表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
208/270

傷だらけの黒猫

 三本の巨大な水道管が置かれた空き地があった。

 多くのの猫が放置された水道管の周りに集まり、その中心に、ふとっちょの三毛猫と傷だらけの黒猫がいた。

 「クロよ。おみゃあさんの全ての役職を解き、一番下に降格するだあよ。」

 三毛猫はそう言う。

 「了解しました。」

 黒猫はそう言った。

 「話は以上だで、わしはこのまま帰るだあで。」

 そういって、三毛猫は水道菅を降り空き地の外へと向かっていく。

 黒猫も空き地を去ろうと歩き始めると、近くにいた猫に殴られる。

 「お前一番格下になったくせに、俺たちに挨拶も無しか?」

 「申し訳ございません。これからよろしくお願いいたします。」

 今度は他の猫からお腹に攻撃を食らう。

 「なんでしょうか?」

 殴った猫を見て、傷だらけの猫は下手のそう言った。

 「前からお前が気に入らなかったのよ。これ以上生意気な口が聞けない様に体に言い聞かせてやるよ。」

 

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ