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あの日聞こえた風鈴

作者:なとせ
日々の喧騒に紛れ、仕事をこなすだけの毎日。

いつの頃からか、風の音も、人の声も、世界から消えてしまったように感じていた。

そんなある朝、夢の中でーー風鈴の音を聞いた。

胸の奥がざわついた。
あの音を、昔どこかで聞いたことがある気がする。
けれど、どこで聞いたかを思い出せない。
ただ、確かに風鈴が揺れていたーーそんな記憶だけが残っている。

気が付けば、電車に揺られ、ふとある無人駅で降りていた。
そこは地図にも記録にも残っていない、不思議な町。
人影もなく、時間さえ止まってしまったかのような静けさの中で、また風鈴が鳴った。

ーーこれは夢か、それとも記憶か

音に導かれるようにして、主人公はその町で、とある少女と出会う。
どこか懐かしくて、でも名前の思い出せない少女

風鈴の音が響くたび、少しずつ色と音を取り戻していくこの世界で、

主人公は忘れていた”何か”を探すべく記憶を旅し始めるーー。
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