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詩集⑥

思い出すコト

作者: 桜ノ夜月

『デブ』『暗い』『馬鹿』。


今でも思い出すんだ昔のコト。


昔の私が言われていたコト。



『ふざけんなよ』『ウザい』



その言葉で日々を過ごしていたんだ。


もう何かを言われることは当たり前で


誰にも助けて貰えなかったことが、当たり前だったから。


泣いて、泣いて、泣いた。

一体何が悪いのだろうか?


考えても、答えは出なかった。



失敗をしたら責められるのは当たり前だった。


『ドンマイ』の声かけなんて



無かった。



『夢』を持っていた。


幼い頃、何となくぼんやりとなりたかった『夢』。



『パティシエになって、世界中の人を幸せにしたい』


―食べる方専門でしょ?



崩れていって、壊れていって。


『夢』を持つことが恐くなった。


だから、誰にも話せなかった。



…もう傷つくのは、嫌だった。



大きくなって、私が学んだコト。



『感情』を閉ざすコト。


『他人』を信じないコト。

『夢を話さない』コト。



…『見て見ぬフリ』をするコト。



少しずつ意識的に


実践していった。


もしかしたら他人ヒトから見たら下らないことがキッカケかもしれない。


もしかしたら私は『弱い』かもしれない。


『ダメな奴』かもしれない。


『狡い奴』かもしれない。『汚い奴』かもしれない。


でも、『間違っている』とは思えない。



もっと、もっと、もっともっと


傷つけられたことは、沢山あった。


小さく下らないことから


『消えたい』と思うことくらい



沢山あった。



…でも



同じくらい、楽しいこともあった。


同じくらい、嬉しいこともあった。


同じくらい、幸せなこともあった。



…今、私が思い出すのは


『幸せ』なことが多いのでは無いかと


私は、思っている。

感情、アドバイス等頂けると幸いです。


ここまでお付き合いくださり、誠にありがとうございました!

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― 新着の感想 ―
[良い点] 自分の気持ちや実際の体験談を抽象的にでもハッキリと書いているところ。 [一言] 人生を1本の線にすれば良い事と悪い事があった割合いってどんなものになるんだろうね?多分、半々くらいにはなる…
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