一話 異世界転送冒険開始!!
はい!初心者です!事前に報告しときます!
とりあえず頑張ったので楽しく読んで貰えると嬉しいです。
「あああああああ!アカハックされたああああああ!」
そんな声がカップ麺のゴミなど素晴らしいほど散らかった部屋に響く。
俺の名前は小林 太一16歳の自宅警備という仕事をしている者だ。
現在、ゲームのアカウントがハッキングされたため絶望している所だ。
パソコンの画面には『現在このアカウントはログインされています』との表示が出ている。
「クッソ!せっかくこの前強い武器手に入ったってのに!」
そう言いパソコンの電源を落とす。
「辞めた辞めた、こんなゲーム、現実じゃあるまいし、あーあーこの世界がRPGみたいだったらな~」
そう呟いた瞬間頭に女の子の微笑するような声が響いた。
(じゃあ現実がそんなゲームみたいな世界だったらどうする?)
その声が聞こえなくなったのと同時に、部屋の電気が消え、少しの間地震があった後、何もなかったかのように地震が止まった、しかし電気はつかないままだ。
すると鍵を閉めていたはずのドアが開く。
そこには12歳ぐらいだろうか、身長が低い少女が立っていた。
「やあ、キミが僕の冒険仲間かい?」
冒険仲間?何いってんだコイツ、っていうかどうやって入ってきた!
「え...えーとお前は誰だ?」
「あ、自己紹介が遅れていたね、僕はリオ クラーテ、キミの冒険仲間さ」
聞いたことのない名前だ、外からは大勢の人の声が聞こえる。....ん?大勢?ここは住宅街だからあまり人がいないはずなんだけど...
恐る恐るカーテンを開けて見てみる、そこにはまるでRPGの街のような光景が広がっていた。
まて、まてまてまて、俺、16歳、童貞、ニート、ゲームのデータが消えたショックでおかしくなったのか!
もう一度外をを見てみる、やっぱりRPGだ!
「ねえねえ、どうしたの?」
そう言いリオという少女は俺の体を揺らしている。
「どうしたの?じゃねぇ、おい何なんだここはどうなってんだ!この家は!」
「ん?何で?この世界に行きたいって言ったのはキミだよ?」
「え?えーと...そんなこと言ったっけ?」
その時頭に部屋で聞こえた声が一瞬ように思い出す。たしかその前に...
「言った...確かに言った...そうだ、言ったんだよ!」
「でしょ?言ったんだよ、だから人生で一回しか使えない召喚魔法で呼び出してあげたんだよ」
何でそんな魔法が存在するんだよ!
「で、その冒険仲間ってなに?」
「あ、ああ忘れた、冒険仲間ってのは文字通り冒険する仲間だよ、ここはまさにRPGの世界、魔王がいて現在世界の4分の1が魔王に支配されてるとーってもピンチな世界、そんな世界を救うべく設立されたのが冒険者ってわけ」
「へぇ~まあ、何となく分かった、ほとんど聞いてなかったけど、とりあえずお前と一緒に魔王軍を減らしてけって事だな?」
(楽しそうだしこのまま異世界に住むのもいいかな?)
と思ってしまった、そう、思ってしまったのだ。
「うん、まあそーいうことかな?とりあえずこれからよろしくね、えーっとまだ名前聞いてなかった」
「太一、小林 太一これからよろしくな、リオ」
「うん、これからよろしくね、タイチ」
そんなこんなで急な俺の異世界への引っ越しが終わり、魔王を倒すことになった。
どうでしたか?初心者の頑張った結果、次回の更新は作者多忙のためしばらくたちそうです。読んでいただきありがとうございました。