの少女と出会う

少女は一体何者なのか

異世界系ファンタジー第2弾

「どうしたの」

俺たちのことを疑っていないようなへき色の眼と透き通る声で問いかける。

「君は何をしていたんだ」

無意識に俺は彼女に問いかけている。

「私はこの森の小鳥や精霊たちと会話していたのです」

彼女は整った顔を最大限に活かすように微笑む。

「珍しい格好していますがあなたたちはどこから来たのでしょうか?」

「俺たちはどこから来たのかわからない、ここに来る前に強い光を浴びたんだ、俺たちの世界ならそんなことはおかしい事なんだ、だからこの世界と俺たち世界は違うと思うんだ、そしてあなたは何者なんだ?」

彼女の純粋な質問に淡々とこたえ、そのまま質問を返す。

「これは申し遅れました、私はエルフの国"エルステッド"の王女シルディアと申します。年齢は今年で15です」

彼女は右手を胸に当てながら礼儀正しい言葉遣いで自己紹介する。

「シルディアか、王女だから年齢の割に落ち着いていたのか………って王女!?」

俺たちは正直に驚く。

「はい。ではあなたたちの名前は」

シルディアは優しく微笑み俺たちに問いかける。

「俺は高村悠都、こいつは妹の莉香」

俺は冷静に自己紹介をし、紹介された莉香は満面の笑顔しシルディアに向けて手を振る。

「私は松本飛鳥、よろしくね」

「俺は伊藤輝幸、よろしく」

二人ともふざけることなく普通に挨拶する。

「俺と飛鳥と輝幸は17歳で莉香は1つ下の16歳だ」

補足するように年齢を教える。

「では、悠都、莉香、飛鳥、輝幸、お互いに何者かわかりましたのでこの世界が何なのかについては私の城で話すことにしましょう」

シルディアは腰くらいまできれいにまっすぐのびた金色の髪が流れるように体をひるがえし城まで案内する。

俺たちは出口を探すために歩いた道と逆方向の道を数分進むと俺たちはエルステッドに到着する。

奥には大きな城が堂々とあり、手前には酒屋や果物屋といった森のものをまんべんなく使った店がある

入口の門で門番に止められたがシルディアが説明し通ることができた。

城へ向かう途中で

「シルディア様といる奴らは何者だ」

「エルフじゃないわよ」

俺たちを見たエルフ達の立ち話が聞こえてくる。

その声に過剰に動揺した莉香は涙目になっていて震えながら俺の腕にしがみついている。

「大丈夫だよ」

俺は莉香を安心させるようにひと言かけ2,3回頭を撫でる。

莉香は安心できたらしく体の震えがおさまる。

昔から莉香が泣いていたり恐くておびえてたりしているときに頭を撫でることで安心させることができるらしいのでそうするようにしている。

その後も何度か止められたがその度にシルディアが説明し通れた。

俺はシルディアがかなりの人望をもっているのだろうと思う。

俺たちは城の中に入り王座の間にいる。

シルディアが王座に座っていて先ほど森の中で見たシルディアとは違う雰囲気を感じる。

右側には少し背が低く、茶髪で俺の父親のような風格をもつ大臣のガイウスという男性がいる。

左側には俺と同じくらいの身長でフードで顔を隠している落ち着いた雰囲気をもつというサクヤという女性がいる。

「では、あなたたちが問いかけていたこの世界とは何なのか話します」

シルディアはひと呼吸おき、口を動かしはじめる

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