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2日目「確認」

「んあ・・・もう朝か・・・」

正樹はソファの上で目を覚ました。

外にはゾンビが相変わらず蠢いているのだろう、唸り声や家の壁をひっかく音が聞こえてきた。

「このままじゃ窓から奴らが入ってくるな・・・むしろよく寝てる間に破られなかったよ・・・」

そう言って正樹はソファから起き上がり窓の方を見に行った。


正樹は立ち上がり窓を確認する。

やはり窓の外にはゾンビ達が群がっている。中には窓を弱くだが叩いている者もいた。

「やっぱりか・・・ここを何かで塞がないとヤバそうだ。」

その後、正樹は他の窓を確認したが、どこも同じ状況だった。


「このままだと間違いなく窓が破られるな。取り敢えず一階の窓に何か打ち付けて塞ぎたいけど・・・」

そう言って正樹は木材を一応探して見たが、ここは普通の一軒家、一階の窓を全て塞げるような木材や工具などがほとんど無く、見つかったものはハンマーと電動ノコギリだけだった。

「まあ木材は無いだろうなとは思ってたけど・・・電動ノコギリが見つかったのは嬉しいな。これでゾンビを倒せたら楽なんだけど。」

そして正樹はコンセントにケーブルを繋ぎ、電動ノコギリのスイッチを入れた。

やはり、動かない。

「電気は来てないか・・・ってことは、水やガスも使えないのか?」

正樹は水道やガスが使えるか調べる事にした。


結果は、勿論駄目だった。

「水は1.5Lのペットボトルが何本かあるからいいけど・・・電気とガスが使えないのは痛いな。」

こんなことをしている間にも時間は過ぎていく。

ふと正樹が付けていた腕時計を確認するともうお昼になりそうだった。

「もうこんな時間か・・・取り敢えず飯でも食うか。ついでに使えそうなものでも確認しよう。」

そう言って正樹はキッチンへ向かった。


「よし、まあ使えそうなものはこれくらいか。」

正樹はキッチンからトイレまでくまなく探して使えそうな物を取ってきた。

使えそうな物の内訳は、


・大きめのリュック

・出刃包丁

・スマホ(充電は満タン)

・筆記用具やメモ帳

・乾パンなどの保存食(大体7日分くらい)

・水(20L)

・さっき見つけたハンマーと電動ノコギリ

・救急キット


である。

「あんま使えそうな物は無かったな・・・まあ食料はまだ持ちそうだし大丈夫か。」

正樹はそう言って昼ごはんとして乾パンを食べた。



「ふーう。割と腹一杯になるな。さて、取り敢えず当面の目標を立てなきゃな。」

正樹はさっき見つけた紙とペンを取り出し、そこに目標を書く事にした。

「取り敢えず窓を塞ぎたいな・・・危ないけど外に出てホームセンターにでも行くか・・・。」

「他には・・・食料と水だな。これはデパートに行けばなんとかなりそうだ。」

「最後に・・・電気だな。発電機をどっかから持ってこなきゃ。」


正樹が試行錯誤して考えた結果、目標は

「生きる」

となった。

「うん。シンプルでいい言葉だ。きっと救助が来るはずだから、それまで生き残ってやる!」

そう正樹は決意した。


「って、こんなことしてる間に夜だな。今日は寝ないで窓が割れないか見張ってるか。」

正樹が窓をちまちま確認している内に、夜はどんどん更けていった・・・

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