【アーカイブ34】 マイヤの過去
かつて人種族の国には、剣神の名を欲しいままにした、勇者に次ぐ剣豪と謳われる者がいた。
幾千もの激戦区から生きて帰還し、多くの魔族を切り伏せながら人族を守り続けた英雄。
大戦時の人々の希望の1人。
その名を、ティルマイヤ・クローデン。
勇者と共に魔族と戦った経緯もあり、紛れもなく人族からは英雄の1人として扱われていた。
しかしそんな彼女は終戦後、今まで守ってきた者によって処刑されようとしていた。
「罪人、ティルマイヤ・クローデンよ。
最後に言い残したい事はあるか?」
そう問い掛けるは人族の王の1人。
民衆の前で鎖で繋がれた剣神は無論、否を唱える。
「私が何の罪を犯した!!?
死力を賭して人族の為、無き故郷の為に戦った!
裁かれる謂れなど無い!!」
「ハァ……貴様の罪状は、生きて帰って来た事だ。
勇者様が死して、なぜ何もせずに帰って来た?
そこで疲弊した魔王を倒せていれば、我々人族の勝利だったのであろう?
それをおめおめと逃げ帰ってきた口で何を申すか」
人族の過半数は大戦を痛感してはいたが、理解するまでには及ばなかった。
そもそも兵士や傭兵、勇者と共にあった人の域を超えた者達以外の人族は、最前線の苛烈さを知らない。
無論、ティルマイヤを処刑せんとする王も、大戦時は引き篭もっていただけに過ぎない故に、魔王を倒せていたと本気で思っていた。
理不尽の権化である勇者が倒された時点で、人族の勝利など不可能だと言うのに。
「貴方たちは前線を知らない。
勇者と私達の、絶望的な差を知らな過ぎる……!!
あの覇王ガンデュラの圧倒的なまでの破壊力を知らないからこそ、そんな事が言える!」
「はっ、所詮逃げ帰った弱者の戯言よ。
では、この者の処刑に意義を申し立てる者はおるか!?」
王の問い掛けに民衆は目を逸らし、俯く。
自らの国の王に意見が出来る民衆などいる訳も無い。
しかし、そんな目を背ける民衆の中、真っ直ぐに王とティルマイヤを見つめ、意見する兄弟がいた。
「剣神様は弱者なんかじゃねぇっす!!
俺達みたいな力が無い民衆が生きているのは、彼女達みたいな力がある人達のおかげっす!
それをずっと安全な所に隠れてたような奴が、何を言ってんすか!!?」
「そうだそうだ! ぼく達を助けてくれた英雄なんだ!
ぼく達とお兄ちゃんを危ない所から、頑張って逃がしてくれたんだ!
王様がおかしいよ!」
過去にティルマイヤが救ったのであろう兄弟が、自国の王を避難する。
しかし、賛同する者はいなかった。
皆、心では分かっていても自分の身が可愛いのだ。
「なななな、何だと!!?
王であるワシに恥をかかせおって……許せぬ!
何をボーっとしている衛兵!?
あの馬鹿共を捕らえよ! 反逆の罪に問うてやるわ!」
『はっ!!』
そばに控えていた衛兵が、兄弟を取り囲み組み伏せた。
「止めろ! 国の民なのだろう!!?
何をしているんだ! そんなのは私だけでいい!
その子達を離せ!! 止めろ!」
「その反逆者達は後で処刑する!
先にこの逃げ帰った剣神を始末せよ!
お前が死んだ後、たっぷり後悔させてから殺してやるから、精々懺悔するが良いわ!」
「あの子達を手に掛けてみろ……!
首だけとなっても貴様を噛み殺してくれる!」
勇者に次ぐ戦闘力を誇る剣神の殺気が王を穿つ。
闘いなどとは縁遠い王はみっともなく腰を抜かし、その場にへたり込んだ。
その事実が王の羞恥心と陳腐なプライドを刺激してしまい、激昂させた。
「い、いいい……今すぐこの者を処刑せよ!
不敬だ! 王に対する不敬極まりない!!」
恐怖で瞳が潤んだ王の命によって、処刑人が斧を手に取り、その切っ先をティルマイヤの首先へ向けた。
「剣神様……申し訳、ございません……
処刑人でも、命は惜しいのです。
貴女を手に掛けるこの咎、生涯背負い続けます……」
「そう気に病むな。
罪の意識を背負う必要も無い。
こんな優しい人間に処刑人をさせるなど、あの王は相当に見る目が無いと見える……
あ、せめて一撃で落とせよ?
剣神と言えど、痛いのは嫌いだからな?」
「あぁ、あぁ……ありがとうございます……
この腕にかけて、安らかな眠りをお約束致します。
人族を守っていただき、ありがとうございました。
では──」
処刑人は目一杯斧を振り上げ、剣神ティルマイヤの首を綺麗に落とした。
多くの民衆はその光景から目を逸らし、王1人だけが高笑いを披露していた。
「これでワシを脅かす者は、めでたく消えた訳だ!
いや、まだあの兄弟が残っておったな……
せっかくだ。あの馬鹿共は見せしめに、たっぷり可愛がってから殺してやろう」
王は昏い笑みを落とし、拘束された兄弟を見据えた。
◇
剣神ティルマイヤの処刑から数日後、魔王となったばかりのルディウスと配下のセバスニャンが視察に訪れていた。
「ここが最後の国だったよね?
大戦の事は記録で知ってるつもりだったけど、7つもある人族の国が4つになるなんてね……」
「そうですね。
現存する国は、ユーセン王国、デヴィダ帝国、トライグ皇国、そしてここ……ヴィデオン商国となります。
滅んだ3つの国がそれぞれ、フロップ国、クローデン国、ワープル国です。
いずれも手練揃いの強国ばかりでした……」
「戦争にどちらが正しいも無いが、亡くなった者や国々には敬意を払わねばならないね……
おっと、ここが入り口かな?
セバスニャン、手続きをしておいてくれるかい?
アポは取ってあるから、すぐに通ると思う」
「畏まりました」
商国の入口は商業の国と言うだけあり、人々の往来が盛んな為、一般の出入口は大変混雑している。
そこで、所謂要人用の出入口にて手続きを済ませ、スムーズに入国した。
「はぁ〜……流石は商国と言うだけあるね。
戦後でまだ疲弊しているだろうに、ここまでの活気があるのは凄い事だよ。
確か勇者と共に戦った剣神も、今はこの国に身を寄せているんだっけ?」
「はい、私もそう伝え聞いております。
会えたら、などと思っては行けませんよ?」
「流石の我でも、そこまで不躾ではないよ。
ここの王と顔合わせだけ済ませて、ササッと帰ろう」
魔王ルディウスの言う通り、商国の王とは何事も無くスムーズに顔合わせを済ませた。
敗戦した国の城内に戦勝国のトップが来る事もあり、兵士達のピリピリとした雰囲気が突き刺さり続けた事もあり、ルディウスはかなり疲弊していた。主に精神的に。
「殺意たっぷりな目を我に向けられてもなぁ……
人っ子1人とて、手に掛けた事無いのに。
どちらかと言えば友好的だと思うんだがな……」
「それは仕方ありませんよ。
魔王様はともかく、横に仇敵がいますから」
帰り際の屋台で買った果物を頬張りながら、2人は商国の出国した。
その時、ある光景が魔王の目に止まる。
老婆が1人、大きな穴の前で何かに許しを乞うように祈りを捧げているではないか。
好奇心と心配から、魔王が声を掛けた。
「ご婦人、どうされましたか?
……っ! ここは……」
「外から来た人かねぇ?
あんた達も弔ってやってくれるかい?
ここは訳ありでね……
墓に名を刻めない者が棄てられる場所さね」
「そうでしたか……
もしかしてここに、ご家族が?」
老婆は静かに首を振る。
「ここには、かの剣神様が眠っておられるの。
この国の王に処刑されちゃってね……
あたしらは自分可愛さに声を上げる事もできず、恩を返す事もできなくてね……
せめて、安らかな眠りを祈っているんだよ。
後は感謝と……懺悔かねぇ」
「ふぁっ!!? 剣神!!?
あの、宜しければ詳しくお聞かせ願えるだろうか?
セバスニャンも来ておくれ!」
老婆はルディウスに剣神の最後について語った。
衝撃の事実に魔王、絶句。
「何でそんな事しちゃうかな……」
「短命種ならではの考え方なのでしょうね。
強きを尊ぶ私達魔族とは異なり、多少の尊敬はあれど恐怖心が勝ります。
それに、憎む相手が必要だったのでしょうね。
その憎悪の矢尻を向けられたのが、たまたま彼女であったと私は考えております」
「そういうものなのかな。
しかしそんなの、あまりに理不尽じゃないか……
必死に生き抜いた剣神は、平穏な日々を享受して然るべきだろう?」
魔王は数秒思考を巡らし、ある結論に辿り着く。
「セバスニャン、剣神を我の配下にしようと思う。
死んでしまったと言うが、彼女は救われるべきだ。
人族の禁忌に触れる魔法を使う」
「っ!! 魔王様がお決めになられた事であれば、このセバスニャンは何も言いませんが……
人族のご婦人、これから見聞きする事はどうかご内密にお願い致します」
「あ、あなた方は……魔族なのは分かりますが、その……
魔王、なのでしょうか?」
老婆が驚いた様子で伺う。しかし、そこに怯えた様子は見られない。
「そうだ。我が今代の魔王、ルディウスだ。
今から我は、剣神を蘇生させる。
そうなれば彼女は魔族として生きる事となるだろう。
それでも尚、幸せを享受すべきだと考える。
全ては我の、極めて利己的な欲求だ!」
「この穴に棄てられた命は生まれ変わらない。
その魂は冷たく暗い場所で永久に彷徨う事となる。
この国に昔から伝わる話です。
魔王さん。そんな場所から、彼女を救い出してはくれませんか?」
「勿論だ!
ただ、ご婦人は少し離れていて欲しい。
我は魔族故、蘇生後に突然暴れられると危ないからな」
「えぇ。剣神様をどうか、どうかよろしくお願いします」
ルディウスは大穴の中、腐乱した死体に埋もれた比較的新しく、綺麗な女性の死体に目をやる。
残留する魔力や身体の肉付きから、彼女こそが剣神であると悟る。
その胴体と首を穴の外、自らの足元へ丁寧に運び出し、いよいよ蘇生の準備に入った。
「ふぅ……よし。
哀れな人の子よ、魔に属する者として、第2の生を歩みたまえ。────『変異蘇生』!!」
魔法が起動すると、魔王の身体から可視化できる程膨大な魔力が剣神へと流れて行く。
無尽蔵の魔力を持つ魔王と言えど、急激な魔力の減少による身体への負担は計り知れない。
「ぐぉっ……凄いな、人族とは到底思えない器だ」
数分も耐え続けていると、傷だらけだった死体の傷が消え始め、胴と離れた首も繋がり、とうに止まったはずの鼓動が再び脈打つ。
魔力の流れも落ち着き、無事に蘇生は完了した。
後は剣神の目覚めを迎えるのみ。
「な、何だ? ここは?
私は……私は……? 生きているのか?」
「おはよう、気分はどうかな?
体は動かせそうかい?」
「…………っ!!! 魔族!?
ここに何の用だ!?
戦争は、終わったのでは無いのか!!?」
剣神はルディウスとセバスニャンが目に入るやいなや、臨戦態勢を取ろうとする。
「どうか落ち着いて欲しい。
戦争は君の言う通り終わっているとも」
「では何故ここに居る?
それに……私は、何故生きている?」
「ここで君に手を合わせるご婦人がいてね、その人から君の事を色々聞かせてもらったんだ……
そしたら、辛抱できなくてね。
我の魔法で君を蘇生させたんだよ」
「そ、蘇生って……随分と簡単に言うのだな。
貴方はいったい、何者なんだ?」
「我はルディウス。今代の魔王だ」
剣神は目をぱちくりと瞬かせ、諦めの表情になる。
魔王という生物の理不尽さを、誰よりも理解しているからである。
「であれば、私がどうこうした所で無意味だな……
何が目的だ? 私に何をさせたい?」
「単刀直入に言おう。
君には幸せになってもらいたい」
「幸せ? 私がか?
大戦に敗れ、守ってきた同族に処刑された私が?」
「あぁ、そんな君だからだよ。
ただ君は現在、人族では無くなっている。
血も流れている生き生きとした、屍人……
名付けるなら、生鮮な屍人かな」
「ははは、魔族……私がか。
皮肉なものだな、かつての敵と同族になるとは……
ただ、力が漲る気分だ。これが魔族か」
動きを確認するように軽く腕を振るだけで、ゴゥゴゥと空を切る音が響く。
ある程度状況を理解できた所で、彼女は大事な事を思い出した。
「そうだ、兄弟は!?
あの兄弟はどこにいるだろうか!?」
「兄弟? なんの事だろう?
──そうだ!
ご婦人! もうこっちに来ても大丈夫ですよ!
剣神に声をかけてあげてください!」
老婆がおぼつかない足で駆け寄り、剣神の前で膝から崩れ落ちた。
「剣神様、あぁ剣神様……!
申し訳ありませぬ、申し訳ありませぬ……」
「私は気にしていないよ。
顔をあげて、お婆ちゃん!
こうして文字通り、命を貰えたのだから!
それはそうと、私の為に声をあげて王に囚われた兄弟を知らないかな?」
「っ! あの子達は……
いや、あの子達も大穴いるさね」
「何だって!!? じゃあ本当に、あの王は……
あの兄弟は何処だ!?
私だけは、せめて私だけは遺体を弔ってやらねば!」
剣神は大穴に飛び込み、必死で兄弟の亡骸を探す。
そして、見つけた。
互いが背中合わせに縛られ、腕はもげ、顔は削り取られたように無くなっている。
商国の王は剣神の死後、件の兄弟を縛りあげた上、馬に引かせて絶命するまで国中を引き摺り回して、見せしめの様な処刑をしたと言う。
事実を知った剣神は、怒髪天を衝いた。
「許せぬ……断じて許してはならぬ!
私はあの時誓った、あの子達を手に掛ければ首だけになっても噛み殺すと!!
そしてあの子達は無惨にも処刑された!」
「時に剣神よ、君は人族だよね?
人族と魔族は平和条約を結んでいて、お互いが干渉出来ないんだよ……
あくまで、何か不思議な力で蘇った人族だよね?」
「魔王殿……そうだな、私は人族だ!
私は人族として落とし前をつけよう!
今から単身でこの国を落とす。
その後は、煮るなり焼くなり、あるいは幸せにするなりしてくれたまえ!」
そう言うと、1人で商国内へと歩いていく。
ルディウスとセバスニャンは、魔法で姿を不可視にして剣神の行方を追い掛けた。
念の為、状態保存の魔法を施した兄弟の亡骸も共に。
剣神はその身一つで商国の城へ押し入り、向かって来る兵士を殺す事無く無力化し、いとも容易く王が居座る玉座まで辿り着いた。
そもそも、大戦の前線で生き抜いた者の本気の殺気を前に、常人の足腰など震えて勝負にすらならない。
「な、なんだ貴様は!!
いや、貴様は……何故だ!? 何故生きておる!?
あぁぁあ、有り得ん!! 今更何の用だ!」
「なに、誓いを果たしに来たまでだ。
貴様……私の死後、あの兄弟を手に掛けたな?
それもあんな……あんな惨いやり方で!!
そして私は言ったはずだ。
あの兄弟を殺せば、首だけとなっても貴様を噛み殺してくれると!」
「ぁあ! うぁあ!! 違う、止めてくれ!
ワシは王だぞ! 殺される訳がない!
殺されていい訳がない!!!」
「勿論、簡単に殺しなどしないさ。
少なくともあの兄弟や、今まで理不尽に処刑されて来た者達の気が済むように手を尽くすさ……
本日をもって商国は終わる。覚悟せよ!!!」
そこから始まったのは、一方的な蹂躙だった。
四肢を先端からゆっくり潰し、命乞いにも一切応じず、ただ王に人間が経験しうる限りの痛みを与えた。
強いて言えば、この王以外に王族と呼べる者がいなかった事が不幸中の幸いだろう。
あれから数時間後、既に息絶えた王を殴り続ける剣神を見兼ね、姿を消していた魔王が止めに入る。
無言で剣神の手を止め、首を横に振った。
「う、うぅ……私ずっと、ずっと人族を守っていたのに!
うわぁぁぁあ!!!」
「誰も君を責める事はできないさ。
君はもう自由なんだ」
「でも私は……誰かに従える事しか知らない!」
「であれば、今世は我に従えて欲しい。
今後は魔王配下として、我を支えてくれ!
衣食住は勿論の事、望みも極力叶えよう。
何せ魔王の配下だ、福利厚生は期待して良いぞ?」
剣神への全力アプローチ。
これには剣神も目を丸くし、笑うしか無い。
剣神は快く承諾し、魔王配下になる事を誓った。
「早速だが魔王……様?
あの兄弟達も蘇らせる事は可能でしょうか?」
「申し訳ないが、それは不可能だ。
あまりにも遺体の損傷が激しいからね……」
「そ、それなら……
可能であれば、あの子達の一部をこの身に移していただけないだろうか!?」
魔王は剣神の提案を受け入れた。
運んで来た兄弟の亡骸、その内部。
肋に守られ、損傷が少なかった臓器の中でも人族の心とも呼べる心臓を2人分、丁寧に抜き取る。
「今からこの子達の心臓を魔法で君に移し替える。
元々の心臓の位置に加え右側、そしてその中心辺りに配置するよ?
君の特性的に痛みはないと思うけど、何かあったら遠慮なく言ってくれ」
「そんな事までできるのだな……
魔法という物は、つくづくデタラメだな」
「一応魔王なものでね。
じゃ、始めるよ」
「よろしく頼む」
剣神の胸に切れ目を入れ、宣言した通りの場所に心臓を入れ、血液の流れがおかしくならないよう、血管を繋いでいく。
作業自体は数分で終わり、最後は治癒魔法で傷跡も無くなった。
「これで完了だ。どうだい?」
「凄いな、本当に鼓動が3つあるぞ……
まさか心臓を移植されるとは思わなかったが、小さくも力強い鼓動を感じるよ……温かい……」
「問題は無さそうだね。
それじゃ、これからは我の配下の1人として、末永くよろしく頼むよ。
それと、何て呼べば良いかな?
剣神って肩書きだし……」
「であればティル、いや……
これを機に私は全てを変えたい!
今の自分に何故か違和感があってな!」
違和感がない自分を模索した。
一人称は『私』よりも『ぼく』の方がしっくりくる。
口調も堅い物より、おちゃらけた敬語のような話し方が楽そうだ。
新しい心臓が、そう言っている気がする。
クローデンの名も、もう必要無い。
ならば──。
「ぼくはマイヤ(・)。ただのマイヤっす!
これからは沢山の幸せと自由を謳歌するんで、覚悟しといて欲しいっす!」
これが、マイヤが魔王ルディウスの魔王配下となったきっかけであった。
◇◆◇◆◇◆◇
「ってな感じっすかね!
ぼくが知りえない所はセバスニャンに聞いたから、情報は確かっすよ!
まぁ、良くある話っす!」
────────コメント────────
【祝勝会】 みんなで盛り上げよう!!
同時視聴者数:29720
:重っっっっも……
:この感じから、この重厚感の過去は想定外……
¥:幸せになっとくれ……!
:護衛ちゃん、マジか……
:魔王様有能過ぎるだろ……
¥:この先、永遠に幸せになってくれよ!!
:目から汗出てくるじゃん。
:↑ワイもや
:こんな話がよくあってたまるか!
¥:兄弟達にも幸あれ……
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