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陰謀論的憲法観 (2)

 第二次世界大戦の目的の一つに、冷戦構造の確立というものがあります。もちろん、それ以外の目的もありますが、ここでは、触れないことにします。

 冷戦構造を確立させるためには、大きく言うと、二つのことが必要です。

 一つ目は、当たり前ですが、ソ連を中心とした共産勢力の拡大です。それも、軍事力によって、急激に拡大しなければなりません。

 共産主義の脅威

 というものは、本来、資本家だけが感じるもので、一般国民や、ましてや国が恐れるものではありません。

 共産化すれば、国有財産は増えるのですから、国益だけを考えるのなら、全ての国が共産主義国家になってしまいます。

 それを、一般国民にまで、脅威に感じでもらわなければならないわけですから、いろいろな仕掛けが必要です。平和的であってはいけないのです。

 私は、若い頃は、

 年収一千万もないのに、共産主義者じゃないのは、ただの

 馬鹿

 だと思っていました。今は、そういう遺伝子なんだと。損得で考えるのでなく、

 肌に合わない

 のだと。

 もちろん、私の周りにも、

 ソ連が攻めて来る

 とか言う人はいましたよ。でも、その人達は全員医学部に合格しているので、

 年収一千万のほうをクリアしているでしょう。

 中には、東大生で、共産主義にある程度理解を示しつつ、自民党を支持している人もいました。

 いくら東大生でも、そこまでは出世できないんじゃね?

 やっぱり、こいつ、アホかも?

 と、私は思っていました。

 戦後の日本は、第二次世界大戦の多額の戦費で、地主階級が没落してしまい、生き残っているのは、アメリカ無双をしている人達だけになってしまいました。

 日本を共産化しても、大損する人が極端に減ってしまったのです。それは、得をする人も減ったことを意味します。何事も、

 損をする人がいなければ、得をする人もいない

 のです。戦前なら、共産化すれば、地主達が農地を取り上げられてしまいますからね、きっと大損したでしょう。その分、小作人が共産主義を支持したはずです。戦後の農地解放は、

 日本の共産化を防ぐ

 という意味においても、良い政策です。

 共産圏の拡大という視点で第二次世界大戦を捉えると、

 ドイツが敗戦国に選ばれる

 のは、良いシナリオです。

 ヨーロッパは、エルベ川の東と西で別れて発展してきましたからね。エルベ川はドイツに流れる川です。

 北朝鮮なんかは、存在自体が出来レースです。

 日露戦争で朝鮮半島のロシア勢力を追い出そうと頑張った日本を負かしてしまえば、共産圏が拡大してしまうのは、中学生でも予想のつくことです。日本が敗戦国に選ばれたのも、シナリオ的には、当然です。

 アメリカは、日ソ中立条約の遵守をソ連に求め、適当なところで日本と講和してしまえばよかったんですよ。そうすれば、莫大な戦費を巡って、日本で内乱が起きます。使ったお金も、犠牲者も日露戦争の比ではないですからね、日比谷焼き打ち事件のような

 甘い

 ものでは済まないはずです。

 特に、特攻とかやっちゃてますからね、海軍上層部は生きていけなかったのでは。

 朝鮮半島を独立させてくれたのは、日本人にとっては、ラッキーだったですよね。朝鮮も台湾も戦前は赤字で、戦後の歴史を考えても、黒字にするのに相当時間がかかったと思われます。

 なにしろ、朝鮮がいたら、日本の医療や福祉が

 がたがた

 になってしまいます。私が今生きていられるのも、アメリカが朝鮮を独立させてくれたおかげです。その辺につきましては、「闘病生活入門」のほうに書いていくつもりです。医療の現場における外国人患者に関しても。

 もし、朝鮮が独立していなかったら、日本人は朝鮮人の医療費を負担することになります。韓国では、年金制度が遅れて、大問題になったようですが、独立していなければ、

 日本人のお金で老後が過ごせた

 のに。

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