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魔法少女ガラミン  作者: からっかす
2話 猫たち
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眠たい朋。

 朋は家に帰ってきていた。まだ、朋以外の家族は帰って来ていない。

 今日はいろいろな事がいっぱいあり、下校中から朋は眠たくなっていた。畳の上に倒れて、(まぶた)を閉じ、横になって、体を猫の様に丸めて寝始めた。

 夜になり、買い物袋を両手に抱えた母親が帰ってきて、家の電気を()ける。制服のままで猫様に幸せそうに寝ている朋を発見した。

 母親は買い物袋を机に置き、朋をゆする。すると、朋は目を開け、母親を見る。

 「ああ、ママ。」

 「もう、この子ったら、服も着替えないで。」

 朋は上半身を起こし、目をこする。

 「だって、眠たかったんだもん。」

 「ほら、立った、立った。服を着替えて、お風呂入れなさい。」

 「はーい」

 朋は立ち上がり、お風呂場へと向かった。お風呂の栓を締め、蛇口をひねった後、自分の服が入っているタンス棚に行き、服を取り出す。

 「ママ。お風呂にすぐ入るから、その時、着替えるよー。」

 「はいはい、わかった。わかった。」

 母親はご飯作りで急がしそうだった。


 朋はお風呂に入り、部屋着に着替え、母親と一緒にご飯を食べる。

 「お父さん、今日は遅いね。」

 「電話で、残業で遅くなると言ってたわよ。」

 「へぇえ。大変だね。」

 「そうそう、朋ちゃん。ご飯食べたら、ゴミ袋をコンビニに買いに行ってくれる?明日ゴミ出しの日でしょ。」

 「えぇええ。私、眠い。」

 「だったら、朋ちゃんがお茶碗洗って、洗濯物畳む?」

 「うー。だったら、行ってくる。」


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