『Mission6』異世界コメディの詩
闇深く落ちる意識は混沌と
目覚めた朝は丸太小屋
起きなさい…足音立てて母ちゃんが
起きてびっくりブロンド美人
ウソだろと白黒させて見とれると
熱い抱擁いい匂い
耳もとで母ちゃん囁く青い目で
お城の王様会いに行け
何それ!?と訳も分からず尋ねると
今日から大人ひとりだち…
今日、成人っ!?俺はすでに大人だぜっ!?
心の声が漏れ出ると
母ちゃん2回目抱擁す
お前も大きくなったねと
立派な息子を抱きしめる
夢なのか?リアルに感じるぬくもりに
なぜか俺ももらい泣き
ひとしきりふたりで泣いて旅仕度
これから王様会いに行く
家出ると迎えの黒服馬車で待つ
母ちゃんもう一度抱きしめて
行って来るよと声掛ける
到着し見上げた城はバカデカイ
本気かよ…っ!!鎧まとったオジサンが
竜にまたがり空を飛ぶ
よく来たなっ!!ビビりながらも王の間に
頭真っ白フラフラと
片膝ひれ伏し、ど~しよ~…汗
目の前に置かれた剣はドデカくて
魔王を倒せと王が言う
無理でしょ?と心の中で泣いてみる
どうやら俺の父親は
大陸一の剣士らしい
リアルでは俺の親父飲んだくれ
純血だからのプレッシャー
王の眼圧ハンパ無い
やれるよな?無言の圧に耐えかねる
言うしかない…ここは一発「御意……っっ!!」
見上げると王の隣にお姫様
超絶美人……っっ!!!やるしかねーー……っっ!!!!!!
ギルドに行ってみたものの
俺の登録Sランク……っっ!!!???
ウソでしょウソでしょ挙動不審
握ったことは無くってよ
純血だからとギルマスが
くもり無きマナコで見てくるの
嫌よ嫌よと振り向けば
向かって左に女性剣士
パーティー一緒にど~ですか~?
すぐさまフラれて落ち込んで
泣く泣く酒飲むカウンター
酔っ払い戦士にからまれて
あわやっ!!ヤられるっ!!!思いきや
さっそう現る男前
あっさり魔術で片づけて
ケガはないかい?(男前)
ホレてしまうでしょーーーっっっ!!!!(心の僕の声)
なぜだかパーティー組むことに
つまりは純血ねらいなの?
その後仲間は見つからず
こいつと共に旅をする
とにかくコイツが強えぇ強えぇ…っっ!!
ひとりで全部倒しちまう
俺は剣を握るだけ
俺って本当はいらなくない?
けれどもコイツが言うんだよ
君がいるから強くなれるっ!!!!
俺の心に芽生えてく
まさかのBL…っっ!?初体験…っっ!?
だってホントにカッコイイんだも~ん♡♪
ヤベぇ…ヤベぇ…と、思いつつ
高鳴る鼓動
胸ドキドキ……
あっという間に魔王城
相も変わらずただひとり
コイツだけで倒してく
あっという間の玉座の間
魔王いきなりフルスロットル……っっ!!!!!
ドキドキ…相棒フルスロットル……っっ!!!!!
オーラは全開ふたりとも
ド肝を抜かれ腰ぬかす
ついでに足首捻挫する
押される相棒負けそうだ
叫ぶ相棒「強く握って……っっ!!!!!!」
握って?それは何のこと?
バカなオイラは分からない
相棒の手を握りしめ
違う違うと苦笑い
そうだよな…汗
と思いつつ
遠い目をしていると
「剣を握って…っっ!!」
と、初本気切れ
あわてて剣を握りしめ
光る相棒瞬く間
あの時出会った姫様に
激しい高鳴り胸おさえ
離れた片手にハッとする
いかん!!イカン!!!と、思いつつ
魔王強襲ピンチです
もう一度剣を強く握る…っ!!
握って握って握りまくる……っっ!!!!!!
姫様燃える黄金色…っっ!!!!!!
素手で一発っっっ!!!!!!!
ワンパンチ……っっ!!!!!!
魔王一発K.O.だぜ…っっ!!!!!!
沈んだ魔王が泡ふいて
俺は駆け寄る姫様に……っっ!!!!!
驚く姫様身をかわす
つまずき俺はアゴを打つ
笑顔ひきつる姫様が
オイラのアゴにヒーリング
しゃくれたアゴも治ってく
俺も晴れて男前
BL晴れて男前
魔王倒した姫様に
こっそりくっつき凱旋だ
伝説の剣は持っててと
なぜか姫様恥ずかし気
刀身自体が刀神で
それがつまり私なの
オイラは黙ってうなずいて
勢い余ってプロポーズ…っっ!!!!
うなずく姫様可愛いなあ……




