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魔法少女ガラミン  作者: からっかす
4話 神石
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テスト初日

 朋は教室につき、自分の机で必死にノートを見ている。

 そこに佐藤 絵里がやって来る。

 「お、ちびっ子。一生懸命やってるな。偉い。偉い。」

 そういって、朋の頭を撫でる。

 「あうー。昨日、あの後、全然出来なかったの。今頑張ってる処だから」

 「お、早くも赤点決定か?」

 「それを言わないでぇえ。」



 テストがはじまる。

 朋の教室の1時間目は現代社会だった。

 先生が適当にテストを作った様で、この意味を文章で説明せよのオンパレードだった。

 何とか、暗記したことが出てたので、半分ぐらいはかけたが、

残り半分はまったく手が出なかった。



 美由の教室の1時間目は数学だった。

 基本レベルの問題が3問で、1問応用レベルが入っていた。

 大学進学が目的の学校なので、先生の意図は分かるが、赤点回避のための簡単な計算問題や基礎レベルの文章題とかが入ってない。

 これは、赤点になる人、結構いるだろうなと問題を解いていて美由は思った。

 とにかく時間が足りないので、余計な事を考えず必死に解くことに専念した。


 基礎問題にも苦戦したが、応用問題は解き方が見つからず無駄に時間が過ぎていく。ある時、二つの基本的な解き方を組み合わせないといけないと気づき、何とか解き終わる事が出来たが、最後の問題を解いていた途中で時間が無くなる。

 

 美由は学年女子の中で3位だが、それはあくまで、体育や美術、家庭科、情報なども含めた総合であって、受験に必要なものだけでいうと5位だった。

 須王寺(すのうじ)麗奈も学年女子では2位だが、受験だけに絞ると3位である。

 この二人はあくまで、マルチに点を取るため、総合が高くなるのだ。


 ちなみに、二番目の派閥の長は受験だけでみると7位だし、3番目の片奈は9位であった。

 

 美由は今回のテストはかなり順位を落とすだろうと考えていてた。

 2年までは、基礎基本を重視する美由にとっては、都合の良い問題が多かったが、今回のテストは明らかに受験を意識した内容になっており、かなり、難しくなっている。

 

 そんなこんなで、テスト初日が終わる。

 

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