迷車両で行こう34
「どうも。皆さん。お久しぶりです。遠州鉄道の2001Fです。なんか昨日、うP主が知人からネタもらったって騒いでいたんですが、そのうP主が今日風邪をこじらせてしまったみたいなので、今回はうP主不在というまさかの展開で進めてまいります。さて、今回お話しすることは遠州鉄道のことなのですが、皆様に良いお知らせです。なんと私たちの仲間が増えたのです。」
「いやぁ。あの日はよかったね。みんなでお酒飲んで、騒いだな。」
「あっ。1001Fさん。そうですね。新車が増えたら当然お酒で、ワイワイですよね。」
「あのさぁ・・・。」
1007F登場です。
「おっ1007F。」
「おっ1007Fじゃないですよ。先輩は年齢をクリアしていますが、2000形は全員20歳以上じゃないんですからね。僕でもギリギリなんですよ。そんな僕たちにお酒を飲ませるなんて。あんたはどこのおっさんじゃ。」
「おっさん・・・。ちょっと1007F。こっちに来てもらえるかな。」
「えっ。ちょ・・・ま・・・。」
しばらくたつと、
「・・・・・・・・・ウギャァァァァァァァァァァァァァ。ちょっ。イヤァァァァァァァァァァァァ。」
「・・・。なんか話が進んでいないのは気のせいでしょうか。まぁ、話を勧めます。私たちに仲間が増えたのは2012年10月3日。本当に最近のことです。今は上島のところにいると思われますので、運用が終わった夜にみんなでちょっと会いに行きました。するとそこには4年前と同じようにピカピカの赤伝がいたのでした。ちょっと写真を持って・・・あっ。文字だけじゃ伝わらないか。うう。残念。読者の皆様に写真をお見せできないというのが残念です。しかし、もし今すぐ写真を見たいのなら、鉄道ファンのその他新着ニュースに公開しているので、そちらをご参照ください。(いつまで公開されているのかはうP主にはわからないそうですので、見たいと思う方は早めのアクセスを勧めます。)」
「さぁ、1007Fのことはほっといて、今日もみんなでお酒を飲もうじゃない。」
「あのですねぇ。さっき1007Fも言っていましたが、僕はまだ10歳ぐらいで20歳になるにはあと10年待ってほしいんですよ。」
「大丈夫だって。そんな10歳ぐらいの違いでお酒飲んだってどうってことありゃしないよ。」
「その発言はいろんな意味でヤバいです。ていうか、あなたは昨日自分が何をしていたのか覚えているんですか。
「んっ。別に私は何もしていないけど・・・。」
「いや、あなた昨日大問題を起こしましたよ。だって、私の妹の2004Fちゃんに。4歳にしかなってない子にあなた昨日お酒飲ませたんですからね。」
「・・・。いや、そんなことしてない。」
「証人がいるんですからね。言い逃れはできませんよ。」
「・・・。違う。お前偽証してるんだろ。」
「そんなことしてません。」
「・・・じゃあ、誰かに賄賂でももらったのか。」
「そんな。収賄までされて、そんなことする車両はいませんよ。」
「いや、お前なら考えられる。なぜって、お前金で自分の身体を一度売っただろ。」
「・・・。その話は今関係ありません。ていうか、話を逸らさないでください。」
「いいか。一つ言っておくが、私はそんなことしてないからな。」
「・・・どっか言っちゃった・・・。もう、昨日は大変だったんだぞ。2004Fちゃんがお酒を飲んだから、今日は二日酔いで運用に入れてないし、2003F君も二日酔いで。朝の4両編成の運用の時にフラフラ揺れていたし、2002F君は昨日の夜からトランス状態が続いているし・・・。今でも、なんかわけのわからない言葉を発しているし・・・。あれは三日目も四日目をつぶれて、二十日酔いぐらい行きそうだな。一か月のほとんどの時間酔ったままで運用が成り立つのか。それは疑問だ。」
「まぁ、お前らが全員つぶれてもわしらが助けてやるよ。」
「あっ。25F、51F、27F先輩。でも、26Fさんが運用を離脱して、30系先輩の中で運用に就くことができるのは4両編成の時は2本。デイタイムは全部がフル稼働ですけど、1000形先輩たちだけで賄えるので必要有りませんね。それに、先輩たちと私たちの頭数はすでに逆転してしまっているわけで、それを考えたら結構ハードではないですか。」
「大丈夫だ。お前のブレーキシステムをわしらと同じものに。そして、連結器も魔改造すれば、俺たちと連結できるようになる。」
「そんなことは死んでも嫌です。だいたい。なんで私が吊りかけの。特に25F化27Fと連結しなきゃいけないんですか。界磁チョッパでも嫌なのに。」
「そうだ。後で、1001Fに会ったらこれを渡しといてくれないか。」
27Fからもらったのは茶封筒です。
「はぁ。なんですか、これは。」
「多分「迷列車で行こう」お決まりの「あれ」だよ。」
「ああ。「あれ」ですか。もとい、本社に呼ばれるってことですね。」
「そういうことだ。これで少しはあいつの酔いも覚めるだろう。」
「ああ。あとさっき本社の人から聞いたんだが、2005Fが泣き出したんだって。誰か怖がらせるようなことでもしたのか。」
「・・・それは絶対に先輩たちのせいです。」
「そうなのか。」
「大体うるさすぎなんですよ。私たちを見ならって。あなたたちもVVVFになりなさい。」
「それは、」
「全力で、」
「否定、」
「する。」
25F、27F、51F、最後は全員で。
「・・・ああ。もう。みんなのおかげで、話が全然進まない。先輩たち。そろいもそろって今日も飲みに行くんですか。」
「ああ。わしらは26Fの引退記念に飲みに行くんだ。」
「ていうか。あなたたちはここ1か月間で何リットルのお酒を消費したんですか。少なくともいえるのは昨日消費した量よりもはるかに上をいっているってことですけど。そんなことをしていたら、肝臓を悪くします。少しは休刊日を設けないと。」
「お前に言われる筋合いはない。」
「・・・。ああ。本当にダメだ。」
「そうだ。27F。今日はあのスピうんたらを一気飲みしてくれ。」
「アル中になるので、やめてください。」
「おお。分かった。」
「・・・。」
「まぁ、少しは羽目を外してもいいんじゃないか。」
「はめ外す以前の問題だと思います。そんなこと毎日繰り返していたら、あなたたちだけじゃなく、私たちも被害を被るじゃないですか。」
「まぁ、時すでに遅しとでもいうのかな。このことはすでに本社も把握しているし、始末書を書かされるのは一人でも仲間がいたほうがいい。」
「それはあなたたちの勝手だ。」
お告げ:お前ら。昨日のことはもう分かっているんだぞ。特に1001F。貴様1007Fを使い物にならないぐらいにしやがって。何されるかお前分かってるんだろうな。だから、今日は車庫で全員しごいてやるからな。それに、誰だ。ダムの水を全部酒に変えやがったのは。だから、連帯責任で、お前ら全員。始末書1万枚。1001Fは1億枚。書きやがれ。
「・・・。ああ。結局こうなっちゃった。ていうか、本当に誰だよ。ダムの水全部酒に変えたやつって。まぁ、いいや。皆さんも飲酒は20歳になってからね。それに、飲酒したら、車を運転しちゃダメよ。だから、ルールを守って楽しくデュエル。ゲフン、ゲフン。ルールを守って、くださいね。」
感想がございましたら、お書きくださいませ。