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ポツダム宣言の謎

 私は、第二次世界大戦に興味を持ち、ネウヨの書いた文章をよく読んでいます。ネウヨを読むのは、ネットだと左翼系がほとんどないことと、左翼の考えは面白みがないからです。

 じゃあ、ネウヨと似たような思考をしているのかというと、意見は全く合いません。関心を持つポイントがズレているのです。

 そんな私が、東京裁判について違和感を感じていることの中から、ネウヨが取り上げてくれないことについて書いてみたいと思います。

 では、時系列的にポツダム宣言から。

 ポツダム宣言の中に、

 戦争犯罪人を裁判にかける

 というのがあります。

 もう、これだけで違和感爆発ですよね。

 戦争犯罪人を裁判にかける、って、

 もう容疑者の身柄を拘束したんですか?

 証拠を確保したんですか?

 ポツダム宣言って、日本の降伏の前ですよね。まだ、現場検証すらなされていないのもありますよね。

 この段階で裁判を宣言するって、

 証拠隠滅をしろ

 と、日本に言ってる、としか、思えないんですけど。

 実際に、8月15日の玉音放送の後、日本中で証拠隠滅が行われたそうです。

 もちろん、これは最低の行為です。

 アメリカ人に出来ないようにする、ということは、

 日本人も、 

 敗戦の原因究明や

 責任追及が

 出来なくなることですからね。

 しかも、この当時の人達は、戦地に行ったり、勤労動員で工場に行ったり、何百万の人達が、非日常的生活を送っていたのです。その人達に、早く元の生活に戻ってもらうためにも、正確な記録が必要です。

 年金などのお金をもらうためにも、証拠がなくては。

 実際は、

 私が子供の頃、

 戦地から帰ってきたら、死んだことになっていて、奥さんが別の男と結婚していた、というドラマが放送されていたり、

 帰還命令が無いので、二十年以上も戦地で戦い続けていた兵士が帰って来たり、

 していました。

 何しろ、日本は何人死んだのかも、把握出来ていなかったのですから。

 でも、

 でもですよ。

 戦争で負けたうえに、戦争犯罪人を裁判にかけると宣言されては、

 アメリカに好き勝手やらしてたまるか!

 と、なって、私でも、証拠隠滅やっちゃったんじゃないかと思うんですよね。

 ただ、当時の人達がポツダム宣言の内容を知っていたか、となると。

 公に出来ないことがあるので、書類を焼却していたら、ラッキーにもアメリカさんが助け舟を出してくれて、渡りに舟しちゃった、て、とこですかね。

 こんなことを考えているのも、私の一族に戦争犯罪人がいるからです。

 巣鴨プリズンにぶち込まれていました。

 その人は、新聞に発表されて初めて、自分が戦争犯罪の容疑者であることを知ったそうです。

 身柄を確保とか、そういうレベルじゃなくて、捜査さえも、されていなかったのです。

 発表から半年経っても、放置されたまま。

 その時に、私の祖母が逃亡を勧めたそうです。

 逃亡と、いっても、 

 地元の北海道に帰っただけ、

 医者の仕事をしなかっただけ、

 さすがに、本名が書いてある医師免許は、使わなかったようです。

 でも、追っ手が来るどころか、何の動きもないので、逃亡生活に疲れてしまい、家族の元へ戻ってしまいました。

 GHQのお膝元の東京で、本名を看板に出して、開業医をしていれば、いくらなんでも、捕まりますよね。

 結局、逮捕されたのは、新聞発表の三年後でした。

 じゃあ、何で新聞発表したの?

 不自然過ぎますよね。

 ちなみに、逮捕したのは、GHQではありません。日本の警察です。

 取り調べも。日本人です。

 逮捕されてから、捜査が始まったのです。

 

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