1話 何気ない日常
自分のことで忙しく投稿が送れました...
投稿遅れて申し訳ありません(汗)
僕らは、何気ない日常を過ごしている。
そう、僕らは本当に何気ない日常を過ごしている。
だが今日、いや、今は違う。
たった今俺は凄く慌てている。それは大体5分前...
目覚ましのアラームが鳴り、そのアラームを止めるために起きる。そのルーティーンがたった今崩れた。
そう、俺は寝坊した。ギリギリのアラームのルーティンが崩れ、寝坊した。
そんな事を頭の中で、語りながら急いで準備をし、家を出る。
学校まで大体走って10分。
校門が閉まるのはあと15分後。予鈴が鳴るのがその10分前。急げば間に合う。
何もなければの話だが...
登校中漫画のような事が起こる。
突然目の前の曲がり角から、ジャムがべったり付いたパンを食べながら走って来るJKぽい服装の人が現れた。
だが、ぶつかってすぐ気づく。
顔に何かがのっている...
視界が見えない...
顔がベタつく...
その人(JKっぽい服装の人)は、キョロキョロしている。
何を探しているのだろうか...
そう考えているうちに俺は、一つの答えに辿りついた。
この人は、食べていたはずのパンを探し、そのパン(ジャムがべったり付いたパン)が自分の顔面に張り付いている。
納得しているうちに予鈴が鳴っている音が聞こえる。
目の前の人は、礼儀正しく
「ぶつかってしまい申し訳ありませんでした!」
と謝りキョロキョロしながら走って行った。
甘い。顔が甘い。だが急がなければならない。
俺は、パンがついたまま走った。(途中で落ちた。)
その場には、パンのみが残された...