ビート
ビートが荒野に響く・・・。
音夜「・・・誰かいるのか?」
銀色の鎖で固められた大きな塔の中で、一人の男が立っていた
音夜「久しぶりだな・・・、ギーマ」
ギーマ「音夜くん、こんばんわ・・・久しぶりに戦らないか?」
硬く針金で巻かれた右腕を抑えながらギーマは言った。
音夜「Ok,でも・・俺と戦った事、後悔すんなよ?」
ギーマ「フン、後悔すんのはお前のほうだけど・・・な」
そうすると、ギーマの左手が伸びた。
音夜「出ました・・・グーンオブグーン!」
左手は、音夜の首を巻いた
ギーマ「さぁ、ファーストクラッシュ・・・、絶えれるか?」
音夜「燃やしきるぜ、灼熱可憐歌♪」
音夜は炎を身にまといギーマの左手を振り払った
音夜「まあだ、まだぁ!!!サンダーリズム!」
一瞬のうちに、ギーマの目の前に来た。
音夜「コンボだ!トリプルバズーカ!」
バァン!
バァン!
バァン!
爆発音が三発響き、地面は大きく抉られた
音夜「どうじゃ?」
煙が消えると、ギーマの姿は無かった。
音夜「な・・・?」
ギーマ「ここだよ!グーンオブグーン!」
地面から左手が伸びてきた。それを今度は両足を縛った。
ギーマ「さーて、俺の左手から毒素を送り込むよ・・・♪」
そうすると、両足が痺れ始めた
音夜「させ・・・くそっ!痺れて技が出せない・・・けど・・・」
その瞬間、音夜の目が光った。
音夜「ツートンドラゴン!!」
黒い竜と白い竜が、ギーマに襲い掛かった
ギーマ「くっ・・・ぐわあああああああああっ」