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夜の畑を見ながら、黒猫と話す美由

 夜の畑を見ながら、黒猫と話す美由。

 「最近、魔法少女様が退魔師と関わっておられるので、蛙主様たちが登場できないじゃないですか。」

 「そう言う事は、先の展開を全く決めずに神園さんを出した作者に言って下さい。」

 「この作者。本当に先の展開決めてませんからねぇえ。今まで蛙主様やウサギ主様がいたので、男を出す必要が無かったというか、世界観が破綻するのが分かっていたので人間の男を出すのを避けていたのに、彼等がでられない状況なので、近藤先生や真田さんを出さざるを得なく。」

 「近藤先生?誰ですか?」

 「そのうち分かるんじゃないんですかね?作者は扱いにくいので、いなかった様に扱いたいみたいですけど。」

 「だったら、登場させなきゃいいじゃないですか。」

 「それは、ごもっとな意見なのですが、ほら、恋愛を臭わせれば人気が出るじゃないですか。」

 「人気とりのために誰かに恋愛させるんですか?」

 「何せ、今連載している処で、ロボット制限が入った後から週ユニークで250を超えた事がありませんし、一年の休載以後は週ユニークで160超えてませんからねぇえ。それに、ちゃんと連載している魔法少女モノ中で最も人気が低い作品ですので、作者がテコ入れとしようと、一瞬血迷ったんですよ。」

 「それで恋に落ちるのは嫌ですねぇえ。 と、言う事は誰か恋に落ちるんですかね?」

 「さあ。もしかしたら魔法少女様かもしれませんよ。」

 「ああ、恋愛良いですね。大学受験に支障が出ない程度であればですが。」

 「既に、今現在、退魔師関連で支障が出てますけどね。」

 「それは言わないで下さい。でも、恋愛に割く時間は私はとれそうにないですねぇえ。」

 「話の展開が、今以上にやっかいになりますしねぇえ。」

 「個人的にですが、魔法少女の設定を臭わす展開をして軸をしっかりとすれば人気が出るのではないかと。」

 「魔法少女の設定が何も決まって無いのもありますが、魔法少女の設定を臭わす展開をすると、設定上もう一人の魔法少女様が消滅しかねませんからねぇえ。」

 「ああ、それは駄目ですね。」

 「人気を集めるんなら、エロと残酷シーンを増やすという手も。」

 「どっちも嫌ですねぇえ。女の子に一生残る傷とか付ける事になりますし。」

 「まあ、ケガぐらいならいいですけど、腕や足、目を失ったりとか、下手すれば死人が出るかもしれませんね。」 

 「そうならないように努力してみます。」

 「それにあなたの卒業まで、まだ半年以上ありますし。もう一人の方にいたっては2年半もありますからねぇえ。お茶を濁す展開なのはしかたないかと。」

 「ここしばらく、魔法少女自体全く出て来てませんからねぇえ。」

 「まあ、退魔師を出したので、しかたないというのもあるんですけど。それに今の処、魔法少女になって敵を倒し続けないとじり貧になるとかいう設定はありませんし。この第9話冒頭部分書いている時は、一ヶ月飛ばして、退魔師は無かった事にしようとかしてましたし。」

 「ピアノの練習のシーンと、突然の人物紹介ですね。」

 「まあ、一ヶ月飛ばしたかった本当の理由は雨のシーンを書くのが面倒だから、梅雨開けにもっていきたいだけなんですけどね。」

 「何か、夏は夏で、暑さを表現するのが面倒とか言い出しそうな理由ですね。」

 


 傷だらけの黒猫は家の方を見る。

 「処で、あの退魔師さん達は何をやられているのでしょうか?」

 「ああ、あの家に悪霊さんが住んでいるらしく、その悪霊さんをペットにするそうですよ。」

 「なるほど。でも、確か、あの方は、大きな黒犬を飼っておられた様な。」

 「今の説明で納得できるんですか?言っている私ですら、納得してないんですけど。」

 「まあ、私どもの知識の中には無いのですが、魔法少女様がそうおっしゃるなら、そうなんでしょうと。」

 「そうですか・・。まあ、話半分で聞いてて下さい。」

 「そうしときます。」

 「ところで、ここにいるという悪霊について知ってますか?」

 「それは、まあ、知っておりますが。」

 「どうして悪霊化したんですか?。何でも一年前ほどに首つりがあったとかで。」

 「ええと、どう説明すれば良いですかね?ちょっと、事情が複雑なので。」

 「はぁあ・・。」

 「ひとまず、あの家には2体の悪霊がいるんですよ。」

 「ああ。何かそんな感じでした。2体がケンカしているみたな・・・。」

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