表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
268/270

ラブホテルのシスター

 海沿いにあるラブホテルの一室で、シスターと宮崎はキングサイズのベッドの上で寝ていた。

 二人とも裸で、お互いを見合う様に横になり、おでこをつけて寝ていた。二人を包む様にかけられたシーツの盛り上がりを見るに二人は手を握っている様だった。

 服の上からでは細身に感じられた二人であったが、両方とも脂肪が極端に少なく、盛り上がった筋肉がついたボディービルダー的な体をしており、肩幅ががっちりしていた。高い身長と、服の作りが細身と錯覚させているのだろう。


 

 二人は同時に目を覚ます。

 シスターは握っていた手を放し、宮崎のほほを撫でる。

 「さすがは、宮崎兄弟やな。」

 甘く小さな声で、子供に語りかける様に、シスターはそう言った。

 「そんな、シスターに比べれば・・・。。」

 「そないな事は無いって、ウチが夢の中であそこまでのHが出来る様になるまで、もっと、時間がかかったわ。」

 「シスターの導きが良いからですよ。」

 「そう言われると嬉しいなぁあ。でもな、宮崎兄弟のHに対する情熱があってやこそや。ウチは今ではこうやけど、はじめの頃はHが嫌いでな。中々できんかったんよ。」

 「意外です。」

 「ウチかて、純情な頃があったんやで、あの頃のHへの嫌悪感のせいで、何年か無駄にしてしもうたわ。正直、後悔してる。あの嫌悪感を早く捨てられれば、もっと、若い頃から神の教えを広められたのにとな。」

 「神の力に目覚めるには、あの世界で修行するしか無いですからね。」

 「そうや。と、言うわけで、もう一ラウンドや。」

 そう言って、シスターは宮崎の顔を両手で抱き寄せ、キスをした後、二人は眠りについた。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ