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北朝鮮が攻めて来る、と信じている人は全て陰謀論者

 今から四十年以上前、私が高校生の頃、週刊プレイボーイに連載されていた「極道辻説法」を喜んで読んでいました。今東光という作家が人生相談をするというものです。内容が無茶苦茶なので気に入っていました。

 その出鱈目の中に、

 自衛隊がないのは、若い女がノーパンで夜道を歩くのと同じ

 というものがありました。(だから自衛隊は必要だという話です)

 ノーパンで歩くヤバい女に、誰も近づかないのでは

 が、普通の反応でしょうが、(自衛隊はいらないという結論になるのでは?)

 日本は若い女なのか?

 つまり、日本に軍事攻撃をして、占領し支配することで、国益を挙げることが出来るのか?

 私はこれに興味がありました。

 何故こんなことを書いているかというと、この今東光の妄言を知っている人がなろうの作者にいたからです。

 懐かしい

 という気持ちもありましたが、目が点になってしまい、

 何今頃書いてんの!

 という感情も湧きます。

 この当時も、

 ソ連が攻めて来る

 という夢物語を語る人がいないわけではなかったです。

 そういう人達は、ソ連が崩壊した時に、恥をさらしたはずなのに。

 まあ、あの時は、死人に鞭を打つような真似はしなかったですが。

 それが、北朝鮮のおかげで復活したようです。

 今も昔も、自衛隊が必要だと言う人がいて、その人達は

 どこかの国が攻めて来る

 と主張するわけですが、

 日本に勝った後

 の話をする人は一人もいないんですよね。

 中には、

 戦争は勝者なく大損だけを産み出す時代となった

 と書いているのに、

 もはや戦争が儲かるは幻想

 と書いているのに、攻めて来るのだそうで。

 こう書くと、過去には

 戦争が儲かった

 時代があったようなイメージを与えます。もちろん、中にはたまたまうまく行って、儲かった事例がないとは言えないと思いますが。

 もともと戦争は

 期待値が負

 ですよね。大量消費しているだけだから。それで儲けようなんて、競輪や競馬で稼ごうとする方がマシなんじゃないですか?

 もし、戦争が儲かった時代があったのなら、戦争に勝てば勝つほど有利になり、癌細胞のように増殖して、とっくの昔に世界征服していたんじゃないですか?

 もちろん私は陰謀論者なので、

 国益は関係無い

 んです。

 戦争は、負けても、儲からなくても良い

 んです。本当、陰謀論は便利ですよね。

 日本人は

 日清戦争に騙されている

 と思うんですよね。

 賠償金で八幡製鉄所ができた

 とか

 三国干渉で領土を返した

 とか、都合のいい話ばかりで、

 どれだけ日本人の負担になったか

 については、学校でも、全く触れないんですよね。

 現実には、日清戦争後も、

 日本人はどんどん貧乏

 になって、田畑を手放して、小作人になっていったんですけど。そうでなければ、第十七話の「右翼発祥の地」で書いた

 町一つ持っていても、地主としては第二グループ

 なんてことは、起こり得ないんですけど。

 戦争は勝てば良い

 と思っている人がたくさんいるんですよ。

 陰謀論者じゃない正統派の人達は本当に大変ですよね。

 都合の悪いことには全て蓋をして、嘘ばかり並べなければならない。

 どこかの国が攻めて来る

 と言っているのに、理由が説明できない。

 だいたい、日本人が、軍事力を使わすに経営して、一千兆円の借金ができちゃう国で、

 外国人が、莫大な軍事費使って、どうやって儲けるんですかね?

 このての話になると、必ず存在感がゼロになるアメリカ、アメリカはどうするんですか?

 アメリカは日本と戦争して勝ったんですよ!

 日本を占領していました。軍事力で支配していました。

 儲かるんなら、何故手放したんですかね?

 まあ、私は陰謀論者なので、国益は考えないんですけど。

 私が一番興味があるのは、一千兆円の借金です。

 もし、北朝鮮が攻めて来て、日本が占領されたら、日本人は、一千兆円の借金を

 払わなくていい

 んですがね?

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